「7pay」サービスを9月末に終了!会見で発表!

スマホ決済サービス「7pay(セブンペイ)」の一部アカウントに不正アクセスが発生した事案を受け9月末にて「7pay」のサービスを終了すると発表しました。「7pay(セブンペイ)」の不正アクセス発生経緯から8月末のサービス終了に至るまでわかりやすくご説明します。

目次

  1. 1セブン&アイ・ホールディングスが7payのサービスを終了
  2. 27payのサービスを終了するに至った不正アクセスの経緯について
  3. 不正アクセスが行われた手口について
  4. 「7pay」の不正アクセスが発生した事案の原因について
  5. 3「7pay」の一部アカウントに不正アクセスでの被害について
  6. 4「セキュリティ対策プロジェクト」にてユーザーのパスワード一斉リセットを実施
  7. 5不正アクセスの現在の被害状況と今後の対応は?
  8. クレジットカードの不正利用の被害にあったユーザーへの対応として引き落としを停止する措置を実施
  9. 9月末の「7Pay」サービス終了に伴い未使用の「7Pay」チャージ残高は返金される
  10. 6「7pay(セブンペイ)」8月末のサービス終了をうけユーザーの反応は
  11. 7株式会社セブン&アイ・ホールディングス は
  12. 合わせて読みたい!セブンイレブンに関する記事一覧

セブン&アイ・ホールディングスが7payのサービスを終了

セブン&アイ・ホールディングスが「7pay」の一部アカウントに不正アクセスが発生した事案を受け、2019年9月末日24時をもって「7pay」のサービスを終了することを会見にて発表しました。

セブン&アイ・ホールディングスが提供を開始した「7pay」は、7月1日、「セブンイレブン」アプリ内に搭載される形でサービス提供が始まったばかりです。

サービス開始の翌日に一部ユーザーから「見に覚えのない取引があった」といった問い合わせが多数あり、開始3日目の7月3日に不正利用が発覚する事態となってしまいました。

セブン&アイ・ホールディングスでは、開始からわずか3日目の7月3日、クレジット/デビットカードのチャージ利用について停止を行いました。

続いて、翌日4日には店舗レジおよびセブン銀行ATからのチャージ利用や新規会員登録についても停止を行っています。

第2弾・LINE Pay/メルペイ/PayPay合同キャンペーン!8月からセブンで!
セブンイレブンは、LINE Pay・メルペイ・PayPayの3社合同キャンペーンの第2弾が8...
【au WALLET】セブンイレブンでの使い方を詳しく紹介!
au ウォレットはセブンイレブンで使えるのです。au ウォレットの使い方やセブンイレブンでど...

7payのサービスを終了するに至った不正アクセスの経緯について

2019年9月末日24時をもって「7pay」のサービスを終了すると会見にて発表するに至った不正アクセスの経緯について確認していきましょう。

不正アクセスが行われた手口について

2019年9月末日24時をもって7payのサービスを終了すると会見にて発表するに至った不正アクセスが行われた手口についてみていきましょう。

サービス開始の翌日に一部ユーザーから「見に覚えのない取引があった」といった問い合わせが多数あり、開始3日目の7月3日に不正利用が発覚する事態となってしまった件については、捜査当局による捜査が引続き行われています。

セブン&アイ・ホールディングスが外部情報セキュリティ会社と連携した「セキュリティ対策プロジェクト」の調査を実施しています。

その調査では、今回の不正アクセスについて、「攻撃者がどこかで不正に入手した ID・パスワードのリストを用い、「7pay」の利用者になりすまし 不正アクセスを試みる『リスト型アカウントハッキング』である可能性が高い」との結論に至ったとしています。

「7pay」の不正アクセスが発生した事案の原因について

不正アクセスが発生した原因について、「セキュリティ対策プロジェクト」では、「現時点で、外部 ID 連携・パス ワードリマインダー、有人チャットによるパスワードリセット等が、不正アクセスの直接の原因となった事例は見つかっていないとしています。

また、セブン&アイ・ホールディングスの内部からの流出についても、「確認調査を 行ったが明確な流出の痕跡は確認できない」との結果を公表しています。

セブン&アイ・ホールディングスでは、主原因として『リスト型アカウントハッキング』の可能性が高いと認識する一方で、同社がこうした手口による犯行を防ぐことができなかった理由として大きく3つの要因が あると会見にて発表しています。

セブン&アイ・ホールディングスが会見にて犯行を防ぐことができなかった理由としてあげている3つの要因については以下の通りです。
 

  1. 7pay に関わるシステム上の認証レベル
  2. 7pay の開発 体制
  3. 7pay におけるシステムリスク管理体制

①「7pay」に関わるシステム上の認証レベルについて

「7pay」に関わるシステム上の認証レベルについてですが、「7pay」の開発当初より様々な観点から議論、検証を進めたが最終的に「複数端末からのログインに対する対策」や「二要素認証等の追加認証の検討」が十分でなかったことが問題視されています。

「7pay」では、他社で運用されているログインの際の二段階認証の導入を行っておらず、「7pay」に関わるシステム上の認証レベルの低さが『リスト型アカウント ハッキング』に対する防御力を弱めたとしています。

②「7pay 」の開発体制について

「7pay 」のシステムの開発には、セブン&アイ・ホールディングスのグループ各社が参加して開発されています。

「7pay 」のシステムの開発段階より、システム全体の最適化を十分に検証できていなかった点が今回の事案を引き起こした原因の 1つになったと認識しているとのことです。

③「7pay」におけるシステムリスク管理体制について

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
YUKI
よろしくお願いします♫

人気の記事

新着まとめ