インスタグラムのキャンペーン事例14選!活用方法も解説

最近インスタグラムで企業やブランドのキャンペーンが行われているのを、よく見かけます。今までのネット上のキャンペーンと違い、インスタグラムならとても簡単にできるので個人事業主の方でも、気軽に始められますよ。ここではその事例や方法についてお話ししていきます。

インスタグラムのキャンペーン事例14選!活用方法も解説のイメージ

目次

  1. 1インスタグラムのキャンペーン
  2. インスタグラムのキャンペーンとは?
  3. インスタでキャンペーンを展開する企業が増えている
  4. 2インスタグラムのキャンペーン事例14選!
  5. 1,星野リゾートのSEASON_RISONARE INSTAGRAM キャンペーン
  6. 2,マイトリ~Find My Trip~
  7. 3,リラクゼーションコーラ リリースキャンペーン
  8. 4,海外ツアー夏旅特集ナツタビナツビト
  9. 5,登山コーデフォトコンテスト2017
  10. 6,帽子をかぶって夏フェスに行こう!CA4LA ROK’N’ROLL EXPLOSION!
  11. 7,Audi Japan
  12. 8,Gap Japan
  13. 9,ひと夏分のハーゲンダッツプレゼントキャンペーン
  14. 10,MINTIAHOLLOWEEN
  15. 11,ベジたべるInstagram キャンペーン
  16. 12,ハロコス-HALLOCOS-2017
  17. 13,私の #スマホジェニック 投稿キャンペーン 2018
  18. 14,阿蘇市公式Instagramフォトコンテスト
  19. 3インスタグラムのキャンペーンの活用方法
  20. 地域再生に活用
  21. お店などの集客に活用

インスタグラムのキャンペーン

企業に応募すると豪華な景品がもらえたり、登録すると抽選で商品券がもらえたりするキャンペーンは、ネット上でよく見かけます。企業側にはマーケティング効果や、ユーザー側には商品が安くなる利益があります。

好きなアパレルブランドが割引キャンペーンを開催していたり、いつも買っている商品を販売している企業がプレゼントキャンペーンを実施していたりすると、とても気になりますよね?

しかし、そういう方法ではキャンペーンに参加したくても会員登録が必要だったり、個人情報を入力しないと行けなかったりして面倒です。どんなに魅力的なキャンペーンでもサイトに会員登録をしてしまうと、メルマガが毎日のように来てしまったり、退会の手間がかかったりします。

また企業側も特設ページを作ったり、投稿フォームを作ったり、メルマガを作成したりと手間がかかる方法でもあります。ユーザーにはお得で、企業やアパレルブランド側には集客効果が期待できるキャンペーンですが、どちらにも手間がかかるのです。

そのキャンペーンをインスタグラムで行うとマーケティングの目的を手間をかけずに、達成できます。アパレルやコスメなどさまざまなブランドが行っているので、その事例を紹介していきます!

インスタグラムのキャンペーンとは?

インスタグラムのキャンペーンはサイトのキャンペーンと違い、ユーザー側にも企業側にも面倒な手間がかかりません。

ユーザー側は会員登録や個人情報の入力などなしで、インスタグラムに企業やアパレルやコスメブランドの関連商品やキャンペーンで提示されているテーマに沿った画像を投稿し、ハッシュタグで企業名、アパレルやコスメブランド名を付ければいいだけです。

たったこれだけで済むから、とても気軽に参加できます。

こうしたインスタグラムのキャンペーンが流行しているのは、単純に手軽てお得だからという理由だけではありません。

インスタグラムのキャンペーンの最大の特徴は「当選しなくてもメリットがある」ということです。もちろん参加すると商品が割引になったり、プレゼントがもらえたりしてお得ですが、当選しなくても自分の投稿を普段よりも多くの人に見てもらえます。

インスタグラムをやっている人は、もともとSNS上に自分を発信することに積極的です。インスタグラムで行われるキャンペーンのハッシュタグをつけて投稿すればそれだけ多くの人に見てもらえて、「いいね」がもらえる可能性が高くなります。

