2019年03月22日更新
pixivファクトリーの評判は?サービスで得する人とは!
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)とはイラストなどを用いてオリジナルグッズを作れるサービスです。そのpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の評判などについて説明していきたいと思います。
目次
pixivファクトリーとは?
pixivというサービスを知っている人は多いかと思いますが、そのサービスには「pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)」というものが存在します。
イラストなどでオリジナルグッズを作れるサービス
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)とは、イラストなどを利用してオリジナルグッズを作れるサービスになります。
オリジナルのグッズを作成できるサービスはさまざまありますが、基本的に複数点から受注可能というところが多いです。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)で作成できるグッズの種類も多岐にわたり、1点から注文することが可能です。
上記がpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の公式サイトになります。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)とはpixivと連携して利用するものになりますので、当然注文するためにはpixivアカウントが必要です。
pixivとはROM専と呼ばれる読むだけという人でもアカウントは必要なサイトですので、pixivを利用していれば必然的にpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)も利用できます。
pixivファクトリーで損する人/得する人
そんなpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)を利用することにより損する人と得する人がいるのはご存知でしょうか?
損する人とはどんな人なのか、逆に得する人とはどんな人なのかをそれぞれ見ていきましょう。
損する人
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)で損する人とは、コミックマーケットなどで頒布するオリジナルグッズなどを大量に発注するために利用する人になります。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)では、大量に発注した場合も1個だけ作った場合もかかる費用としてはほぼ同じなのです。
それこを100個生産する場合などの場合は、pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)以外の別のサービスを利用したほうが割に合います。
もちろん、pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)が後述しますが1点ものを作成したい人以外には損する可能性が高いサービスとは言え、ロット割引がないわけではありません。
そのため、損するか得するかをpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)を含めたサービスのサイトを閲覧して値段比較を行い、得するか損するかを判断してください。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)とは大量発注者にとっては損することが多いサービスとも言えますが、大量の範疇に関しては人それぞれ差があると思いますので、比較をしていただくのが一番かと思います。
得する人
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)で得する人とは、個人で1つだけグッズを作成したい、という人になります。損する人とは逆になりますね。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)は1つから作成できるという点が魅力的なサービスです。(もちろんグッズの種類によっては大量発注したほうが単価が安く済む場合もあります)
ほかの業者で発注した場合、大量に生産してこそ採算がとれるのですが、pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)は逆に1つだけグッズを作成するだけでも十分に採算がとれるため、得するというわけですね。
そのため、pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)とは自分のための1点もののグッズを作成したい人にとっては得するサービスにほかなりません。
もちろん、pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)以外にも1点もののグッズ作成ができるサイトもありますので、作成したいグッズの種類で比較してみるのもいいかもしれません。
もちろん、pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)と作れるものが重複している場合は、損するか得するかを比較するようにしてみてくださいね。
pixivファクトリーの使い方
さて、ではpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の使い方の説明に参りましょう。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の使い方の流れとしては、作りたいアイテムの選択→イラストのアップロード・保存→グッズ受け取りになります。簡単にではありますが、使い方を見ていきましょう。
作りたいアイテムの選択
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の使い方として、まず、作りたいアイテムを選択してください。現在のpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)では53種類のグッズを作成することができます。
作りたいアイテムを選択して、画面上部の「つくってみる」もしくは画面を下の方にスクロールしたところにある「~をつくってみる」をクリックしてください。
イラストをアップロード/入稿する
次に、上記の画面にイラストをアップロードしてみましょう。このアップロードの使い方もクリックして参照させるか、利用したい画像をドラッグアンドドロップで移動させるだけです。(pixivにアップしたイラストを利用することも可能)
サイズや色の種類があるものは、画面上部下に選択ボタンがありますのでそこをクリックします。
サイズの調整等を行ってください。
プレビューを開くと実際の例が表示されます。(上記イラストは自作のものです。「SAMPLE」はイラストにもともとこちらでつけたのもですので、実際に「SAMPLE」表記はされるわけではありません)
「デザインを保存する」をクリックすれば、アイテムのデータの作成が完了します。
なお、初回に限り利用規約への同意が必要になりますので、「同意して保存する」をクリックしてください。
作成したグッズを受け取る
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)で作成したグッズを受け取るには「注文する」ボタンから行うことになります。
注文内容を確認し、「注文手続きへ」をクリックしましょう。
送り先の入力と、支払方法を確認して、決済へ進み、発注します。(なお自分のための発注でなくイベントなどで頒布するためのものの場合はBOOTHでのオンデマンド販売や倉庫からの発送というのも可能です)
どうですか? 使い方としては結構簡単ですよね。
グッズによっては使い方というよりも作り方が難しいと感じるものもあるかとは思いますが、基本的にテンプレートが存在します。テンプレートの使い方もイラストソフトに落として利用するだけですので、分かりやすいかと思います。
pixivファクトリーの評判は?
