Googleカレンダーを特定ユーザーと共有(追加)する方法!
Googleカレンダー(読みは「グーグルカレンダー」)は、個人のスケジュールやToDo管理に便利です。お互いのスケジュールを共有し追加し合う、調整業務を単純化できます。Googleカレンダー(グーグルカレンダー)を追加共有して使用する方法を確認します。
目次
- 1Googleカレンダーの共有方法〜ユーザーを追加〜
- ・自分のカレンダーに特定ユーザーを追加する方法
- 2Googleカレンダーの共有方法〜相手のカレンダーを追加〜
- ・相手のカレンダーを追加して共有する方法
- 3Googleカレンダーの共有を解除する方法〜ユーザーを削除〜
- ・共有しているユーザーの削除方法
- 4Googleカレンダーの共有を解除する方法〜カレンダーを削除〜
- ・追加したカレンダーの削除方法
- 5Googleカレンダーの通知を共有する方法
- ・全体の通知設定
- ・予定ごとの通知設定
- 6Googleカレンダーで共有した内容をスマホで閲覧する方法
- ・iPhoneのカレンダーアプリで見る
- ・Androidのカレンダーアプリで見る
- ・合わせて読みたい!Googleに関する記事一覧
Googleカレンダーの共有方法〜ユーザーを追加〜
Googleカレンダー(グーグルカレンダー)は、個人のスケジュール管理だけでなく、複数人のカレンダーを共有することができます。特定のユーザーに自身のスケジュールを共有する方法を確認します。
カレンダーを共有することで、何度も時間確認を行うこともなく、相手方の空き時間の確認や不在日を確認することができます。このようにスケジュールを可視化することで打合せの調整時間を短縮することが可能です。
スケジュールの共有の必要がなくなった際には、その共有設定を適宜解除することも可能です。
自分のカレンダーに特定ユーザーを追加する方法
自分自身が管理しているGoogleカレンダーを、特定ユーザーへ共有設定することで、スケジュールを共有することができます。これは公開とは異なります。それぞれのユーザーに合わせた権限を設定することで、セキュリティを保つことができます。
スケジュール共有用のカレンダーを作成する
個人のGoogleカレンダーをそのまま共有する方は、このステップは不要です。共有するには情報を取捨選択する必要があると考える方には、共有用のGoogleカレンダーを作成することをおすすめします。
1.カレンダーを追加と記されているすこし右側にマウスを置くと、表示される[オーバーフローメニュー]を選択します。
2. [新しいカレンダーを作成]を選択します。
3. 新しいカレンダーを作成の画面が表示されます。新しく作るカレンダーの[名前][説明]を入力します。これは他者が確認するものですので、わかりやすい説明を付けることをお勧めします。
4.[カレンダーの作成]を選択します。
カレンダーが「マイカレンダー」内に追加され、新たなカレンダーが作られたことが確認できます。
共有するユーザーを追加する
共有用のカレンダーに、スケジュールを共有するユーザーを登録します。共有したいユーザーのGoogleカレンダーを使用しているメールアドレスを予め確認しておくことが必要です。
1.作成したカレンダーの右側の[オーバーフローメニュー]を選択します。
2.カレンダーに対する編集画面が表示されます。スクロールか[特定のユーザーとの共有]を選択にて、特定のユーザーとの共有設定を表示します。
3.[+ ユーザーを追加]を選択します。
4.共有を行いたいユーザーのメールアドレスを入力します。同時に複数人の設定が可能です。
5.[送信]を選択します。
閲覧権限にて、共有するユーザーの設定ができました。
6.カレンダー表示に戻るには、[←]を選択します。
権限を設定する
共有するユーザーにあわせて、権限を設定することができます。詳細は下記の権限の種類の表を確認してください。初期設定は閲覧権限ですが、以下の方法で変更することができます。
1.変更したいカレンダーの[オーバーフローメニュー]を選択します。
2.[特定ユーザーとの共有]の選択かスクロールにて、特定ユーザーとの共有を表示します。
