本記事では、iPad・iPad miniにおける、キーボードや文字入力の設定を切り替える方法について説明します。切り替える方法だけでなく、分割や、新しいキーボードの追加や削除、並び替えについても説明します。フリック入力や片手入力についても説明します。
iOS11以降では、デバイスに内蔵されているキーボードをどのアプリケーションでも使えるようになりました。各種キーボードを切り替えたり、片手用キーボードに切り替えたり、他社製のキーボードを使うこともできます。
ここでは、iPadやiPad miniについての設定可能なキーボードの種類について説明します。
iPadやiPad miniについての初期設定では、「日本語かな」、「日本語ローマ字」、「English(US)」、「絵文字」の4種類のキーボードから選択できます。
かな文字で文字入力できる日本語キーボードです。一見、使いにくそうなイメージですが、これは、後に説明するフリック入力で必要な入力種類となります。
ローマ字で文字入力できる日本語キーボードです。英字への切り替えは「abc」キーをタップします。数字及び記号への切り替えは「123」キーをタップします。
英字が文字入力できる英語キーボードです。「↑」キーを1回タップ:1文字だけ大文字が入力されます。「↑」キーを2回タップすると、ずっと大文字入力モードとなります。もう一度「↑」キーをタップすると、小文字に戻ります。
絵文字が文字入力できる絵文字キーボードです。下部のカテゴリを切り替えることにより、様々な種類の絵文字を入力可能となります。
ここでは、iPadやiPad miniにおける、キーボード/文字入力設定を切り替える方法について説明します。切り替える方法は、2通りあります。言語キーをタップする方法と、ロングタップ&スライドによる方法になります。
まず、「言語」キーをタップしてキーボードを切り替える手順について説明します。iPadやiPad miniのキーボードが表示されている状態で、言語キーをタップするとキーボードが切り替わります。
次に、「言語」キーをロングタップ&スライドでキーボードを切り替える手順について説明します。言語キーをロングタップ(長押し)すると、キーボードの種類一覧が表示されますので、そのままスライドして選択します。
「言語」キータップによる切り替えと異なり、一度の作業で切り替えが可能になります。そのため、iPadやiPad miniのキーボードを多く有効にしている場合、効率的に切り替えることができます。
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