2020年06月19日更新
【位置情報特化アプリ】「Foursquare」の登録方法をくわしく解説!
位置情報に特化したアプリ「Foursquare(Foursquare City Guide)」について解説します。さまざまなスポットやお店を紹介している「Foursquare」を一般ユーザーと店舗オーナー両方の視点からメリット・デメリットを解説しています。
目次
【位置情報特化アプリ】「Foursquare」の登録方法
位置情報に特化したアプリ「Foursquare(Foursquare City Guide)」について解説します。「Foursquare」はアメリカ発の位置情報特化型SNSサービスで世界中の店舗やスポットを紹介しています。
登録してできること
最初に「Foursquare」に登録してできることについて解説します。
店舗情報/ビジネスツールとして使える
「Foursquare」に登録することで、利用ユーザーに向け店舗の基本情報が掲載されたり、マメ知識、口コミといったTipsが表示されます。
「Foursquare」への店舗情報の登録によりビジネスツールとしても利用するメリットも大きいです。たとえば使用ユーザーのチェックインによって訪問者数やリピーターの数、性別、年齢などの属性データ、合計訪問者数などの調査ができます。
ショップオーナーは市場や需要の分析、サービスの改善などに役立てることができるので導入メリットの大きいサービスといえるでしょう。
登録の手順
「Foursquare」への登録方法を解説します。まずは公式ページからお店のオーナーなどがユーザー登録して、自分のお店の情報を登録する手順を解説します。
ユーザー登録をする
「Foursquare」のユーザー登録ページで、メール、パスワード、性名、生年月日、性別、プロフィール写真などを登録してください。
スポットの追加をする
「Foursquare」への登録が済んだら自身のアカウントでログインしてください。「スポットを追加」で自分のお店の情報を入力します。
「Foursquareにスポットを追加」の項目にはスポットの「名前」「住所」「市区町村」「都道府県」「郵便番号」「国」や「Twitterのアカウント」「電話番号」「カテゴリー」などを登録することができます。
オーナー確認をする
「スポットを追加」で店舗なスポットの登録が済んだら、店舗の情報ページに、オーナー確認のリンクが表示されます。
「これはあなたのビジネスですか?今すぐ登録する。」という項目の「今すぐ登録する」のリンクを辿って、利用規約を確認し、電話番号によるオーナー確認が済むと「Foursquare」への登録は完了です。
【位置情報特化アプリ】「Foursquare」のメリット
ここからは位置情報特化アプリ「Foursquare(Foursquare City Guide)」を使うメリットについて解説します。
「Foursquare」は位置情報アプリでも世界的に最も有名なサービスのひとつですが一般ユーザーが「Foursquare」を利用するメリットと、お店やスポットのオーナーが「Foursquare」を利用するメリット両方を紹介します。
ユーザーのメリット
まず一般ユーザーが「Foursquare(Foursquare City Guide)」を使うメリットです。アプリなどを使ってユーザー登録することで得られるメリットとして挙げられるのは、話題のレストランや人気の主要スポットなどの情報です。
レストランなど食に関しては専門のアプリが数多く存在しますが、観光地などのスポット情報など「Foursquare」が豊富な情報量で勝る情報も数多くあります。
好みに応じた検索ができる
さらに一般ユーザーが「Foursquare(Foursquare City Guide)」を使うメリットとしてユーザーの好みに応じた検索ができる点が挙げられます。
たとえば、現在いる場所の現在地のスポットに絞って検索する方法や、趣味や好みなどからユーザー属性を反映した位置検索ができる点では「Foursquare」は他のサービスに比べて非常に優れています。
地元の人がおすすめする隠れた名店がわかる
一般ユーザーが「Foursquare(Foursquare City Guide)」を使うもうひとつのメリットは、地元ならではのローカル情報を得ることができる点です。
例として挙げると、地元の人がおすすめする隠れた名店の詳細な情報、観光ガイドなどに載らないローカルの人の愛用しているスポットなどを「Foursquare」を通じて発見できるかもしれません。
オーナーのメリット