設定されているユーザーのメールアドレスの横に権限が表示されています。以下の4種類より選択ですが、詳細を非表示にし、スケジュールが埋まっている枠が表示される[予定の時間枠のみを表示]から、スケジュールをただ閲覧できる[閲覧権限]があります。
■参考 権限の種類
予定の時間枠のみを表示(詳細を非表示) | 予定があることは確認できますが、その予定が何であるか相手には確認できません |
閲覧権限(すべての予定の詳細) |
予定の内容詳細を含め、閲覧することができます。 |
予定の変更権限 | 予定を自由に追加したり、変更する権限を与えます。 |
変更および共有の管理権限 | 予定のみならず、そのカレンダーの共有設定を変更が可能となる権限を与えます。 |
ビジネスの関係の場合、上司の予定を変更したりするアシスタントや秘書の役割の方には[予定の変更権限]を与えるや、仲間ではあるが細かな予定までは公開は出来ない時には[予定の時間枠のみを表示]を選択するなど、関係性を考慮したうえで設定を行えます。
Googleカレンダーの共有方法〜相手のカレンダーを追加〜
Googleカレンダー(グーグルカレンダー)にてスケジュールを管理している方の予定を確認したいことはあります。例えば上司の予定を把握していることが、ビジネスの場をスムーズに連携できるポイントになります。
相手の方のスケジュールを確認するには、共有を依頼し、相手方が承認することでスケジュールを共有登録を行うことができます。
相手のカレンダーを追加して共有する方法
共有をしてほしい特定ユーザーを指定して、カレンダーの共有要求を行うことができます。この要求に答える形で、相手の管理しているスケジュールを共有してもらうことができます。
また相手方の設定した権限の範囲でのスケジュールの確認ができます。不要となった際にも解除することができます。
「友達のカレンダーを追加」から登録
友達のGoogleカレンダーを追加するには、カレンダーの追加リクエストを送ります。友達が承認し、権限を設定が完了すると友達のカレンダーを確認することができます。
1.[カレンダーを追加]欄に、追加したい友人のGoogleカレンダーを使用しているメールアドレスを入力します。
2.指定した友人のカレンダーにアクセスする権限のリクエストを送信します。[アクセス権をリクエスト]を選択します。
共有のリクエストを受けた方は、メールにてリクエストを受領します。
このようにカレンダー共有のリクエストを受けた場合、必要性に応じて、前述のカレンダーの共有を設定を行います。
またリクエストされたカレンダーは共有したくない場合、お断りするや、同じく前述のように、新しいカレンダーを作り共有するなど対応を検討する必要があります。
Googleカレンダーは個々のカレンダーを保持するオーナーの許可無く、勝手に共有されることはありません。
追加したカレンダーを表示する
リクエストしたカレンダーに対し、友人などが権限設定を完了すると「他のカレンダー」の一覧内にカレンダー名称が追加表示されます。
1.カレンダーの□部分をクリックすることで、表示/非表示を切り替えることができます。
2. 設定された権限に応じて、友人のスケジュールを確認することができます。
Googleカレンダーの共有を解除する方法〜ユーザーを削除〜
ビジネスの担当者が変わった時など、共有して頂いていたGoogleカレンダーをもう参照することは無くなることはよくあります。
この場合、表示されないように、Googleカレンダー(グーグルカレンダー)のカレンダーより、ユーザー削除を行うことで、共有設定を解除できます。
共有しているユーザーの削除方法
共有設定に登録されているメールアドレスを削除することで、そのメールアドレスを保持している方との、Googleカレンダーの共有を解除することができます。この解除により、相手方にはスケジュールを閲覧することができなくなります。
1. [オーバーフローメニュー]を選択します。
2.[設定と共有]を選択します。
3. 特定のユーザーとの共有にて、登録されているユーザのメールアドレスを[×]にて共有を解除します。
相手方のカレンダーに表示されていたカレンダーは、自然に非表示となります。これにて相手方にはスケジュールを閲覧することが出来なくなります。
Googleカレンダーの共有を解除する方法〜カレンダーを削除〜
