Telegram(テレグラム)とは？人気上昇中のメッセージアプリを解説

LINEなどのように様々な人とのメッセージのやり取りができるアプリは世界中に多く存在しています。そんなメッセージアプリのうちの1つにTelegram(テレグラム)というものがあります。

Telegram(テレグラム)は、世界的に利用されている、電話番号で登録する無料で利用可能なメッセージアプリです。世界的な月間アクティブユーザーは4億人と、LINEよりも多くの人が利用しています。

馴染みのない「Telegram(テレグラム)」の意味が気になる人もいると思いますが、これは英語で「電報」という意味を示します。

そんなTelegram(テレグラム)にはどのような特徴があるのでしょうか。

Telegram(テレグラム)は、メッセージが暗号化されるため匿名性が高いことで有名です。シークレットチャットでは運営側ですらその内容を見ることができませんし、削除したメッセージの復元もできないという特徴もあります。

また、セキュリティ機能も充実しています。前述した匿名性の問題と重複する部分だけでなく、パスワード設定や2段階認証、指紋認証機能などもあります。

前述したシークレットチャットの他、スクショの制限をしてトーク内容の拡散を防ぐというようなこともできます。

また、Telegram(テレグラム)は、仮想通貨などの情報収集にも利用されています。仮想通貨ごとにチャンネル登録して情報を収集する、という使い方がされているのです。

そんなTelegram(テレグラム)にはどのようなメリットやデメリットがあるのかという点の説明に移ります。

Telegram(テレグラム)のメリットとしては、やはり前述したセキュリティ機能・匿名性の高さがあります。仮想通貨の情報収集という目的にも利用できますし、非営利での運営のため電話番号だけで無料で使えるにも関わらず広告も表示されません。

ただ、Telegram(テレグラム)にはデメリットも存在します。最大のデメリットは日本語対応していないという点でしょう。また、仮想通貨関係のニュースが入ってくるといっても、その情報の信憑性は保証できないため、他の情報も合わせて確認が必要です。

Telegram(テレグラム)の機能も簡単に説明します。

Telegram(テレグラム)には通常のチャットとシークレットチャットがあります。通常のチャットは「New Group」からグループを作って開始、「New Secret Chat」からはシークレットチャットをすうることができます。

なお、Telegram(テレグラム)のグループは最大10万人のメンバーを招待することができます。

チャンネルは情報発信として利用され、自身で新しくチャンネルを作ることもできます。こちらも10万人まで招待可能です。

Telegram(テレグラム)とは電話番号で登録して利用するサービスです。そのため、音声通話も可能です。LINEのような形で電話することができますので、音声通話ツールとしても利用できます。

なおTelegram(テレグラム)にはクラウドストレージもあります。無制限で利用でき、ファイルのアップロード上限も2GBと大きめですので、Telegramでのファイルのやり取りにも便利な存在です。

Telegramとは危険な部分も存在しています。

Telegram(テレグラム)はその匿名性の高さから、闇バイトのためのやり取りなど犯罪に使われている場合があります。

犯罪に利用されている、ということもあり、警察等が監視の目を強めています。そのため、Telegram(テレグラム)を利用している事自体が監視の対象となることもあります。

無料で電話番号があれば登録できるTelegramは、便利なメリットもある中、危険性を抱えるデメリットもあります。利用する場合はそれらを理解した上で、Telegramを利用してください。