【iOS13】iPhoneのショートカットの「オートメーション」を使ったレシピを紹介!
iPhoneのiOS13から搭載されたショートカットアプリのオートメーション機能を使った使えるレシピをご存じでしょうか?iPhoneのiOS13から搭載されたショートカットアプリのオートメーション機能を使った使えるレシピを紹介します。
目次
【iOS13】iPhoneのショートカットの「オートメーション」とは
iPhoneのiOS13から搭載されたショートカットアプリのオートメーション機能を使った使えるレシピをご存じでしょうか?まずはじめに、iPhoneのiOS13にインストールされているショートカットアプリのオートメーション機能を紹介します。
日常で使える行動をオート設定できる機能
iOS13のオートメーション機能とは、iPhoneを到底の条件をトリガーとして自動的に操作することができる機能です。毎日の生活で週間的にiPhoneで利用している決まった使い方を設定することである程度の操作を自動化出来ます。
例えば、普段外出先ではWi-Fiをオフにしていて自宅ではオンにするといったiPhoneの使い方をしている方が、オートメーション機能を使ったWi-Fiの自動制御レシピを利用すると、自宅にいるときといないときを自動判定して自動化できます。
iOS13で利用できるオートメーション機能はショートカットアプリの中にあります。オートメーション機能はショートカットアプリの機能の一つとして搭載されている機能です。iOS13の方はまずはショートカットアプリを確認してください。
基本用語
本記事ではいくつかの用語が登場しますのでまずは記事内で使っている基本的な用語について紹介します。これらの用語はショートカットアプリを利用する上で最も基本的で重要な用語となりますのでそれぞれの用語の意味を確認してください。
ショートカットアプリは日常的な操作を自動化出来て、日常動作を効率化できる使い方によっては非常に便利に使える機能です。ですが、まだまだ搭載されたばかりの機能ですので聞き馴染みのない言葉も多いはずです。
ショートカットアプリで利用されている基本的な用語でも重要な3つの用語を紹介するので、最低でもこれら3つの用語はわかるように予め本項を確認して、ショートカットアプリを使いこなしてください。
アクション
「アクション」という用語について紹介します。ショートカットの構成要素のことであり300種類以上存在します。様々なアプリを組み合わせて運用できるようになっており、実行時の必要要素の把握がしやすくなっています。
ギャラリー
ショートカットアプリで利用されている、「ギャラリー」という用語について紹介します。ギャラリーはすでに作成済みのショートカットが保存されているページです。他のデバイスとの連帯設定も可能なため様々なデバイスを活用できます。
オートメーション
ショートカットアプリで利用されている、「オートメーション」という用語について紹介します。オートメーションとは、特定の操作や位置情報、日付、時刻などをトリガーとして条件を満たしたときに指定した処理を自動実行できる機能です。
【iOS13】iPhoneの「オートメーション」の注意点
iPhoneの「オートメーション」の注意点を紹介します。オートメーション機能は非常に使える機能ですが、オートメーション利用については注意点もあります。オートメーションの注意点を紹介するのでどのような注意点があるのか確認してください。
特にオートメーションの注意点として、オートメーションはある程度の操作は自動化することが出来ますが、すべての機能を自分の思いのままに操作できるわけでは無いということを覚えておきましょう。
オートメーションを使えば様々な処理を自動化出来ますが、処理によってはオートメーションで自動化させるよりも手動で操作したほうが容易、効率的な場合もありますので自身の日常動作を振り返って見ましょう。
全てをオートで制御できるわけではない
オートメーションの注意点として全ての操作をオートメーションで自動制御できるわけではないという注意点があります。また、別の注意点として場合によってはオートメーションがトリガーを満たしても反応しないことがあります。
オートメーションの注意点として、これらの注意点を紹介するのでオートメーションを使ったレシピを考える際にはこれらの注意点を考慮した上で確実に、トリガーで自動実行されて失敗することのないオートメーションにしましょう。
とはいえ、完璧なオートメーションを作ることは非常に困難ですので、一度オートメーションをそれなりにでも良いので作成して、制御できない部分やトリガーでおかしい部分を徐々に修正していくことをおすすめします。
オートメーション実行前の確認
オートメーションのアクションの中には実行する前に手動で実行を許可しなければ行けないアクションがあります。また、アクションや実行しようとするアプリでも実行前の許可の有無の選択肢が異なります。
実行前に許可が必要なもの | 実行前の許可を無効にできるもの |
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通知から実行する必要があるものもある
実行前に許可が必要なアクションの場合は、上記のように通知から実行を行うか許可を聞かれます。
通知を押すと、実行を行うことが出来ます。
iCloudからサインアウトすると機能が無効になる
オートメーションの注意点として、一度iCloudからサインインアウトするとオートメーションがオフになるので、機種変更などでiCloudからサインイン合うとした際には再設定が必要になるといった注意点があります。
【iOS13】iPhoneのショートカットの「オートメーション」を使ったレシピ~通知あり~
実行前に通知があり、通知から実行を選択することで処理を実行できるオートメーションレシピを紹介します。オートメーションレシピとはオートメーションでおすすめの設定のことです。ぜひ参考にしてください。
これらのレシピでは主に日常の利用で使える操作を自動化することが出来ます。いくつか日常で使える動作のレシピを紹介するので、自分の日常利用に合わせてこれらのレシピを利用してぜひ作業を効率化してください。