またフォロワーを増やすチャンスでもあります。

それだけではなく、単純に人気のアパレルやコスメブランドや一流企業が行うインスタグラムのキャンペーンは、楽しいテーマが設けられていることが多いので、ユーザーが思わず参加したいと思ってしまうのがインスタグラムのキャンペーン方法なのです。

インスタでキャンペーンを展開する企業が増えている

企業側も特設ページやサイト、投稿フォームなどを用意しないでも、インスタグラムのキャンペーンは行えます。公式インスタグラムに「〇〇な画像とハッシュタグをつけて、インスタグラムのキャンペーンに参加しよう!」と投稿すればいいだけです。

参加する側、提供する側、どちらにも手間がかからない方法でできるので、すぐに広まりやすく、インスタグラムのキャンペーンでは得られる利益も、マーケティング効果も増えやすい傾向にあります。

企業側はマーケティング目的でインスタグラムのキャンペーンを行う場合は、テーマを人気なものにすることが多いです。

例えばインスタグラムにはペットの投稿をしている人がとても多いので、そこに目を付けて「ペットと一緒に〇〇の画像を投稿しよう」というインスタグラムのキャンペーンを行うことがあります。

ペット自慢をしたいユーザーと、ハッシュタグ効果で売名をしたい企業、雑貨やコスメなどのブランド、双方の目的があっているのでインスタグラムだとキャンペーンの規模はどんどん大きくなります。

ハッシュタグをつけることで、インスタグラムで検索したときに投稿を観てもらいやすくなります。ユーザー側も企業側もフォロワーを増やしたいという目的は同じなので、どちらにもメリットがあるのです。

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インスタグラムのキャンペーン事例14選!

ここからはインスタグラムのキャンペーンの事例を紹介していきます。お得な割引があったり、抽選でプレゼントがもらえたりするインスタグラムではキャンペーンで、なおかつユーザーと企業、両方がフォロワー数を伸ばすという目的が達成できるものが人気です。

1,星野リゾートのSEASON_RISONARE INSTAGRAM キャンペーン

星野リゾートが2018年夏に行ったインスタグラムのキャンペーンでは、あなたのインスタグラムに自分が思うほっこりご飯を投稿して、ハッシュタグをつけると星野リゾートの宿泊と食事がもらえる事例です。

多くの投稿の中から抽選で当たるという条件はありますが、ハッシュタグをつけるだけであなたのインスタグラムの「いいね」やフォロワーを増やす効果が期待できます。

普通のサイトのキャンペーンは応募して当選しなければなんのメリットもありませんが、アパレルやコスメブランド、企業が行うインスタグラムのキャンペーンは当選しなくてもメリットがあるのです。

ほっこりごはんというハッシュタグをつけるとき、ほとんどの人は手料理を投稿します。料理自慢ができるので、普段からインスタグラムで料理を投稿している人たちがインスタグラムのキャンペーンに参加するため、拡散しやすいです。

企業側はマーケティングの目的も達成できるし、双方にメリットがあります。こうしたインスタグラムのキャンペーンは、個人経営の飲食店でも取り入れられますね。

2,マイトリ~Find My Trip~

旅行好きの女性のための情報サイト・マイトリでは、2018年前半にハワイ旅行の写真を投稿すると抽選で10万円分のJTBトラベルギフトがもらえるインスタグラムのキャンペーンを行っていました。

他には美顔器やアクセサリーセット、スキンケア用品などのプレゼントもありました。

投稿した画像がそのまま旅行券になるというおまけつきで、応募で投稿し、それで当選すればさらに旅行先の様子をインスタグラムに投稿、旅行券も投稿してもらえるというマーケティングの目的を大幅に達成できるインスタグラムのキャンペーンでした。

このインスタグラムのキャンペーンの事例も「ハワイ旅行をみんなに自慢したい」というユーザーの願望と、「マイトリの知名度を上げたい」という企業側の狙いが合致しています。

インスタグラムのキャンペーンは企業やアパレルやコスメブランドが消費者に一方的に提供するのではなく、消費者側もアクションを起こすことで観ている人の興味を引くのが特徴です。ユーザー側の願望に気が付き、キャンペーン内容を決める必要があります。