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の使い方は簡単ですので問題ないといえるかとはおもいます。
そこで気になるのはpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の評判ですが、そのあたりがどうなのか見ていきましょう。
Twitterでの評判
下記がTwitterでの評判の一部になります。こちらは二次創作のイラストを自分で作成してグッズを作成した例になりますね。
最近流行ってるpixivファクトリー。もれなく私もハマっている一人遊び🌝 pic.twitter.com/4T2hNMiKk9
— にしむ🐷固定でオフ会告知 (@nishimu_uoxou) November 27, 2016
こちらの方は様々な種類のグッズを作られたようです。オリジナルキャラクターでもこれだけの様々なグッズを作成できるのは、オリジナルグッズを作りたい方にはとても魅力的なものかと思います。
pixivファクトリーで発注するついでに架空のうちの子一番くじ作って遊んでる pic.twitter.com/d8B2xVdJ6J
— 茶々 (@tyairononeko) November 27, 2016
個人的に自分のためのグッズ(1点もの)を作成するのにも最適と前述しましたが、こちらはその最たる例かと思います。
なかなか自分だけでは作成できないオリジナルグッズを作る楽しみがいかに評判高いかがうかがえますね。
個人的な楽しみでpixivファクトリーでアクリルフィギュア作ったo(*^▽^*)o 綺麗に作って貰えて嬉しい~✨ pic.twitter.com/ThAKvk9St2
— ムサヲ🙈恋と嘘8巻🙊出たよ🙉 (@tsumugi630) November 25, 2016
その他にも様々な評判がありますが、基本的にpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の評判は上々のようです。
細部まで印刷されていたりと、印刷面での評判もよいようですので、評判を気にしていた方も安心してください。
pixivファクトリーのグッズ作成にかかる費用は?
さて、pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)でグッズを作ろうにも、その費用は果たしていかほどか、気になるという人は多いでしょう。
値段一覧
様々な種類のグッズがありますが、値段はそれぞれのグッズの場所で確認することになります。各ロットごとの値段も含めて表にしてみました(2019年3月現在)
なお、各グッズにはサイズ違い(もちろん値段も異なります)がありますが、それは各自でpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の方で確認して頂けたら幸いです。
ひとまず、最低単価(最小サイズの最高ロット数の値段)を記載していますので、参考程度に見てください。
商品名 | 最低単価 | 最高ロット |
アクリルキーホルダー | 330円 | 1000~ |
アクリルバッジ | 330円 | 1000~ |
缶バッジ | 60円 | 30~ |
ピンバッジ | 800円 | ロット割りなし |
ステッカー | 160円 | 50~ |
スマホリング | 460円 | 1000~ |
Tシャツ(白ボディー) | 1,150円 | 100~ |
Tシャツ(カラーボディー) | 2,380円 | ロット割りなし |
Tシャツ(フルグラフィック印刷) | 2,080円 | 31~ |
Tシャツ(シルクスクリーン印刷) | 940円 | 100~(最小ロットは10枚) |
パーカー(白) | 3,580円 | ロット割りなし |
パーカー(白以外) | 4,180円 | ロット割りなし |
スウェット | 2,580円 | 500~ |
トートバッグ | 900円 | ロット割りなし |
サコッシュ | 1,700円 | 10~ |
タイツ | 1,590円 | 31~ |
長傘 | 6,100円 | 30~ |
iPhoneケース | 1,800円 | ロット割りなし |
iPhoneケース(手帳型) | 2,000円 | 1000~ |
Androidケース(手帳型) | 2,200円 | 1000~ |
パスケース | 1,820円 | ロット割りなし |
ICカードステッカー | 648円 | ロット割りなし(1組2枚入り) |
アクリルフィギュア | 600円 | 50~ |
アクリルスマホスタンド | 1,500円 | 50~ |
パズル | 3,500円 | 50~ |
枕カバー | 3,240円 | ロット割りなし |
抱き枕カバー | 9,500円 | 30~ |
クッションカバー | 2,370円 | 31~ |
ブランケット | 5,800円 | ロット割りなし |
卓上ミニ傘 | 1,520円 | 50~ |
屏風 | 350,000円 | ロット割りなし |
タオル | 1,050円 | 50~ |
マグカップ | 1,150円 | 100~ |
タンブラー | 1,300円 | ロット割りなし |
メガネ拭き | 800円 | ロット割りなし |
モバイルバッテリー | 2,500円 | 50~ |
クリアファイル | 700円 | 100~ |
ペンケース | 2,380円 | 500~ |
ポーチ | 2,680円 | 500~ |
マスキングテープ | 250円 | 3000~ |
印鑑ケース | 2,680円 | ロット割りなし |
捺印マット | 2,140円 | ロット割りなし |
名刺入れ | 2,600円 | ロット割りなし |
名刺入れ(レザー製) | 2,980円 | ロット割りなし |
ポストカード | 1,835円 | ロット割りなし(10枚一組) |
ポスター | 1,250円 | ロット割りなし |
パネル | 2,480円 | ロット割りなし |
タペストリー | 3,780円 | ロット割りなし |
ミニタペストリー | 2,160円 | ロット割りなし |
キャンバス | 2,940円 | ロット割りなし |