続いて店舗やスポットのオーナーが「Foursquare(Foursquare City Guide)」を使うメリットです。前の項目でも訪問者の数、年齢性別などのデータから詳細なビジネス分析ができる点を挙げましたがその他にも利点があります。
インバウンド対策に活用できる
「Foursquare」を店舗オーナーが利用する大きな利点としてインバウンド対策への活用が挙げられます。「Foursquare」が多言語に対応したグローバルなサイトである点や世界中の一般ユーザーが登録している点などがあります。
「Foursquare」に登録することで多言語で店舗情報、カテゴリ、写真、ソーシャルリンクなどを掲載可能になります。
特に「Foursquare」のコアなマーケットであるアメリカをはじめ海外で人気が高いサービスなどで、インバウンド対策や海外ユーザーに認知して貰う方法として最適です。
グルメサイト以外の選択しとして活かせる
グルメサイトや観光などに特化した位置情報サービスに比べて「Foursquare」はグルメサイト以外の選択肢として活かせる位置情報サービスです。
前述のように海外からのインバウンドの顧客を得るためのプロモーションツールとして利用するとよいです。
【位置情報特化アプリ】「Foursquare」のデメリット
位置情報特化アプリ「Foursquare(Foursquare City Guide)」を使うデメリットについて解説します。一般ユーザーとオーナーユーザー共に利点と同様デメリットもあるので導入の参考にしてください。
ユーザーのデメリット
「Foursquare(Foursquare City Guide)」を使う一般ユーザーのデメリットは個人情報に関連するものです。
さまざまな情報を提供してくれる方法として有用な「Foursquare」ですが、同時にサービスを無料で使えるのはユーザーの個人情報を提供しているためです。
位置情報を知られることになる
やはり一般ユーザーが「Foursquare」を使う上で気になるのは位置情報を知られることです。
「Foursquare」やユーザーの訪れた場所や店舗などの情報をオーナーに情報サービスとして提供しているのでプライバシーが気になる方にとっては気になるところです。
オーナーのデメリット
では店舗やスポットなどのオーナーが「Foursquare(Foursquare City Guide)」を導入する際にどんなデメリットがあるでしょうか。オーナー側のデメリットは以下のとおりです。
日本ではまだ知名度が低い
「Foursquare(Foursquare City Guide)」は世界的には有名な位置情報サービスですが、日本でまだまだ知名度が低い点がデメリットです。
「Foursquare」はアメリカではFacebookやGoogleに匹敵するメジャーな位置情報サービスとして知られており、Twitter、Uber、Appleといった名だたる企業のネットサービスにも位置情報を提供しています。
しかし日本で「Foursquare」のサービス自体はメジャーではないので、本国アメリカなどのユーザー認知度に比べると一般的には知名度は非常に低いです。
登録料がかかる
ビジネスオーナーが「Foursquare(Foursquare City Guide)」に登録する際には登録料が発生します。店舗情報の掲載料は無料ですが、その他のサービスを利用するには20ドルかかります。
インバウンド対策などを目的に「Foursquare」を導入するとして登録料が見合うかの見極めは必要です。
【位置情報特化アプリ】「Foursquare」の使い方
最後に「Foursquare」のアプリでスポットを追加・作成する方法など主な使い方について紹介します。
スポットを追加/作成する手順
「Foursquare」でスポットを追加・作成する手順は以下となります。まず「Foursquare」アプリを起動してください。
アプリを起動しここを選択し検索する
アプリを起動したあとに「ここ(現在の名称は「リスト」)」を選択し地図を検索してください。
スポット名を入力しスポットを追加する
「リスト」のページに遷移してスポット名がなかった場合にはスポットを追加します。最新版の「Foursquare」ではまず「プロフィール」をタップします。
「プロフィール」画面で左上の「歯車」アイコンをタップで設定画面に移動します。
「設定」画面の下に「新しいスポットを追加」というメニューがあるのでタップしてください。
「スポットを追加」というメニューでスポット名と情報を入力して追加します。
まとめ
ここまで「Foursquare」について紹介してきました。一般ユーザーの方はもちろんお店のオーナーの方や観光地など有名スポットなどのサービスなどの紹介にも非常に有用なサービスなので、登録していない方はぜひ利用してみてください。