2022年04月11日更新
iOS14.8のアップデート内容・新機能・対応機種や不具合・口コミについて紹介
iOS14.8へのアップデートが公開され、その内容/新機能の、不具合などが気になる人も多いと思います。iOS14.8のアップデート内容や新機能、対応機種や不具合、口コミについてを紹介しますので、アップデートを検討している人は参考にしてみてください。
目次
iOS14.8のアップデート内容/新機能/対応機種などをご紹介
iOS14.8へのアップデートができるようになり、そのアップデートの内容が気になっているという人が多いかと思います。新機能や対応機種などについても気にしている人が多いと思いますので、アップデート内容とともに紹介していきます。
iOS14.8のアップデート内容
まずはiOS14.8のアップデート内容としてはどのようなものがあるのか、追加された新機能や改善された点について確認していきましょう。
新機能や改善点
iOS14.8にしたことで追加された新機能ですが、もともとがiOS14の延長線上でのアップデートであるため、目立った新機能はありません。
iOS14.8には新機能はないものの、基本的には不具合などの改善がメインとなります。主にセキュリティ関係のアップデートが中心となっていて、主に次のセキュリティ上の脆弱性が改善されています。
- 悪意をもって作成されたPDFを処理した際に任意のコードが実行される可能性
- 悪意をもって作成されたWebコンテンツを処理した際に任意のコードが実行される可能性
iOS14.8と同時にアップデートが開始されたiOS15の場合はいくつか新機能があるため、アップデートにより利用できる新機能を目的としている場合はiOS15へのアップデートを選択する必要があります。
iOS14.8の対応デバイスは?
さて、次にiOS14.8に対応しているiPhoneやiPodのデバイスについて確認していきましょう。
iPhoneの対応機種
iPhoneでiOS14.8への対応機種は次の端末です。
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 mini
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone SE(第2世代)
iPhone 6、iPhone 6 plusは対象外です。ちなみに、2021年11月現在での最新機種であるiPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone13 miniについてはもともとiOS15が入っているiOSになります。
iPodの対応機種
ポータブルメディアプレーヤであるiPodのiOS14.8への対応機種は、iPod touch(第7世代)のみとなります。
なお、タブレット端末であるiPadについては、現在、iPad専用OS「iPadOS」がリリースされたこともあり、そもそもiOS14.8には対応していません。iPadの場合もiPadOS14.8がリリースされていますが、ここでの対応機種の紹介は割愛します。
iOS14.8の不具合やバグの報告はある?
そんなiOS14.8ですが、アップデートすることで生じる不具合やバグがないかどうかというのは気にしている人も多いかと思います。iOS14.8にアップデートしたことで報告されている不具合がいくつかあるため、それぞれ紹介します。
まずはバッテリー関係です。iPhoneをiOS14.8にアップデートしたことで、バッテリーの減りが早く電池切れになりやすい・バッテリーが発熱するという不具合が報告されています。
ただし、アップデートして数日は一時的に早くなるということも考えられ、数日後には正常に戻っていることもあります。そのため、iOS14.8にアップデートしたことによる不具合ではない場合もあり、その可能性も考える必要があるでしょう。
LINEでのやり取りの頻度が多い人に痛手な不具合としてはLINEが起動しない・落ちるという不具合もあります。
また、LINEの電話の着信音やLINEのトーク受信時の通知音が鳴らないということもあるようです。LINEを利用している人は頻繁にアプリで内容を確認しなければならない可能性がありますので、その点は注意が必要と言えるでしょう。
LINEでなくても、通話・モバイル通信が圏外になるという以前からあった不具合が残っているという報告もあります。また、Wi-Fiにつながらない・つながってもすぐ切れてしまう、という不具合も報告されています。
iOS14.8のアップデートについての口コミや評判
そんなiOS14.8にアップデートしたことでどのような口コミ/報告が来ているのかを具体的に確認していきましょう。
良い口コミや評判
まずばiOS14.8の良い口コミ/報告/評判について確認していきましょう。
iOS14.8がとても安定していてて、Spotifyを使っても機体が熱くならないしバッテリーもそれほど消費されなくなった気がする
— 紀平真由之助 (@CashbeansX) October 26, 2021
よかった!
と思ったら次は15にしなきゃならんの?