マーケティングの効果を期待できるインスタグラムのキャンペーンは、企業側とユーザー側の目的がある程度一致していることが条件です。

3,リラクゼーションコーラ リリースキャンペーン

コカ・コーラから2017年に新発売されたリラクゼーション・コーラを宣言するインスタグラムのキャンペーンは、インスタグラムの公式アカウントをフォローし、「いいね」をした人の中から抽選で10名にJTB旅行券とコーラなどのセットが当たるというものでした。

新商品の発売を宣伝するインスタグラムのキャンペーンなので、投稿するなどの手間を省き、ハードルを下げているのが特徴ですね。マーケティングの目的にあったハードルを設定することも大切です。

新商品の宣言のためにインスタグラムでキャンペーンをするという方法は多いですが、ほとんどが商品を購入する手間があります。新しい商品を買うのは勇気がいるので、その手間を省くことで参加しやすくなっている事例です。

インスタグラムでのキャンペーンは手軽ですが、マーケティングの対象と釣り合っている難易度にしないと質の良い結果は得られません。

この事例のようなインスタグラムのキャンペーンは方法が簡単なだけに、提供する側のセンスが問われます。

インスタグラムのキャンペーンを活用できない企業が多いのは、対象に対してユーザーがどのレベルならちょうどいいアクションなのかを判断できないためです。

他の事例を調べてみることで、対象に対してどれくらいのアクションがちょうどいいのかがわかります。

4,海外ツアー夏旅特集ナツタビナツビト

ナツタビナツビトの公式アカウントをフォローし、ハッシュタグをつけて海外の写真を投稿するか、フォローする方法で参加できるインスタグラムのキャンペーンの事例です。

このインスタグラムのキャンペーンでは色のハッシュタグをつけることが条件になっていて、「♯ナツタビレッド」など4種類のタグの中から好きなものを選びます。抽選で旅行スーツケースが1名に当たり、ポーチやトートバッグ、防水ケースなどが10名に当たります。

この事例も、海外旅行へ行った投稿はできるだけ多くの人に見てもらいたいというユーザーの願望と、自社の知名度を上げたいという企業側の狙いが合致しています。

また海外旅行に行けない人も参加できるよう、特設ページの投稿をフォローし、投稿するだけでもいいので、幅広い人に参加してもらえます。

アパレルやコスメブランドと違い、ただ購入するだけでは参加できないインスタグラムのキャンペーンの場合は、このような工夫が必要です。

5,登山コーデフォトコンテスト2017

Columbiaは人気登山漫画とコラボしたインスタグラムのキャンペーンを行いました。登山ファッションを投稿すると、抽選でコロンビアの登山グッズがもらえて、漫画にチョイ役で登場できるという内容でした。

登山付きには自分の登山グッズやファッションを自慢できるというメリットがあり、漫画ファンには好きな漫画に自分をモデルにしたキャラが登場するというメリットがあります。2種類のユーザーが参加するので、インスタグラムのキャンペーン規模が大きいものとなり、注目度もあがります。
 

他のインスタグラムのキャンペーンは投稿し、抽選で結果が出て商品や旅行という体験がもらえます。しかし、この事例は漫画に自分をモデルにしたキャラが登場するという、普通では体験できない付加価値があるのでそれだけ注目度も集まります。

また必ず自社の商品を着用しないといけないわけではないので、コロンビア商品を持っていない人でも参加できるというのもユーザー目線ですね。こうした幅広い層が参加できるキャンペーンをインスタグラムで活用すると、宣伝効果が大きいです。

6,帽子をかぶって夏フェスに行こう!CA4LA ROK’N’ROLL EXPLOSION!

