iPhoneの指紋認証(Touch ID)設定・登録方法!使い方も解説!

指紋認証(Touch ID)とは事前に設定しておくことで、便利にiPhoneを使える機能です。ただ初期設定以外で設定方法が分かりにくいので、ここでiPhoneの指紋認証(Touch ID)の設定/登録方法とはどんな手順か、使い方は簡単なのかを紹介します。

iPhoneの指紋認証(Touch ID)設定・登録方法!使い方も解説!のイメージ

目次

  1. 1iPhoneの指紋認証(Touch ID)とは
  2. 指紋を識別する機能
  3. 2指紋認証(Touch ID)を設定する方法
  4. 指紋を登録する
  5. 3指紋認証(Touch ID)の使い方〜iPhoneのロック解除〜
  6. スリープ状態でホームボタンを押す
  7. 4指紋認証(Touch ID)の使い方〜コンテンツを購入〜
  8. Touch IDでコンテンツ購入許可する
  9. コンテンツの購入方法
  10. 5指紋認証(Touch ID)の使い方〜アプリ起動時のロック解除〜
  11. 「LINE」での設定方法
  12. 6指紋認証(Touch ID)を使用するメリット
  13. パスワード入力の煩わしさがなくなる
  14. 7指紋認証(Touch ID)を使用するデメリット
  15. 指が汚れていると認証してくれない
  16. 無駄遣いの原因になる
  17. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

iPhoneの指紋認証(Touch ID)とは

指紋認証(Touch ID)とは、iPhoneで使えるセキュリティ機能のことです。基本的にiPhoneの初期設定をする過程で指紋を登録するのが一般的です。

でも初期設定の段階では使わないと判断し、登録しなかった人がiPhoneを使っているうちにやっぱり必要だと思った場合は、簡単に登録できます。

指紋認証(Touch ID)はiPhoneのセキュリティ性を格段に上げてくれるので、紛失した際にも勝手に第三者に使われる心配が減ります。iPhoneユーザーなら真っ先に設定しておきたい機能です。

指紋を識別する機能

iPhoneのロック画面

指紋認証(Touch ID)とはiPhoneにホームボタンを当てるだけで、指紋を識別する機能です。指紋登録を行うことでApp Storeでアプリを購入したり、ロック画面でiPhoneのロックを解除したりすることができます。

自動でログインやパスワード入力/決済ができる

パスワード入力の画面

iPhoneのロック解除をするときやWalletの支払いなどの際にパスワード入力が必要な場合には、指紋認証(Touch ID)を代用することができます。指紋認証(Touch ID)とは、パスワード代わりに使える機能なのです。

Apple Payの画面

iPhoneの指紋認証(Touch ID)はAppStoreからアプリを購入できるだけではなく、Apple Payで買い物をするときにパスワードを入力する代わりにも使うことができます。

Apple Payで使う方法とはApple Payを起動して、支払いの時にホームボタンに指紋をスキャンした指を当てるだけです。

iPhone や iPad で Touch ID を使う - Apple サポート

指紋認証(Touch ID)を設定する方法

iPhoneのホーム画面

iPhoneで指紋認証(Touch ID)を使う場合には、事前に設定/登録する必要があります。iPhoneの初期設定で設定/登録することができますが、そのときに「後で設定する」を選択した場合の設定/登録方法とは、どんな手順で行うのか説明していきます。

指紋を登録する

設定アプリ画面

指紋認証(Touch ID)の設定/登録の手順とは、iPhoneの設定アプリを起動して行います。1台のiPhoneで複数の指紋を登録することができますし、いつでも削除することもできます。

