【Windows】wgetコマンドを実行する方法!

Windowsでwgetコマンドを実行する方法はそれほど難しくありません。Windowsにwgetをダウンロードしてコマンドを打ち込むことにより詳細な設定を実行することが可能で、慣れていくにつれ便利な使い方をすることができます。

【Windows】wgetコマンドを実行する方法!のイメージ

目次

  1. 1【Windows】wgetコマンドを実行する前に
  2. WebサーバーやFTPサーバーをダウンロード
  3. 2wgetをWindowsで実行する方法~ダウンロード~
  4. Wget for Windowsからダウンロード
  5. 解凍
  6. 3wgetをWindowsで実行する方法~pathを通す~
  7. 解凍ディレクトリのwget.exe
  8. ツールを再起動
  9. 4wgetをWindowsで実行する方法~環境変数を設定する~
  10. コントロールパネルを開く
  11. 5wgetをWindowsで実行する方法~wgetコマンドを実行~
  12. wget –helpを表示
  13. バージョンの番号を確認
  14. 反映される
  15. wgetの特徴のまとめ
  16. 合わせて読みたい!Windowsに関する記事一覧

【Windows】wgetコマンドを実行する前に

Windowsでwgetコマンドを実行する前に覚えておく注意点があります。

通常ファイルやコンテンツをダウンロードする際には、Webブラウザ上からコンテンツを開き、GUI操作でダウンロード実行を行いますが、wgetではコマンド操作で直接ダウンロードを実行します。

WebサーバーやFTPサーバーをダウンロード

Windowsでwgetをオプションスイッチなしで実行する場合、Webサーバーの場合は認証不要で接続できる事、またFTPサーバーの場合はアノニマスFTP接続ができることが条件となります。

ですから、WebサーバーやFTPサーバーをダウンロードしているWindows環境が必要です。

wgetをWindowsで実行する方法~ダウンロード~

wgetをWindowsで実行するためには、wgetをダウンロードしておきます。

Wget for Windowsからダウンロード

Wget for Windowsにアクセスする

wgetをWindowsにダウンロードするためには、「wget for Windows」のサイトにアクセスします。

MinGW - Minimalist GNU for Windows - Browse /Other/mingwPORT/Current Releases at SourceForge.net

Binaries、Dependenciesのファイル

2つのzipファイルをダウンロードする

「wget for Windows」のサイトをスクロールすると、下の方に「Download」のカテゴリーがあります。その中の「Binaries」と「Dependencies」の2つのZipファイルを一つずつクリックします。

ファイル名を確認する

Binaries」のzipファイル名を確認して「保存」を実行します。

ファイル名を確認して「保存」をクリックする

次に「Dependencies」のzipファイル名を確認して「保存」をクリックし、ダウンロードします。

解凍

Zipファイルを解凍する

2つのzipファイルをそれぞれダウンロードしたら、解凍して展開します。

zipファイルを展開する

その後、再起動してwgetを実行すると設定が反映されます。

Thumb【Windows10】ZIPファイルを解凍する方法と解凍できないときの対処法
Windows10でZIPファイルを解凍する方法を本記事では紹介します。Windows10で...

wgetをWindowsで実行する方法~pathを通す~

wgetをWindowsで実行するためには、ダウンロードしたファイルを任意のpathに置いてpathを通します。

解凍ディレクトリのwget.exe

一つの方法は、解凍ディレクトリにあるwget.exeのpathを通す方法です。[
wget.exeファイル]/usr/binと打ち込むとwget.exeのpathが通ります。

ツールを再起動

pathが通ったら、ツールを再起動して状態を反映させると、wgetコマンドをWindowsで実行することができます。cygwinやgit bashなどのツールを利用することができます。

Thumb 【Windows10】環境変数Pathを設定/編集する方法を解説!
開発環境の構築などでWindowsを使う際に環境変数を変更する場面は多くあるのではないでしょ...

wgetをWindowsで実行する方法~環境変数を設定する~

wgetをWindowsで実行するために、コントロールパネルで環境変数を設定する必要があります。

コントロールパネルを開く

「システムとセキュリティ」をクリックする

Windowsのロゴマーク(スタートアイコン)をクリックして、コントロールパネルを起動します。コントロールパネルの「システムとセキュリティ」をクリックします。

システム詳細設定

「システム」をクリックする

「システムとセキュリティ」画面の中の「システム」を選択します。

「システムの詳細設定」をクリックする

「システム」画面左側の「システムの詳細設定」をクリックします。

環境変数

「環境変数」をクリックする

「システムの詳細設定」をクリックすると、プロパティ画面が表示されます。下の方にある「環境変数」をクリックします。

C:\Tools\wget\bin;を追加

「Path」を選択して「編集」をクリックする

「環境変数」のポップアップ画面の「システム環境変数」の項目をスクロールして「path」を選択します。そして「編集」をクリックします。

新規で追加する

「環境変数値」の先端に「C:\Tools\wgetl\bin;」を新規で追加します。必ず「OK」をクリックして終了します。

Thumb 【Windows】コマンドプロンプトで再起動/シャットダウンをする方法!
Windowsでコマンドプロンプトから再起動する方法をご紹介します。カッコの悪いマウスを使い...

wgetをWindowsで実行する方法~wgetコマンドを実行~

コマンドプロンプトを起動する

wgetをWindowsにダウンロードして必要な手順が終了したら、wgetコマンドを実行します。wgetはコマンドツールですので、コマンドプロンプトを起動します。バージョン番号などの確認も行なえます。

wget –helpを表示

コマンドを打つ

コマンドプロンプトを起動して、「wget--help」と打ち込むと使用方法が表示されます。

バージョンの番号を確認

バージョンの番号を確認する

バージョン番号の確認もコマンド操作で可能です。バージョン番号を確認したい場合は、「-V」または「--version」と打ち込むと、バージョン番号が表示されますので確認します。

反映される

プロキシ設定をするかどうかなど各種の設定を、コマンドを打ち込むことにより行うことができます。設定が反映されているかどうかを確認しながら作業を進めます。

wgetの特徴のまとめ

wgetは、webファイルやコンテンツを丸ごとダウロードすることができるツールであり、ホームページ自動巡回ツールでもあります。様々なオプションがあり、コマンドを打ち込むことによって詳細な設定が可能です。

また、バッチファイル(.BAT)として保存する設定を行うことにより、便利な使い方が広がります。

合わせて読みたい!Windowsに関する記事一覧

Thumb【Windows10】バッチファイルの使い方を解りやすく解説!
Windowsを活用するのに欠かせないバッチファイルを詳しく解説します。今までWindows...
Thumb【Windows】「exFAT」でフォーマットする方法!
記録媒体のシステムファイル形式にはNTFSやexFATなど様々な種類があります。この形式をe...
Thumb【Windows】OpenSSLをインストールする方法!
Windows10にOpenSSLをインストールする方法は初心者でも簡単にできます。ただある...
Thumb【Windows10】ファイル/フォルダーを共有する方法!
皆さんはWindows10でファイルやフォルダーを共有することができるのをご存知でしょうか?...

関連するまとめ

Original
この記事のライター
kittiko
新しい事にチャレンジすることが好きです。