皆さんはiPhoneやiPadでOfficeが無料、もしくは有料で利用できるようになったことをご存知でしょうか?驚きですよね!そこで今回はiPhoneやiPadのOfficeの無料版と有料版の違いや差を比較していきたいと思います。
iPhoneやiPadで今では利用できるようになったのがMicrosoftが提供しているサービスの一つでもあるOfficeソフト。もちろん皆さんもご存知だと思いますが、このOfficeソフトにはExcel、Word、PowerPointといったビジネスに役立つものも。
しかし、Microsoftが提供しているOffice(Excel、Word、PowerPoint)にも有料で使えるものと無料で使えるものがあり、差というものももちろんあります。一体、有料版と無料版の差は何なのでしょうか?
そこでここではiPhone・iPadのOfficeの無料版と有料版の違いについて見ていきたいと思います。
なぜ、Microsoftが提供しているOfficeに無料版と有料版があるのかというと、それには画面のサイズというのが大きく関係しているのです。Microsoftが提供しているOfficeを利用するデバイスによって無料なのか有料なのかというのが変わります。
一体どういうことなのかというと近年ではiPad Proというものが発売されました。iPad Proの画面サイズは10.1インチとかなり大きめです。タブレットもiPhoneも少し大きめになっておりこのままではパソコンと変わらないのでは?とMicrosoftが思ったのか…。
画面サイズが10.1のものに関しては有料でMicrosoftが提供しているOfficeを使うことができるのです。
わかりやすくOfficeが使えるiPadのサイズを表にまとめてみました。
発売日 | 画面サイズ | ファイル編集 | ||
Office 365 無し |
Office 365 有り |
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12.9インチiPad Pro | 2018年11月 | 12.9インチ | × | 〇 |
11インチiPad Pro | 11インチ | |||
iPad Air | 2019年3月 | 10.5インチ | ||
iPad (第6世代) | 2018年3月 | 9.7インチ | △ (非商用利用のみ、 機能制限あり) |
|
iPad mini | 2019年3月 | 7.9インチ |
さてここではMicrosoftが提供しているOfficeの中でもWordについてご紹介したいと思います。ここで紹介する項目はプレミアム会員、つまり有料になった方が使える機能でもあります。
有料版と無料版の差を比較するためにここでは有料で何ができるのかをご紹介したいと思います。逆にこのWordの有料ならばできることを見れば他はOffice365で使っているものなので有料版と無料版の違いを比較することができるはずです。
Wordの有料版で使うことのできるセクション区切りは、文書の一部のレイアウトや書式を変更するときに使います。iOS版のWordを使って特定のセクションだけ別指定できる書式は以下の通りです。
セクション区切りを挿入して改ページを行い、次のページの先頭から次のセクションを開始します。次のページから用紙サイズをA4からA3に変更したいときなどに利用します。現在の位置から開始しセクション区切りを挿入します。
さらに改ページを挿入せずに新しいセクションを開始します。段組みレイアウトなど、ページの途中で異なるページ設定を指定したい場合に利用します。また段組みの高さをそろえたい場合、段組みの最後にカーソルを移動してこの設定を行います。
MicrosoftのiPhone版などでは有料と無料の違いはここにも表れています。Wordで段組みにしたい部分を選択して段組みを設定すると、その部分だけ独立したセクションになります。
文章の途中で段組みを設定した後、段組み前が1セクション目、段組み内は2セクション目とWord側で認識され、段組みセクションが終わったら3セクション目、ということになるわけです。
Wordの有料版と無料版の違いはヘッダーやフッターのカスタマイズができるかどうかにも差があります。表紙ページが含まれたドキュメントでは、最初のページにはヘッダーとフッターの設定を別にしたい場合、iPhoneやiPod画面右上の『編集』をタップします。
そして『挿入』メニューの『ヘッダーとフッター』から『先頭ページのみ別指定』のスイッチをオンにします。
Wordの無料版では既定でページの向きが縦向きになっています。横書きにするには画面右上の『編集』をタップして『レイアウト』メニューを開き、『印刷の向き』一覧から『横』を選択します。
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