若者に絶大な人気を誇る帽子アパレルブランドCA4LAは、CA4LAの帽子やファッションを取り入れた夏フェス画像を投稿すると、ギフトカードやハット、オリジナルグッズがもらえるインスタグラムのキャンペーンです。

こうした事例は実際に夏フェスに行かないといけないことが多いのですが、CA4LAの場合は「夏フェスファッション」を投稿するだけでも参加できます。夏フェスのチケットが外れた人、忙しくて夏フェスに行く時間がない人も対象になっています。

CA4LAのインスタグラムのキャンペーンは「夏フェスに行ったことを自慢したい」という人や「夏フェスに行けないけど、それ関連のイベントに参加したい」という消費者の願望に合った事例です。

インスタグラムをしている人は常に投稿するネタを探しています。とくに多くの人がレジャーを楽しむ夏にはじけた投稿ができていないと、生活が充実していないような錯覚になってしまうこともあります。

インスタグラムでアパレルやコスメブランドがキャンペーンを行うことで、消費者の焦りを解消するきっかけになります。

7,Audi Japan

アウディでは2018年夏現在、公式アカウントをフォローし、「いいね」するだけで抽選で豪華な賞品がもらえるインスタグラムのキャンペーンを開催しています。過去にもプレミアムな投稿をすると、抽選で豪華賞品がもらえるインスタグラムのキャンペーンを開催していました。

こちらのキャンペーンでは特設ページのボートに投稿した画像が自動で掲載され、当選は投稿直後に分かるというシステムをとっていて、ユーザーがインスタグラムのキャンペーンに参加している実感を持ちやすく、結果もすぐにわかるのが特徴です。

こちらのキャンペーンは1日限定だったのですが、1,000件近くの応募があったといいます。この事例のように、インスタグラムを活用したキャンペーンは分単位で広まり、応募が殺到する事態になることがあります。

もし応募が殺到しても対応できるように準備をしておくことと、インスタグラムのキャンペーン開催中はどれくらいの投稿があるのが常に検索をかける必要があります。

ただハッシュタグをつけるので検索は簡単で、特設ページを設置しなくてもできるのがインスタグラムで行うキャンペーンのメリットです。

8,Gap Japan

人気アパレルブランドのGAPは、インスタグラムでスピーチバブルのパネルかスタンプをつけた投稿で自分の情熱を表現した投稿をするというキャンペーンを開催したことがあります。

投降後にコメント欄に友人の名前3名分を書き込み、その3名が同じように投稿するというアイスバケツチャレンジのようなリレー方式でした。スピーチバブルとは噴き出しのことで、パネルは店頭に置いてあります。しかしスタンプをダウンロードすることもできるので、簡単に投稿できます。

ただこうした手の込んだインスタグラムのキャンペーンは「面白そう!」と思う派と、「面倒くさい」と思う派に分かれてしまいます。

プレゼントは投稿した画像を小冊子にして抽選で送るというもので、雑誌に載ってみたいという願望がある人にとって魅力的なものでしたが、手が込んでいる方法だったので大企業ならではの内容ですね。
 

9,ひと夏分のハーゲンダッツプレゼントキャンペーン

ハーゲンダッツは2017年に、ハッシュタグをつけてハーゲンダッツの画像をインスタグラムに投稿すると、抽選で毎日1名に30個のハーゲンダッツをプレゼントするというインスタグラムのキャンペーンを開催していました。

1名に30個のハーゲンダッツという規模のプレゼントはよくありますが、インスタグラムのキャンペーン期間中、毎日というのはなかなかありません。大規模なプレゼントが当時話題になりました。

またハーゲンダッツはコンビニでも買えて値段も安いので、とても手軽に参加できる事例ですね。

スイーツのインスタグラムでのキャンペーンは、コスメブランドのキャンペーンよりも多くの女性が参加します。その理由は自撮りを投稿しないで済むから。コスメブランドのキャンペーンは自撮りを投稿するものがあるので、それに抵抗を感じる人もいます。

またこのインスタグラムのキャンペーンの事例は、二次的な現象も引き起こしました。ハーゲンダッツのふたを開けたときに、ハート型のくぼみができているものをハートハーゲンダッツといい、ハッシュタグをつけて投稿するのがインスタグラムで流行しました。

同じ商品を一斉に多くの人が投稿することで、普段だったら注目しないことにも注目が集まるようになります。インスタグラムを活用したキャンペーンでは、そうした二次現象が起こりやすいです。

