いまさら人に聞けない「インスタ映え」の意味とは?「インスタ映え」の使い方とは?この記事では、「インスタ映え」の読み方から意味、写真のキレイな撮り方、思わずカメラに収めたくなっちゃうおしゃれスポットまでトコトンご紹介。これであなたも「インスタ映え」名人!
「最近、おしゃれなお店でインスタ映えするようなスイーツを食べてきたよ!」「この前行ってきたアウトレットで、インスタ映えするような洋服見つけちゃったよ!」
最近何かとよく耳にする「インスタ映え」。若い世代を中心によく使われる言葉ですが、その正しい意味を皆さんはご存知でしょうか?
「最近流行っている言葉なのは知っているけど、意味はよく知らない…」「急に巷で出回りだした言葉だから、正直読み方もあやふや…」
去年2017年に、「忖度」に並んで流行語大賞に輝いた「インスタ映え」。そんな誰もが知っている「インスタ映え」の意味なんて(ましてや読み方なんて)、いまさら人には聞けないですよね。
この記事でコッソリと、「インスタ映え」の読み方や意味などの基礎知識、「インスタ映え」の使いこなし方まで勉強してみましょう。
まずは絶対に間違えられない「インスタ映え」の読み方から。「インスタばえ」と読みます。読み方を間違えたら、いよいよ「時代遅れ」と言われてしまいますのでご注意を…「インスタ」とは、若者を中心に人気のスマホアプリ、「インスタグラム」の略称です。
インスタグラムとは、無料の写真共有アプリです。スマホのカメラで撮った写真を投稿して、自分のお気に入りの写真を、さまざまな人と見せ合うことができます。
「インスタ映え」という言葉が流行った背景には、若者を中心としたインスタグラムの普及・流行があります。
インスタグラムは、2010年の10月にリリースされ、同年12月には既に登録ユーザーが100万人を突破しています。2011年9月にユーザー数1000万人を達成。2016年6月にはなんと、5億人を突破しているようです。
日本では、2014年にインスタグラムの日本語版アカウントが開設され、2015年8月でユーザー数は810万人、2017年10月時点で2000万人に達しています。
また、インスタグラムなどのSNSの普及に伴い、写真を手軽に加工できる加工アプリも広まりました。
誰でも簡単に、写真を自分好みに加工し、特徴ある写真を思い思いに拡散できる時代になったのです。こうした流れの中で、インスタグラムを使いこなすおしゃれ女子達の間から「インスタ映え」という言葉も生まれました。
前置きが長くなりましたが、「インスタ映え」とは主に、「インスタグラムで映える写真」、インスタグラムに投稿したくなるほど見栄えが良い写真」を指します。
また、実際にインスタグラムに投稿されていない写真であっても、それが多くの人の関心を引くようなものであれば、「インスタ映え」と呼ぶことがあります。元は地味で、面白みのない写真でも、加工で「インスタ映え」に変えてしまう場合もあります。
「見栄えが良い写真」「面白い写真」「多くの人から評価されるような写真」はすべて「インスタ映え」です。
ちなみに、「インスタ映え」と親戚の言葉で「SNS映え」というものがあります。読み方は「エスエヌエスばえ」です。意味は「インスタ映え」と同様、SNSで話題に上りそうな惹きつけられる写真のことを指します。
「インスタ映え」も「SNS映え」も、現代人なら知っていて当然のワードですので、是非ここで覚えておきましょう。
それでは具体的に、どのような写真が「インスタ映え」「SNS映え」するのでしょうか。見ていて楽しくなってくる写真、癒される写真。思わず見とれてしまうほど美しい写真など、「インスタ映え」の基準は実にさまざまです。一つずつご紹介します。
ペットやお花など、可愛くて癒される写真はインスタグラムでも女子を中心に人気があります。また、花火や虹といった、人の目を惹きつけるようなカラフルな写真も同様に人気が高いです。
可愛い写真、カラフルな写真は一般的に「インスタ映え」「SNS映え」といってよいでしょう。
現在出回っている写真加工アプリにも、元の写真をより可愛く、よりカラフルに見せる機能がたくさん入っています。写真を可愛く撮るための小ワザも、いろいろな雑誌やサイトで見かけるようになりました。
可愛い写真の撮り方も、イマドキの女子達の女子力の一部と考えられているのでしょう。インスタグラムで高い評価を得ているユーザーの多くは、こうした可愛げのある写真、ポップで楽しい写真を撮ることに長けています。
有名なインスタグラマー(日常的にインスタグラムを使う人のこと)の写真を見ると、「インスタ映え」の意味がよくわかるかもしれません。
70万人ものフォロワーを抱える大物インスタグラマー、ひかる(@cho_so_)さんは、息子の「そうくん」の写真を中心に、母親であるひかるさんの目線で、毎日の子育ての様子をアップしています。
可愛い子供の写真は、まさに「インスタ映え」。さらに写真から伝わってくる子育てへの熱い思いが、育児を頑張るママを中心に支持を集めています。
2500万人ものフォロワーを抱えるShinjiro Ono(@marutaro)さんは、愛犬の柴犬「まる」の写真を定期的に投稿しているインスタグラマーです。
その人気ぶりは凄まじく、不動産会社のCMの起用や、「まる」のポストカード、写真集が出るほどだとか。可愛い動物、ペットは間違いなく「インスタ映え」します。
旅行やレジャーに写真はつきものでしょう。滅多に行かない観光地で絶景をカメラに収める興奮は、遠出の楽しみの一つです。インスタグラムには、そうした日本各地、世界各地の名所、絶景を収めた写真がたくさん投稿されています。
美しい自然、世界の特徴的な街並み、古代の遺跡に至るまで、カメラに収めたくなる絶景はすべて「インスタ映え」「SNS映え」なのです。
「浮遊写真」の第一人者として有名なHalno Kujiraoka(@halno)さんは、ホウキにまたがって空を飛んでいるかのような不思議な写真を世界各地で撮影しているインスタグラマーです。その独特な世界観で、国内外から人気を集めています。
このように、写真の加工や撮り方にこだわったパフォーマンスも、「インスタ映え」と言えるでしょう。
詩歩(@shih0107)さんは、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景シリーズ」という題で世界の絶景スポットを定期的に投稿する「旅女子」インスタグラマーです。
その写真のインパクトから、旅行業界やクルマ業界などで数多くの企業とのタイアップ経験を持っているそうです。「インスタ映え」がビジネスチャンスを招いたのですね。
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