2020年06月19日更新
iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない原因を解説!
今記事ではiPhoneの充電が80%で止まる/100%充電ができない原因についてご紹介していきます。iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できないメリットや設定の変更方法、充電を保護する機能や警告についてご紹介していきます。
目次
iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない原因とは
2019年の9月にiPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない状態になる新機能がリリースされました。なぜiPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できないのか、その原因について今記事ではご紹介していきます。
また、iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できないことのメリットや、iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できないの対処法、警告メッセージが表示される場合についても合わせてご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
「最適化されたバッテリー充電」機能によるもの
iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない原因は、2019年9月にリリースされた新機能・「最適化されたバッテリー充電」機能によるものです。最適化されたバッテリー充電の機能によって充電中のスマホのバッテリーが80%で充電が保留されます。
AIでユーザーの習慣を学習している
最適化バッテリー充電は充電が80%以上にならないように維持するための機能で、AIを利用してユーザーの習慣を学習し維持しています。AIがユーザーの行動を把握しているので規則だしい生活をしている方により便利な機能です。
例えば規則正しい生活をして7時に起床するユーザーであれば、7時ちょうどに充電が100%になるように6時半頃までは充電が80%をキープするなど行動パターンに合わせて充電が100%になるように充電を保留しています。
iOS13で実装された
ご紹介した最適化バッテリー充電は、iOS13で実装された機能で、iOS13ではデフォルトで設定がオンになっています。iOS13以前のバージョンのiPhoneではまだ実装されていないので利用したい方はバージョンをiOS13以降にアップデートする必要があります。
設定でオフにできる
最適化バッテリー機能は、デフォルトでオンになっているが、設定でオフにすることが可能となっています。設定をオフにすることで充電が80%で止まる/100%充電できないという自体にはならずiOS12以前のペースで充電をすることが可能です。
iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できないことのメリット
続いてはiPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない最適化バッテリーの機能のメリットについてご紹介していきます。
「最適化されたバッテリー充電」のメリット
最適化されたバッテリーの充電をすることで充電が80%で止まる/100%充電できない状態になりますが、そんな最適化されたバッテリー充電のメリットについてご紹介していきます。
バッテリーを保護することで寿命が伸びる
最適化されたバッテリー充電のメリットは、バッテリーを保護することができるので、バッテリーの寿命を伸ばすことができます。バッテリーは100%の充電状態やそれに近い状態で放置すると過充電となり保護されずiPhoneのバッテリーが劣化します。
そのため、iPhoneのバッテリーを過充電にして劣化させないためにも、最適化されたバッテリー充電の機能を利用することで、バッテリーを保護することができ、バッテリーの寿命を伸ばすことができる点が最大のメリットと言えます。
端末の動作が安定しやすい
iPhoneの充電を80%~100%をトリクル充電に切り替えることで急速充電時より熱を持ちにくく充電器に挿したまま使用しても端末への影響が少ないため端末への動作が安定しやすいです。
iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない設定の変更方法
続いて、iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない最適化されたバッテリー充電の設定の変更方法についてご紹介していきます。
「最適化されたバッテリー充電」を無効化する
iPhoneの最適化されたバッテリー充電を無効化する方法についてご紹介していきます。最適化されたバッテリー充電のメリットよりも、常に100%充電していたいと考える方はぜひ参考にしてみてください。
設定を開く
iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない、最適化バッテリー充電の設定をオフにするにはまず、iPhoneのホーム画面から「設定」を開きます。
「バッテリー」を選ぶ
続いて設定から「バッテリー」を選びます。
機能をオフにする
次に表示された画面より、「バッテリーの状態」を選択します。続いて表示された画面の「最適化されたバッテリー充電」の機能をオフにします。
期間を選択する
最適化されたバッテリー充電をオフにすると最適化されたバッテリー充電をいつまでオフにするか期間を聞かれるので「明日までオフにする」「オフにする」から期間を選択します。
iPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない時の対処方法
上記でご紹介したiPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない場合に最適化されたバッテリー充電の機能をオフにしても充電が100%できない時の対処法についてご紹介していきます。機能をオフにしても改善されない場合に対処法を参考にしてみてください。
アプリを終了させる
最適化バッテリー充電の機能をオフにしていても100%充電ができない原因として、アプリを多数起動しているためにメモリが消費されiPhoneが熱を持ってしまうために充電が終了する場合があります。
iPhone本体が熱を持ってしまうと充電が止まってしまいます。
そんな時の対処方法は、アプリを終了させることです。アプリを多数起動していることが原因で本体に熱を持ってしまうので、アプリを終了させることでメモリの消費が抑えられiPhoneの充電が止まるのを対処することができます。
警告メッセージが表示される場合は?
続いて、充電が80%で止まってしまう状態をそのまま放置して続けていると、「本体温度が下がるまでお待ちください」と警告メッセージが表示される場合があります。
警告メッセージが表示されてしまった場合にはどうしたら良いのか対処法をご紹介していきます。
正規品かを確認する
「本体温度が下がるまでお待ちください」と警告メッセージが表示されてしまった場合には、まずは充電器が正規品化かを確認します。正規品であるアップル製以外の充電器も市場では数多く出回っていますが、正規品でない充電器はバッテリーの劣化を早めます。
充電器を外す/端末と機器を冷ます
続いてご紹介する警告メッセージが表示された場合の対処法は、充電器を外す/端末と充電機器を冷ますという対処法です。iPhoneに熱を持っているため警告メッセージが表示されるので充電機器・端末を冷ますことで対処することができます。
カバーで保護している場合には、カバーを外して冷ますことがおすすめです。充電器は電源から外してから覚ますことがおすすめです。冷蔵庫などに入れて急激に冷ますことはせず、バッテリー保護のため直射日光の当たらない場所でゆっくり冷ますようにします。
端末を再起動する
続いてご紹介する対処法は、端末を再起動する方法です。この方法では一時的にエラーとなって警告が出た場合に有効で、再起動することで改善する可能性があります。
最後に
ここまでiOS13以降に実装された機能によるiPhoneの充電が80%で止まる/100%充電できない原因について、端末を冷ます対処法や、オフにする設定方法などについてご紹介してきました。ぜひ参考にしてみてください。