キャンペーンにインスタグラムを活用すると、アカウントを持っていない人が参加しにくいというデメリットがあり、この方法を採用できない企業やブランドもあります。しかし、メリットの方が大きいのでおすすめです。

10,MINTIAHOLLOWEEN

ミンティアが2017年に行ったインスタグラムのキャンペーンでは、ミンティアのハロウィン使用の商品を購入し、一緒に写った写真をハッシュタグ付きで投稿すると、抽選でミンティアが10箱もらえるというものでした。

ミンティアは同時期にハロウィン使用に加工できるアプリを配信していて、そのアプリを使って投稿する人が多かったです。新しいアプリが出てくると、「使ってみたい」とユーザーは思いますし、上手に取れたら自慢したくなるので、その心理をうまくついた事例ですね。

参加方法も簡単ですし、小さいお子さんから大人まで投稿できます。こうした幅広い年齢層が参加できるインスタグラムのキャンペーンは投稿のハードルを下げると成功しやすいです。

2018年夏現在、行ているミンティアのインスタグラムを使ったキャンペーンは、食事と一緒にミンティアの写真を投稿するというものです。

この方法は料理自慢をしたい人に人気が出ますので、単純に商品だけを投稿するのではなく、ユーザーが自慢したいものと一緒にしているのが特徴です。

インスタグラムを活用したキャンペーンは、このようにユーザー目線でユーザーにとってメリットがある投稿ができる方法をとっているものが多いです。当選しなくてもメリットがあるので、多くの人が参加しています。

11,ベジたべるInstagram キャンペーン

カルビーの人気スナック・ベジたべるもインスタグラムでのキャンペーンを開催していたことがありました。

ベジたべるかポテトチップス贅沢ショコラへの手書きのメッセージを書き、ハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿すると、抽選でソロカフェというコーヒーメーカーとカルビスナックが当たります。

2018年2月ごろに行われたインスタグラムのキャンペーンで、商品の画像を投稿するキャンペーンが多い中で手書きのメッセージというのが個性的な事例でした。

この事例は写真を撮るのが苦手な人でも参加しやすい、というメリットがあります。スナック菓子のインスタグラムでのキャンペーンなので、スナック菓子を主に食べる小さい子が手紙やイラストを描くのが好きだということに注目している、ユーザー目線の内容になっています。

12,ハロコス-HALLOCOS-2017

ドンキ・ホーテが開催したハロウィンのインスタグラムのキャンペーンで、ドンキ・ホーテで購入した衣装でコスプレした投稿をハッシュタグをつけてすると、総額300万円の賞金がもらえるというものです。

2017年に開催したこのインスタグラムのキャンペーンは、若い人から家族まで幅広い年齢層のユーザーが参加し、賞を受賞した投稿は特設ページで掲載されるというおまけつきでした。

ハロウィンのようなイベントのときは、インスタグラムにそのイベントにちなんだ投稿をしたいというユーザーが多いです。またコスプレなどのいつもと違う格好をしたら、「かわいい」「面白い」などのリアクションが欲しくなるものです。

ユーザーのこの願望実現と、自社商品の販売促進の両方を叶える事例です。

インスタグラムでキャンペーンを始めてやる場合、参加者をどう集めるかが問われます。その際はハロウィンやクリスマス、ヴァレンタインなどのイベントに便乗すると効果的です。

マーケティングの目的に合ったイベントを見極めることが大切ですし、間近に迫っているイベントと無関係の商品をマーケティングしたい場合は、違和感の内容に関連づけるセンスも問われます。

13,私の #スマホジェニック 投稿キャンペーン 2018

auが2018年発に開催していたのはスマホジェニックな投稿をするインスタグラムのキャンペーンです。このインスタグラムのキャンペーンはパナソニックの美顔器やホットプレート、ハーゲンダッツなどがもらえました。

参加条件はauの公式アカウントをフォローすることです。au側はフォロワーを大量に獲得でき、ユーザーは自慢の投稿の出来を評価してもらえるのが魅力です。またいつも以上に投稿を大勢に観てもらえるので、自己顕示欲も満たせます。

 