共有を行ったGoogleカレンダーを削除することができます。この削除により、カレンダーに登録した予定、共有設定などすべて同時に削除されます。設定の解除ではなく、削除されますので注意が必要です。
まだ必要なスケジュールのオーナーが、削除するカレンダーではないことを確認してからこの削除を実行することをお勧めします。
追加したカレンダーの削除方法
カレンダーが不要となった場合、カレンダーそのものを削除します。この削除により共有設定も解除され、すべての登録されていた情報も合わせて削除されます。
1.[オーバーフローメニュー]を選択します。
2.[設定と共有]を選択します。
3.[カレンダーの削除]を選択します。
4. [削除]を選択します。
5.[完全に削除]を選択します。
このカレンダーの削除にて、カレンダーに登録されていた情報も含めすべて削除されます。必要が無くなったことをきちんと確認した上で、十分に注意してからカレンダーの削除を行うことをお勧めします。
Googleカレンダーの通知を共有する方法
Googleカレンダー(グーグルカレンダー)のカレンダーでは、打ち合わせなどの予定の前に、事前に通知機能にて、アラーム表示することができます。
一つのスケジュールに、ゲスト参加として登録することでスケジュールが保持しているアラーム設定にて、メンバーに共通してアラームが通知されます。
なかなか参加者が集まらない打ち合わせなどの場合、スケジュールを上手に使用することで、スムーズに集合し会議を開催することができます。
全体の通知設定
Googleカレンダーに登録するすべての予定に対し、アラームをメールで行うか、デスクトップに通知するかの、通知音を鳴らすかのデフォルト値を設定することができます。この通知設定により、カレンダーに作成される予定のデフォルト値として登録されます。
1.画面右上の部品マークである[設定メニュー]を選択します。
2.[予定の設定]にて、通知方法と、通知音を鳴らすか鳴らさないかの設定を行います。
予定ごとの通知設定
予定の中には、アラームは不要の予定もありますし、また必ず遅刻が許されない場合、何回かのアラームを設定することができます。
1.予定の詳細設定画面内に[アラーム]設定を行います。通知方法別に何分前に通知するかの設定ができます。
アラームの通知は[通知を追加]にて増やし、それぞれに時間設定することができます。またアラームの後ろの [×]を選択することで、通知を解除することもできます。
Googleカレンダーで共有した内容をスマホで閲覧する方法
Googleカレンダー(グーグルカレンダー)のカレンダーは、スマホアプリにてiPhone、アンドロイド共にサービスが提供されています。
PC版のGoogleカレンダーと同じカレンダーを表示し、スケジュールを確認することができます。しかしGoogleカレンダーのアプリは、カレンダーの表示/非表示の切り替えはできますが、カレンダーの作成や共有設定などは行なえません。
iPhoneのカレンダーアプリで見る
IOS向けのGoogleカレンダーアプリを使用することで、iPhoneや、iPadにてGoogleカレンダーに登録した予定を見ることができます。カレンダー共有や権限などの詳細の設定は、ブラウザ版(PC版)のみとなります。
アプリを使用するには、以下のApp Storeよりダウンロードを行う必要があります。
Androidのカレンダーアプリで見る
アンドロイド向けのGoogleカレンダーアプリを使用することで、Android 搭載スマートフォンやタブレットにてGoogleカレンダーに登録した予定を見ることができます。カレンダー共有や権限などの詳細の設定は、ブラウザ版(PC版)のみとなります。
アプリを使用するには、以下のGoogle Playよりダウンロードを行う必要があります。
スマホアプリでの共有カレンダー表示
iPhoneでの[Googleカレンダー]アプリにて、カレンダーの表示/非表示を切り替えるには、通常非表示となっているメニューを表示させます。このメニューにてGoogleカレンダーの月表示、週表示、非表示の切り替えや、カレンダーの選択を行うことができます。
Googleカレンダーの画面左上のメニューより、他のカレンダーを確認します。
1.[メニュー]を選択し、設定メニューを表示します。
2.[さらに表示]にて確認することができるカレンダーを表示することができます。