【iPhone】「Mail Drop」機能を解説!最大5Gを添付送信ができる?
iPhoneでMail Dropを使えば最大で5GBまでのファイルを、メールで添付ファイルとして送信できることをご存じでしょうか?Mail Dropを利用して最大で5GBまでのファイルをメールで添付ファイルとして送信する方法を紹介します。
目次
【iPhone】「Mail Drop」機能の特徴
iPhoneのメールアプリで利用できるMail Dropをご存じでしょうか?普段メールを送信するときに少し容量の大きいファイルを添付すると、すぐに容量の制限で送信できなかったり送信できても返ってきたりしませんか?
Mail Dropを使えばそのような悩みを解決することができます。iPhoneやMacのメールで利用できるMail Dropの特徴を紹介します。
主な特徴
Mail Dropの主な特徴を紹介します。Mail DropはiPhoneの標準のメールアプリで利用することができます。Mail Dropを利用したい方は、標準のメールアプリを利用しましょう。
最大5GBまでのファイルを添付して送信できる
Mail DropはMac OS X Yosemite V10.10.x以降で使えるようになって機能で、同時期にiPhoneでも利用できるようになりました。Mail Dropを使うと、メールで最大5GBまでのファイルを添付して送信できるようになります。
【iPhone】「Mail Drop」機能で送信する方法
Mail Dropを使って容量の大きなファイルを送信する方法・送信手順を紹介します。
送信の手順
Mail Dropで容量の大きなファイルを送信する送信手順です。
標準メールアプリを起動する
iPhoneでMail Dropが使えるメールアプリは、標準のメールアプリのみです。そのため、Mail Dropを使うには標準のメールアプリを起動します。
新規メールを作成し添付ファイルを選択する
標準のメールアプリを起動したら、新規メールで新しくメールを作成してください。
メールを作成したら、容量の大きなファイルを添付します。
送信でMail Dropを選択する
容量の大きなファイルを送信しようとすると、送信ボタンを押したときに上記の画像のようなメッセージが表示されるので、「Mail Dropを使用」をタップします。
メールで送信できたか確認する
これでMail Dropを使ったメールの送信は完了ですので、メールが正しく送信できているか確認しておきましょう。
【iPhone】「Mail Drop」機能で受信後ファイルを開く方法
Mail Dropでファイルが添付されたメールを受信したときに、添付ファイルを開く方法を紹介します。
ファイルを開く手順
Mail Dropで送信されたファイルを開く手順を紹介します。Mail Dropでファイルが添付されたメールを受信した方の操作になります。
受信後にメールを開く
Mail Dropでファイルが添付されたメールを受信したら、メールを開きましょう。
添付ファイルをダウンロードする
Mail Dropでファイルが添付されたメールを受信したら、添付ファイルをダウンロードする必要があります。「タップしてダウンロード」をタップします。
添付ファイルのダウンロードが始まるので、ダウンロード完了まで待ちましょう。
ダウンロード済みのファイルを保存して開く
添付ファイルのダウンロードが完了したら、ファイル名と容量が表示されます。
ダウンロードが完了したファイルをタップすると、ダウンロードしたファイルを開くことができます。
ダウンロード時にはWi-Fi接続がおすすめ
Mail Dropで送られてきたファイルは容量が大きいファイルです。ダウンロードするときにはWi-Fiに接続してからダウンロードすることをおすすめします。
【iPhone】「Mail Drop」機能の注意点
Mail Drop機能を利用する際の制限や注意点を紹介します。Mail Dropは非常に便利ですが、Mail Dropを使うとメール自体でファイルを添付するわけではなく、iCloudを経由しているためいくつかの注意点が存在します。
主な注意点
Mail Drop機能にある主な注意点・制限を紹介します。
受信者の最大件数がある
Mail Drop機能には、1日の送信数・受信者の最大件数に制限があります。1日に送信できるメッセージの件数は200件まで、受信できる受信者の数は1000人までに制限されていますので、大人数に送る場合には注意が必要です。
送信した人数が制限以内でも、そのメールが転送されると転送メールを受け取った方が、ダウンロードを行うのでその場合は送信件数よりも、メールの受信件数が上回ってしまいます。その点についても注意が必要です。
Mail Dropは件数制限があるため、大人数に容量の大きなファイルを共有する際にはメールではなく他のクラウドストレージなどで共有する方法をおすすめします。
ストレージ制限がある
Mail Dropで利用している分の容量は通常のiCloudの容量にはカウントされませんが、Mail Dropの最大保存容量には制限があります。
Mail Dropの最大容量は合計1TBですので、それを超えると次のファイルを送るときには期限切れまで待つ必要があります。Mail Dropのファイルのダウンロード期限は、Mail Dropを添付した日から30日間です。
通信環境によって添付できる上限サイズがある
Mail Dropでファイルを添付するときに、モバイルネットワークを利用する場合には添付できるファイルサイズに制限があります。Wi-Fiに接続しない状態で、ファイルを添付しようとすると100MBまでのファイルしか添付できません。
また、大容量のファイルを添付すると受け取った相手も大容量のファイルのダウンロードが発生します。そのため、不用意にモバイルネットワークで大容量ファイルをダウンロードしてしまうと通信制限がかかってしまう可能性もあります。
ダウンロード時に表示されるものの、Mail Dropで大容量ファイルを送信する際には、相手にも配慮してメールの本文でファイルのダウンロードはWi-Fi環境で行うようお願いする文面を入れておくと親切です。