また、本項で紹介するレシピを使ったオリジナルレシピも簡単に作ることが出来ます。これらのレシピを使ったオリジナルレシピを作成する際には本番でそのレシピを利用するのではなく一度動作が正しく行われるか検証してください。
主な通知ありのレシピ
主な通知ありのレシピを紹介します。これらのレシピを使ったオートメーションではオートメーションのアクション事項前に通知でショートカット実行の許可を聞かれます。このレシピのオートメーションを実行するには手動で許可が必要です。
これらのレシピは手動による許可が必要ですが、その操作も通知から簡単に行うことができるので手動でこれらの操作を行うよりは格段に楽になります。また、日常使える操作ですので自動化の恩恵を受けやすいレシピでもあります。
また、ぜひこれらの基本的なレシピを参考にして自身の環境に合わせたオリジナルレシピを作成してみてください。iPhoneを利用している環境は人によって様々ですので自身の環境に合わせたレシピの利用が最適です。
帰宅でWi-FiをON
帰宅でWi-FiをONにするレシピを紹介します。まずはじめに個人用オートメーションを作成を選択してください。通常自身の端末で使えるオートメーションを作成する際には、この個人用オートメーションを作成を利用します。
オートメーションのトリガーは自宅への到着ですので、旅行カテゴリにある到着を選択します。また、この部分を変更することでオートメーションのトリガーを任意に変更することが出来ます。例えば日時などでのトリガーも可能です。
オートメーションのトリガーとなる場所の指定を行います。今回は自宅でWi-Fiオンのレシピですので、場所をタップして自宅の住所を指定します。現在自宅で設定を行っている場合には位置情報をそのままトリガーに指定できます。
オートメーションのトリガーを指定したら、トリガーによって実行されるアクションを指定します。今回の「帰宅でWi-Fiオン」はトリガーが帰宅で、アクションがWi-Fiオンということになるので、アクションでWi-Fiを設定します。
アクションの選択画面で「Wi-Fiを設定」を選択します。この設定が見つからないときには、上記のようにアクション選択画面上部の検索窓で設定を検索することが出来ます。Wi-Fiの設定の場合には「Wi」で検索すると上位に表示されます。
アクションを指定したら、次へをタップします。この画面では更にアクションを追加することも出来ます。例えば、Wi-FiだけでなくBluetoothもオンにしたいときには、「+」を押してBlutoothのアクションも追加します。
最後に完成したオートメーションを確認することが出来ます。帰宅はあくまでも、指定した位置情報に到着したときという扱いになりますので、自宅ではなく職場などを指定すると職場到着をトリガーとしたオートメーションも作成できます。
帰宅でエアコンON
帰宅でエアコンONにするレシピを紹介します。まずはじめに「帰宅でWi-FiをON」レシピを参考にしてアクションの選択画面に進みます。アクションの追加でネイチャーリモの各操作からエアコンのONを選択するとレシピ完成です。
ネイチャーリモとは
ネイチャーリモとは様々な家電をスマート家電にすることができるデバイスです。このデバイスを利用するにはiPhoneにネイチャーリモアプリをインストールして利用します。レシピを作る際にもネイチャーリモのインストールが必要です。
音楽の自動再生
Blutooth機器接続で音楽の自動再生をするレシピを紹介します。「帰宅でWi-FiをON」レシピではトリガーを到着にしましたが、今回はBluetoothを選択して、任意のAirPodsなどの任意のデバイスを選択してアクションの追加からメディアを選びます。
アクションの追加からメディアを選択したら、ミュージックアプリを選択して、ミュージックを再生を選択します。任意の曲を指定したい場合には更に任意の曲や日常的に聞いているプレイリストを選択しておくと便利です。
店でメニュー/Walletを開く
店でメニュー/Walletを開くレシピを紹介します。まずはじめにまずはじめに「帰宅でWi-FiをON」レシピを参考にして場所を任意の店舗住所にします。アクションの選択画面でWebページの表示とAppを開くを指定します。
Appを開くではWalletアプリを選択します。例えばその店がWalletアプリではなくPayPayなど他の決済アプリ対応の店の場合はここでその決済アプリを指定しておけば自動的にその決済アプリを開くことができるので便利です。
任意の場所に到着で連絡する
任意の場所に到着で連絡するレシピを紹介します。まずはじめに「帰宅でWi-FiをON」レシピを参考にして連絡する任意の住所を指定します。連絡する住所や時間を設定したら、アクションで任意の連絡用アプリ、内容・送信相手を指定します。
【iOS13】iPhoneのショートカットの「オートメーション」を使ったレシピ~通知なし~
通知無しで実行できる日常的に使えるオートメーションを紹介します。これらのレシピは通知無しで実行できるので日常的に使える便利なレシピとなっています。
主な通知なしのレシピ
通知無しで日常的に使える便利なレシピを紹介します。通知無しで使えるので一度設定したらその後特段設定操作は必要ありません。
アプリの連続起動
アプリの連続起動をするレシピを紹介します。任意のアプリをトリガーに連続起動させるには新規オートメーションで1つめのアプリを指定したあとに、スクリプティングで任意の待機時間を追加してその後、次のアプリを指定します。
アラーム
アラーム停止をトリガーとするレシピを作成すると、AppleWatchでアラーム停止後にアラーム停止をトリガーとして動作するオートメーションを作成できます。上記の例ではアラーム停止後に天気予報を自動起動します。
おやすみモード
ホームポッドを使ったおやすみモードレシピを紹介します。ホームポッドのライトの指定色店頭をトリガーに、音楽の出力先をホームポッドにして、任意の音量・曲を再生させることが出来ます。