2019年03月16日更新
Google PayはiPhoneでも使える?使い方は?
Google PayをiPhoneで使う方法を知っていますか?本記事では、Google PayはiPhoneに対応しているのか。そして、使い方や注意点について解説します。Google PayをiPhoneで使いたい方は必見です。
目次
- 1Google Payとは
- 2Google PayはiPhoneでも使える?
- 3iPhoneでGoogle Payを使える条件
- ・Google Pay対応のWebブラウザのインストール
- ・WebサイトのGoogle Payへの対応
- ・Googleアカウントへの支払い方法の登録
- 4Google PayのiPhone版アプリは日本未対応
- ・日本での対応時期はまだ未定
- 5iPhoneでGoogle Payを使う時の注意点
- ・以下のような使い方は出来ない
- 6iPhoneで使うならGoogle PayとApple Payどっち?
- ・Apple Payとは
- ・現状はApple Pay
- ・合わせて読みたい!Googleに関する記事一覧
Google Payとは
Google Payとは、Googleが運営している支払いサービスです。様々な電子マネーやクレジットカードを登録でき、スマホ一つで対応するお店や交通機関、Webサイトを利用できるようになるというものです。
また、「Tポイント」や「dポイント」といったポイントカードにも対応しています。これらのカードをGoogle Payに登録することで、お店やWebサービスを利用した際にもポイントをためることができるのです。
重い小銭や大量のカードを持ち運ぶ必要がなくなるGoogle Payを使うことで、日常の支払いをスピーディに行うことができます。LINE PayやPayPay(ペイペイ)などと同様、キャッシュレスの生活を実現できるでしょう。
では、Googleが提供するAndroid OSを搭載する端末はGoogle Payを当然使えますが、iPhoneでは使えるのでしょうか。詳しく解説していきます。
Google PayはiPhoneでも使える?
公式サイトによると、Google PayはiPhoneでも使えるということが分かりました。しかし、使うためにはいくつかの条件を満たす必要があるため、解説していきます。
iPhoneでGoogle Payを使える条件
iPhoneでGoogle Payを使える条件について解説していきます。
Google Pay対応のWebブラウザのインストール
ChromeやSafari、FirefoxといったWebブラウザをiPhone内にインストールする必要があります。iPhoneにはSafariが標準でインストールされているため、問題ありません。
WebサイトのGoogle Payへの対応
WebサイトでGoogle Pay使うには、そのサイトがGoogle Payに対応している必要があります。Google関連のサイトでなければ、Google Payへ対応しているか確認しておきましょう。
公式サイトを見てみると、現時点で対応するWebサイトはまだまだ少ないことが分かります。今後の対応サイトの拡大に期待です。
Googleアカウントへの支払い方法の登録
事前にGoogleアカウントへ支払い方法を登録する必要があります。その方法は2つあり、
- Android端末でGoogle Payアプリを起動して登録する
- パソコンで公式サイトにアクセスして登録する
という方法です。
iPhoneでは登録ができない点に注意してください。
Google PayのiPhone版アプリは日本未対応
Google PayのiPhone版アプリは、日本国内で使用することはできません。Google PayをiPhoneで使用することができますが、アプリを利用した使い方はAndroid端末でしかできない状況です。
日本での対応時期はまだ未定
日本でGoogle PayアプリがiPhoneで使えるようになると、さらに使いやすくなると思いますが、日本での対応時期はまだ未定です。
しかし、アメリカのApp Storeを見てみると、日本語には対応していることが確認できました。よって、Googleは日本国内での対応の準備は確実にしていると言えるでしょう。
iPhoneでGoogle Payを使う時の注意点
iPhoneでGoogle Payを使う時には、いくつかの注意点があります。
これは、iPhone版Google Payアプリが日本未対応ということに関係が深いため、確実に理解しておきましょう。
以下のような使い方は出来ない
iPhoneでGoogle Payを使うには、Google Payアプリを使うことができないため、Webブラウザを介した使い方しかできません。よって、使い方が制限されるため注意する必要があります。
コンビニなどでの支払い
すでに解説したように、iPhoneでGoogle Payを使うにはWebブラウザを介する必要があります。よって、対応するコンビニやスーパーなどのレジの読み取り端末にかざして支払いをするという使い方はできません。
Google PayはnanacoやWAONには対応していますが、実店舗ではAndroid端末のみ使えるという点に注意してください。
電車やバスの支払い
電車やバスの支払い時も、コンビニなどと同じように読み取り端末にかざす必要があります。よって、対応する電車やバスであっても、Google Payを利用して乗車するという使い方はできません。
Google PayはSuica対応していますが、Android端末のみできる使い方です。
ブラウザを使わないWebサービス
iPhoneでは、ブラウザを使わないWebサービスでGoogle Payを使うことができません。例としては、アプリ内での決済時があげられます。アプリ内ではWebブラウザを介していないので、Google Payを利用することができないのです。
この使い方も、Android端末のみでできる使い方です。
iPhoneで使うならGoogle PayとApple Payどっち?
ここまで、iPhoneでGoogle Payを使えるのか、そして使い方や注意点について解説してきました。
最後に、iPhoneで使用するにはGoogle Payと、Appleが提供しているApple Payのどちらがより使いやすいのでしょうか。Apple Payの解説も踏まえながら解説します。
Apple Payとは
Apple Payは、Appleが提供する決済サービスで、基本的な機能はGoogle Payと同様です。電子マネーやクレジットカードを登録することで、対応するお店や交通機関、Webサイトを利用することができます。
しかし、両サービスで対応するWebサイトが異なるため、両方使い分ける方は注意する必要があります。
細かい機能に違いがある
基本的な機能は同じと説明した両サービスですが、iPhoneで使うには細かい機能の違いがあります。そのような違いを踏まえた上で、iPhoneではどちらの方が使いやすいのか見ていきましょう。
現状はApple Pay
現時点ではAppleが提供するApple Payの方がiPhoneで使うには適していると言えます。その理由を、iPhoneでApple Payを使う際のメリットを踏まえながら解説していきます。
理由は?
理由は、現時点でiPhoneではGoogle Payの全機能を使用できないからです。
具体的には、
- コンビニやスーパー等の実店舗で利用できない
- 公共交通機関での使用ができない
という日常生活での利用ができないということです。
iPhoneでGoogle Payを使用するには、Webブラウザを利用することが条件であり、これが機能を制限されている要因です。また、iPhone版Google Payアプリが日本未対応ということも、要因の一つと言えます。
一方、iPhoneでApple Payを使うと、上記のデメリットはすべて解決できます。さらに、iPhoneでApple Payを使用することのメリットとして、
- Apple Pay専用のWalletアプリが標準でインストールされている
- 機種変更の際に簡単に情報が移行できる
ということがあります。
やはり、Apple PayはiPhoneと親和性が高いため、機能が充実しています。特に、機種変更の際にApple ID一つで登録した情報を引き継ぎできるため、非常に利便性が高いと言えるでしょう。
iPhoneで使用するにはApple Payの方が使いやすいと解説してきましたが、
- Webブラウザを介する限定的な使い方しかしない
- Google関連のサービスを様々なOSのデバイスで使用している
という方は、Google Payの方が使いやすいと言えます。
ご自身の利用目的や端末を考えて、Google Payを利用してみてください。
いかかでしたか?iPhoneでGoogle Payを使用する際には注意点がいくつかありますが、Webブラウザを介した決済においては非常に便利なサービスです。
また、今後iPhone版Google Payアプリの国内対応もされると考えられるので、新たな情報に期待です。