このインスタグラムでのキャンペーンの特徴はスマホジェニックならなんでもいいので、景色でも料理でもペットでも友達との写真でも、恋人との写真でも投稿できるところです。しかし、テーマが幅広すぎて、「何を投稿すればいいかわからない」という事態にもなりやすいのが欠点ですね。

インスタグラムのキャンペーンで宣言したい商品や対象を具体的に設定し、それに関連した楽しいテーマを作ることがインスタグラムを活用したキャンペーンには求められます。

この方法は大企業だから出来たので、個人事業主の場合はもっとテーマを絞った方がいいでしょう。

14,阿蘇市公式Instagramフォトコンテスト

このインスタグラムのキャンペーンは阿蘇市でのドライブをテーマにした投稿をすることで、地元の特産品をもらえるものです。実際に阿蘇市に行く必要があるので、地域活性化につながります。

しかし、実際に阿蘇市に行く必要があるので参加するハードルが高いのが欠点です。またそこまでして投稿しても、入賞は1点のみなので当選する確立がとても低いです。

またトライブをテーマにしているので免許を取得している人限定になり、参加ユーザーの幅はとても狭くなります。公式アカウントをフォローし、コメントを書いてからの応募になるので、手間もかかりますね。ただ愛車自慢をしたいユーザーや旅行好きなユーザー、地元住民には参加しやすい内容です。

地域がインスタグラムを活用したキャンペーンを行う場合は、もっと気軽に参加できる条件にしたほうがいいでしょう。マーケティングの目的が地域活性化の場合は、幅広い年齢層に参加してもらえるよう、ハードルは緩く設定してください。

また景品も幅広い年齢層に喜ばれる地域に関連しているものを、用意しましょう!

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マーケティングの目的は自社商品の宣言ですが、それだけではなくユーザーが普段どのようにメイクを楽しんでいるのかも知ることができるので、情報収集にもなります。アパレルやコスメブランドが視覚的にユーザーの使用法を知る機会はなかなかないので、企業側にもメリットがあります。

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インスタグラムのキャンペーンの活用方法

インスタグラムのキャンペーンを活用するためには、まずアパレルやコスメブランドや地域自治体がインスタグラムを利用する必要があります。

ただアカウントを作るだけではなく、一定の期間インスタグラムに投稿を続けてある程度フォロワーを作ってからインスタグラムでキャンペーンを行いましょう。

投稿に対するコメントに注目して、ユーザーはアパレルやコスメブランド、自治体に何を求めているのかを知り、マーケティングの目的とユーザーの欲求をすり合わせる必要があります。

地域再生に活用

特設ページを設立する必要がなく、すぐに拡散できるインスタグラムのキャンペーンを活用することで、地域活性化につながります。おしゃれな投稿を多くの人から募ることができるので、SNSで話題になって観光客が増え、経済効果も期待できるのです。

ただそのためには、ユーザーの願望をかなえる他の自治体とは違う企画を考えないといけません。アイディアが大切なので、ほかの地方自治体のインスタグラムでのキャンペーンを参考にしましょう。

お店などの集客に活用

インスタグラムのキャンペーンは、お店の集客にも活用できます。割引やポイント増量、ノベルティなどを用意して、購買意欲を掻き立てるような投稿をユーザーにしてもらえば、いい宣伝になるからです。

ただ自社商品を着て投稿や、店舗で撮影した投稿に限ると参加へのハードルが上がってしまいます。目的に応じた投稿を募集することは大切ですが、自社商品ではなくても関連している投稿でもいいという風にハードルを下げることが大切です。

マーケティングのためには、ユーザー目線に立ったインスタグラムのキャンペーンが効果的です。

いかがでしたか?

インスタグラムのキャンペーンには参加する楽しみと、当選しなくてもユーザーにメリットがあるので多くの人が夢中になります。

ただ普通のインスタグラムのキャンペーンは魅力的な景品を用意すればいいだけですが、インスタグラムの場合は魅力的な企画も考えないといけないので、常にアンテナを張ってアイディアを練る必要があります。

商品の購買意欲を高める目的でも、知名度を上げる目的でも、マーケティングにあった楽しい企画であなたのアパレルやコスメブランド、店舗を盛り上げましょう!

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