ファイルのダウンロードなどができるコマンドツールの一つにWindows版curlがあります。この記事では、Windows版curlのファイルをインストール後解凍・展開する手順、またcurlコマンドの使用方法、応用例などについて解説します。
Windows版「curl」コマンドとは、任意のサーバーやWebサイトにHTTPリクエストを送ってレスポンスをチェックすることができるWebサイトの疎通確認に使用するコマンドツールです。
Windows版curlは、インターネット上のURLにアクセスし、Webブラウザを開くことなくファイルをダウンロードしたり、HTTPを使用したサービスのテストなどに利用することができるという特徴があります。
curlはコマンドラインプログラムですので、GUIを使用せずコマンドプロンプトから操作します。例えば、HTTPを使用してWebサーバーに対してリクエストを行い、ページデータの取得やファイルのダウンロードを行うことが可能です。
また、HTTPやFTP、TELNETやIMAPなど20以上の幅広いプロトコルに対応しています。そのため、非常に多くのコマンドラインオプションが表示されます。
curlは、数多くのプラットフォームで動作可能です。
Windows版curlを使用するためには、「curl for Windows」にアクセスしてインストールします。
Windows10 RS4以降(バージョン1803)では、curlが標準コマンドとして追加されて使用できますので、インストールは不要です。
Windows版curlをインストールするため「curl for Windows」にアクセスします。自分が使用しているPC OSに合わせて64ビットか32ビットのどちらかの圧縮ファイルをクリックします。
圧縮ファイルをクリックすると、圧縮ファイルの保存先を指定する画面が表示されます。ファイル名を確認して保存先を指定します。
ダウンロードが完了したら、画面左下のファイル名をクリックし、圧縮ファイルを解凍します。
圧縮ファイルを解凍し、任意の場所に展開します。
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