「設定」アプリの「Touch IDとパスコード」項目を選択する

設定の画面

iPhoneのホーム画面で設定アプリをタップして、一番最初の画面を下にスクロールしていきます。

「Touch IDとパスワード」の項目

最初の画面下の中盤にある「Touch IDとパスコード」という項目をタップしましょう。

パスコードの入力画面

パスコードの入力画面になるので、iPhoneに登録している6桁数字のパスコードを入力します。

「iPhoneのロックを解除」をオンにする

Touch IDとパスワードの画面

パスコードを入力したら、「Touch IDとパスコード」の画面で「iPhoneのロックを解除」をタップします。

「iPhoneのロックを解除」のオン画面

この設定は指紋認証(Touch ID)に指紋を登録してからでも変更できますが、ついでにオンすることができるのでしておきましょう。

「指紋を追加」を選択

「指紋を追加」の項目

「Touch IDとパスコード」の画面の下部にある「指紋を追加」という青い文字の項目をタップしてください。

画面指示に従って指紋をスキャンさせて登録

指紋登録の開始画面

指紋を追加する画面になったら「指でタッチ」という画面が表示されるので、利き手の親指をiPhoneのホームボタンに当ててください。

「指でタッチ」の画面

「指でタッチ」という画面でホームボタンに指を当てると、画面に赤い指紋のマークが表示されてどれくらい指紋をスキャンできたかを確認できます。

「指を離す」の画面

ホームボタンに当てている部分の指紋がスキャンできたら、「指を離す」という文字が画面上部に表示されるのでもう一度ホームボタンを指に当ててください。

「グリップを調整」の画面

指を当ててスキャンしたら指を離すという工程を何度か繰り返していると「グリップを調節」という画面が表示されるので「続ける」をタップしましょう。

「指でタッチ」の画面

「指でタッチ」という画面で、今度は指紋の境界線がスキャンできるようにホームボタンにつくように当ててください。

「指を離す」の画面

指紋をスキャンできて「指を離す」という画面になったらホームボタンから指を離して、もう一度ホームボタンに指を当ててください。

指紋の登録完了画面

指紋の境界線をスキャンし終えたら完了という画面が表示されるので、「続ける」という文字をタップしてください。

指紋の追加画面

iPhoneに登録された指紋は「指紋1」や「指紋2」などという名前で登録されます。指紋認証(Touch ID)には利き手の親指の指紋を登録するのが一般的ですが、他の指でも登録することができます。

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指紋認証(Touch ID)の使い方〜iPhoneのロック解除〜

iPhoneに指紋をスキャンして登録できたら、指紋認証(Touch ID)を使えるようになります。ここからは指紋認証(Touch ID)の使い方とは、どのような手順で行うのかについて紹介していきます。

スリープ状態でホームボタンを押す

指紋認証の画面

iPhoneで指紋認証(Touch ID)を一番よく使うのは、iPhoneのロックを解除するときです。使い方はとても簡単で、まずiPhone端末の横にあるスリープボタンを押してスリープ画面にします。

紋を登録した指をホームボタンに置いて解除

指紋認証の再試行画面

次にiPhoneのホームボタンに指紋認証(Touch ID)に指紋をスキャンし登録した指を当てます。指紋が認識されるとiPhoneのロックが解除されて、ホーム画面が表示されます。

指紋認証(Touch ID)の使い方〜コンテンツを購入〜

iPhoneの指紋認証(Touch ID)をiTunes StoreやApp Storeでのコンテンツ購入に使う方法は、ロックを解除する使い方とは異なります。指紋認証(Touch ID)でコンテンツを購入する方法は以下の通りです。

Touch IDでコンテンツ購入許可する

AppStoreの入手アイコン

まずiTunes StoreやApp Storeで購入したいコンテンツを選ぶ前に、iPhoneの設定アプリから指紋認証(Touch ID)の設定を事前に変更しておく必要があります。

「設定」アプリの「Touch IDとパスコード」項目を選択する

iPhoneの設定アプリを起動して、「Touch IDとパスコード」という項目を選択しましょう。指紋認証(Touch ID)に関する設定はすべてこの項目から行います。

「iTunes&App Store」をオンにする

「iTunes StoreとApp Store」の項目

「Touch IDとパスコード」の画面では「iTunes StoreとApp Store」の項目にあるチェックアイコンをタップしてオンにします。この項目をオンにすることで可能になることとは、iTunes Storeでの音楽購入と、App Storeでのアプリ購入です。

「iTunes StoreとApp Store」のオン設定

この項目をオフにしてある状態とは、iTunes Storeでの音楽購入も、App Storeでのアプリ購入もパスワードを入力しないとできない状態です。指紋認証(Touch ID)を使ってiPhoneでコンテンツを購入するためにはオンにしておく必要があります。

コンテンツの購入方法

App Storeの検索結果画面

指紋認証(Touch ID)を使ってiTunes StoreやApp Storeでコンテンツを購入する方法は、まずコンテンツを購入するストアを開きます

iTunes/App Storeでコンテンツを購入する

アプリの購入画面

次にiTunes StoreやApp Storeなどで、指紋認証(Touch ID)を使って購入したいコンテンツを選択します。

初回はApple IDのパスワードを入力する

パスワードの入力画面

iPhoneを購入して初めてコンテンツを購入する場合や、iPhoneの設定をすべてリセットしてはじめてコンテンツを購入する場合は、コンテンツ画面で「入手」をタップするとパスコードの入力画面になります。