前述した不具合があるという話もありますが、iOS14.8にしたことで動作が安定した、バッテリー消費の激しさも収まったという人もいるようですね。
なんかios14.8にしてから動作軽い気がする
— 酒 (@sake_0204) October 26, 2021
また、iOS14.8にしたことで、動作が軽くなったように感じる人もいるようです。
残念な口コミや評判
前述したような良い口コミ/報告/評判もありますが、不具合の報告があるためか、残念な口コミや評判のほうが目に止まりやすいのが現状でした。
LINEとかの通知がちゃんと来る時と来ない時があって不安定だからとりあえずios14.8からios15.1にアプデしてみた。
— よっしー (@ZERO3249) October 30, 2021
これで直るといいなぁ
LINEを含めた通知が不安定なようで、iOS15.1へアップデートしたという人の口コミです。
ios14.8にしてからラインの通知が死んでる
— りょう/R.K. (@naru_TKG) October 27, 2021
こちらも同じくLINEの通知に関する不具合についての口コミですね。死んでる、と表現している辺り、LINE通知が全然来ないという状態なのかもしれませんね。
なんかiPhoneがおかしい・・・・。
— おともねこ (@otomonekover2) October 26, 2021
容量たくさん余ってるのに、ストレージが足りないとか出てくるわい・・・。
調べたら結構そういう人いるらしいけど、ios14.8でも起きるのか・・・・・
前述した不具合には記載していませんでしたが、iOS14.8にアップデートしたことで容量があるはずであるにも関わらずストレージ不足であるという表示が出る事があるようです。
iOS14.8にアップデートしたら放置しとくとwifiが切れるようになったんだけど何か設定なのかしら🤔
— シイナ (@sh11na23) October 26, 2021
こちらは前述した不具合のように、Wi-Fiにつながらない/つながってもすぐ切れるという不具合が出ている事例ですね。
iOS14.8バッテリーの減りが異常に早い
— Ichigo (@Ichigomaru00) October 26, 2021
本体もやばいくらい熱くなるし
裏でなんか動いてるのか
こちらについても前述した、バッテリーのヘリが激しいという不具合でしょう。熱を持つというのも、iPhoneを利用している人にとっては不安なアップデートの不具合の内容と言えるかと思います。
iOS15とどっちがおすすめ?
さて、そんなiOS014.8は、同時にiOS15へのアップデートを選択する方法を取ることが可能となっています。iOS15はiOS14.8と違って新機能も様々あります。iO15の主だった新機能としては次のものがあります。
- SharePlay機能(動画や音楽を友だちと共有)
- 集中モード機能(通知を一時的にオフできる)
- LiveText機能(写真の文字をテキスト化)
- マップが3D化
しかし、実はiOS15の方でもアプリが対応していない可能性があるという、最新バージョンならではのデメリットがあります。
また、「iCloud+」に含まれる新機能 プライベートリレーの機能によって2段階認証に影響する、(docomo)や動画SNS放題の無効化される(SoftBank)などの不具合もあります。
「SNSの通知機能がおかしい」「バッテリーの消耗が妙に早い」などの不具合も見られるようですので、iOS15にしたほうがいい、ということは安易に言えないとも言えます。
2021年11月3日現在は最新バージョンが15.1となっていて、それまでにも何度かバグ修正が行われてきています。
iOS14.8と同じような不具合は依然と見かけられる状況ですので、実のところどっちもどっちという状態とも言えます。そのため、iOS15にする不安がある場合はiOS14.8にする、という選択が無難です。
これホラー映像でしょ(iOS15になってからはこれが頻繁に起こります) pic.twitter.com/KIvt9yUDkk
— みんてぃあ@iOS15 (@mintia_prsk) October 29, 2021
iOS15にした場合の口コミなどもありますが、上記のようにアプリがまだ対応していないことで不具合が起きているということも見かけられます。iOSのダウングレード方法がないわけではないものの、煩雑な手順やPCが必要です。
そのため、特に自身がよく利用しているゲームアプリなどがiOS15に対応していない場合はiOS14.8を選択しておいたほうがいいでしょう。
最後に
iOS14.8は新機能などはないものの、アップデートすることで重要なセキュリティ関係のアップデートがあります。不具合なども多いため、どちらを選べばいいかというのは悩む人も多いと思います。
選択肢としてiOS15もあり、こちらはアップデート内容に新機能などもあるため、新機能を使ってみたい人にはおすすめと言えるでしょう。
結局のところ、iOS14.8とiOS15のどちらにアップデートするかというのはiOS15に不安があればiOS14.8という形になりますので、ご自身で判断しておこなってください。