スマホの充電は何パーセントからがいい?バッテリーを長持ちさせる方法を紹介
スマホの充電は、適切におこなうことでバッテリー寿命を長持ちさせることができるといいますが、何パーセントからが適切なのか知らない人も多いでしょう。スマホの充電は何パーセントになってからがいいのか、適切な充電方法ともに説明していきます。
スマホの充電は何パーセントからがいい?
スマホのバッテリーをなるべく長持ちさせる場合、注意することの1つにスマホの充電のタイミングがあります。
スマホの残バッテリーはどのくらいで充電する?
スマホの充電を何パーセントになってからということを考えず、普通に使い切る→充電するとということをしている人も少なくないでしょう。
しかし、実は電池を使い切っての充電はバッテリーに負荷をかけやすいのです。そうなると、何パーセントから充電するのが適切なのかと言うのは気になりますよね。
iPhone/Androidともに20%が目安
iPhoneであれAndroidであれ、スマホの充電はバッテリー残量が20%になった辺りが目安です。これまで何パーセントになってから充電するのがベストなのか目安を知りたかったという人は、20%を目安にしてください。
スマホによっては何パーセントかに達すると使い切る前に充電を求める通知が表示されるため、その「何パーセント」を目安にして充電するのもありですね。
理由は?
では、なぜスマホの電池を長持ちさせるために充電をするのが20%からを目安にするのかですが、スマホで使用されているリチウム電池の負担が一番少なくなる充電タイミングだからです。
スマホのリチウム電池内の電解液の劣化は、電圧が少ない電池残量が少なめな時点の充電のほうが影響が少ないのです。
スマホの充電が何パーセントからという目安が20%なのはスマホの電池を使い切る前のほうが負担がかかりづらく使い勝手にも影響しないためです。
バッテリーを長持ちさせる方法
さて、スマホの充電を何パーセントからおこなうべきかということが分かったところで、みなさんが気になるのはスマホのバッテリーを長持ちさせる方法でしょう。
バッテリー残量を使いきる前に充電をする
バッテリー残量を使い切るのもリチウム電池にダメージを与えやすいです。0%での充電はスマホのバッテリーに過剰な負荷をかけます。前述したように20%を目安、少なくとも10%を切る前にはスマホの充電を始めましょう。
急速充電や過充電は避ける
スマホ充電の時間短縮のため急速充電を重宝している人も多いでしょうが、急速充電もバッテリーに負荷を与えます。過充電も100%になっているにも関わらず充電している状態のため、バッテリーに負荷がかかるのです。
最近では充電により100%になると自動的に充電を止めてくれる機種もありますが、過充電を避けるため、急速充電に対応していない充電ケーブルの利用も検討しましょう。
満充電を頻繁にしない
スマホの満充電もバッテリーには負荷になりやすいです。そのため、スマホの過充電を防ぐため80%ほどを目安に充電をやめるように心がけると良いでしょう。
スマホの設定で一定のところで充電をやめる設定ができるものもあるため、遠出する場合など必要がなければ、満充電を頻繁にしないようにしてみてください。
スマホに熱がこもらないようにして充電する
スマホのバッテリーは熱に弱いため、熱がこもらない状態での充電を心がけましょう。基本的に5℃~45℃の環境下がベストとされるため、気温がそれを下回る・上回るような環境での充電は避けてください。
OSのアップデートをしておく
OSのアップデートは、充電とスマホの充電と大きく関係があるわけではありませんが、場合によっては消費電力の抑制ができることもあります。Android・iPhoneともOSのアップデートはこまめに行うよう心がけてみましょう。
本体設定で電池の消耗を抑える
Android・iPhoneなどのスマホのバックグラウンドアプリやストレージ不足、バックライトの輝度なども充電不足に繋がりやすく、充電回数を増やす原因にもなり得ます。
スマホのGPSなど使わない機能も充電が必要となる状況を増やすことにもなるため、不要な設定がオフにしましょう。
モバイルバッテリーなどを利用する
電池が20%を切ったけれど充電できないようなことを防ぐためにモバイルバッテリーを持ち歩くことをおすすめします。どこでもスマホの充電が可能となるため、目的や用途に応じた充電器を利用してみてください。
時間を設定できるタイマー式の充電器もおすすめ
時間設定が可能なタイマー式の充電器は一定時間が経つと充電を止めてくれて満充電を防げるので、スマホ充電時にタイマー式充電器を利用するのもおすすめです。
最後に
スマホの充電は、バッテリーを長持ちさせる目的とすると様々な方法で工夫が必要となります。基本的に20%から80%間での充電をおこなうなどして、できるだけ過充電などを抑えるようにしてみてください。