複製画(プリモアート) | 8,500円 | ロット割りなし |
名刺 | 253円(/10枚) | 110~(最小ロットは10枚) |
アートプリント名刺 | 330円(/10枚) | 500(最小ロットは50枚) |
テーブルクロス | 7,000円 | ロット割りなし |
ざっと上記のような感じになります。
ロット数と価格の違い
さて、ロット数と価格の違いの話になりますが、ロット数によって値段が異なってきます。上記の表もロット数最大のものの金額を記載してありますので分かりやすいかと思います。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)に限らず、同人誌などのほんの部数などに応じて価格帯が異なってきますが、基本的にロット数が多いほど値段が低くなるのが特徴です。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の場合ももちろんロット数ごとに値段が異なります。例としてAndroidケース(手帳型)のSサイズのロット割引の値段を表で見てみましょう。
ロット数(個) | 1~9 | 10~49 | 50~99 | 100~299 | 300~499 | 500~999 | 1000~ |
値段(円) | 3,320 | 3,100 | 3,000 | 2,700 | 2,600 | 2,400 | 2,200 |
上記のように、ロット数が多くなるほど値段が低くなります。これを利用してできるだけ安く発注できます。
ただし、安いからと言って大ロットで買うのもまたまずいのも事実です。在庫処理のことを考えると、小ロットでの生産が無難でしょう。
もちろん、大きいロット数で発注して捌けることが分かっているのであれば、それでの受注を止めるつもりもありません。在庫状況、懐状況など、様々なことを考えて発注するのが無難です。
送料はどれくらい?
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)で作成したグッズを受け取る場合の送料ですが、グッズを受注してくれる会社が同じかどうかで異なってきます。
また、同じ会社で作成されるものを頼んだとしても、それぞれのグッズの個数が1つか複数化によって送料も変わってくることがあります。
組み合わせによって変化しますが、基本的には320円~756円というところですね。ただし『基本的には』です。それ以上かかる場合もありますので、送料がいくらぐらいかかるかは注文時に表示される「送料」欄で確認してください。
pixivファクトリーを利用する際の注意点
さて、ここまではpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)の使い方などを説明してきましたが、pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)を利用する際の注意点もありますので、それらの説明をしていきましょう。
イラスト作成時の注意点
イラスト作成時の注意点ですが、2点ほどありますので注意してください。
イラストは自分で描いたものを
一次創作二次創作に限らず、イラストは原則として自分で描いたものを利用するようにしてください。
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)のQ&Aから引用したものが下記のものになりますが、下記のものは個人的な使用目的でも発注はできません。
仮に発注したとしても、違反しているかどうかの確認ののちキャンセル・返金となります。
以下のような画像を使用したグッズは、個人使用目的であっても製造することができません。
- 画像の制作者に、グッズ作成目的での使用許可をもらっていない画像
- 著作権の存在する画像をトレス・模写したもの
- 自分で撮影した芸能人・有名人の写真
- 著作権により保護された商標やロゴが入っているもの
- 雑誌・ポスター・看板などを撮影した写真
- インターネットからダウンロードしたアニメや漫画の画像、動画のキャプチャなど
自分で描いていない(かつトレス・模写でないもの)であれば何の問題なく利用できます。
他者のイラストや他者が被写体の写真を利用する場合
「画像の製作者に、グッズ作成目的での使用許可をもらっていない画像」とあることから察する人もいるとは思いますが、画像の製作者の方が許可すればpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)でグッズ作成を行うことができます。
ただし、許可を得てほかの人が書いたイラストなどで注文した場合は注文後、お問い合わせフォームから注文番号と許可した事実が分かる書面などのスクリーンショットが必要になります。その後確認が取れ次第グッズ作成に取り掛かりますので、そのあたりを承知の上で利用してください。
グッズは注文を受けてから製造される
pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)では、グッズは注文を受けてから製造されます。もちろん、BOOTHで販売するものも倉庫販売を除きそれにあたります。
BOOTHで販売するものは、オンデマンド販売であれば注文者からの注文があったら製造・発送となります。倉庫からの発送販売の場合はBOOTHの倉庫に保管されているグッズを発送してもらうことになります。
倉庫販売の場合以外は注文を受けてからの製造になりますので、その点を理解したうえでpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)を利用してください。
いかがでしたか? pixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)では様々なグッズを作成でき、個人からサークルといった幅広い対象にも対応しています。
自分の作りたいオリジナルグッズが何なのか、その最小ロット数が何なのか等、ほかのサイトと見比べたうえで、ぜひpixivFACTORY(pixivファクトリー/ピクシブファクトリー)を利用していってください。