パスコードの入力完了画面

iPhoneに登録しているパスコードを入力して、「OK」をタップしましょう。この画面でパスコードを入力すると、次の画面で指紋認証(Touch ID)ができます。

Touch IDの表示が出たら登録した指をホームボタンに置く

アプリ購入の画面

コンテンツの購入画面に戻り、指紋認証(Touch ID)を行うポップアップが表示されたら、ホームボタンに指紋をスキャンして登録した指を当ててください。

アプリの購入完了画面

「Touch IDでインストール」という文字が「完了」という文字に変わったら、指紋認証(Touch ID)でのコンテンツ購入は完了です。無料の場合でも、この手順は行います。

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指紋認証(Touch ID)の使い方〜アプリ起動時のロック解除〜

LINEのアイコン画面

iPhoneでできる指紋認証(Touch ID)ではアプリのロック解除もできます。iPhoneのロック解除とは違う設定画必要になりますので、ここからはアプリのロック解除の設定方法を紹介していきます。

「LINE」での設定方法

LINEのスタート画面

iPhoneの指紋認証(Touch ID)でロック解除できるアプリはさまざまなものがありますが、代表的なのはLINEです。LINEのロック解除設定とは、どのように行うのか説明していきます。

画面上部「歯車」アイコンを選択する

LINEの友だちタブ画面

まずiPhoneでLINEを起動して、友だちタブを表示します。友だちタブとは、iPhoneのLINEに登録している友達が一覧で確認できる画面です。友だちタブを表示したら、右上にある歯車アイコンをタップします。

「プライバシー管理」項目を開く

LINEの設定画面

iPhoneのLINEの設定画面で「プライバシー管理」という項目をタップしてください。指紋認証(Touch ID)の設定はここから行っていきます。

「Touch ID使用」項目をオンにする

次に表示される画面で「Touch ID使用」という項目があるので、そこをオンに設定してください。これでiPhoneでLINEを使う時に指紋認証(Touch ID)でロック解除できるようになりました。

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指紋認証(Touch ID)を使用するメリット

指紋の削除画面

iPhoneの指紋認証(Touch ID)を使用するメリットは、普通のパスコードの入力と違い、ほとんど持つ動作だけでiPhoneを起動できることです。

パスワード入力の煩わしさがなくなる

パスコードの入力画面

指紋認証(Touch ID)を使うメリットとはiPhoneを起動するとき、iTunes StoreやApp Storeでコンテンツを購入するとき、Apple Payで支払いをするときなどにいちいちパスコードを入力する手間を省けます

iPhoneを起動するときはほとんど端末を持つだけで済みますし、コンビニで電子マネーで買い物をするときも片手で支払いが終わるので、混んでいる時間帯でもイライラしません。またiPhoneでいいなと思った曲を直感的にさっと購入できるのもメリットです。

指紋認証(Touch ID)を使用するデメリット

とても便利なiPhoneの指紋認証(Touch ID)ですがメリットだけではなく、デメリットもあります。デメリットを把握しないでiPhoneの指紋認証(Touch ID)を使うとストレスを感じるので、事前に知っておきましょう。

指が汚れていると認証してくれない

ロック解除オフの項目

iPhoneの指紋認証(Touch ID)のデメリットとは、指が汚れていたり、濡れていたりすると指紋を認証してくれないことです。iPhoneを操作するときは必ず指をきれいにして、水分をふき取ってから指紋認証(Touch ID)しましょう。

もし指が汚れている画面でiPhoneを起動することが多い場合は、設定アプリから「iPhoneのロックを解除」という項目だけオフにすれば、指紋認証でiPhoneを起動できなくなります。

また指紋認証をするホームボタンが汚れている場合もうまく認証してくれません。iPhoneのホームボタンは定期的に拭いて、キレイに保ちましょう。

無駄遣いの原因になる

iTunes StoreとApp Storeの項目をオフ設定

指が汚れていると使えないこととは違うiPhoneの指紋認証(Touch ID)のデメリットは、コンテンツを購入しすぎてしまうことです。

指紋認証(Touch ID)でコンテンツを買いすぎてしまって、しばらく無駄遣いをしたくない場合は、設定アプリから「iTunes StoreとApp Store」をオフにしてください。

Apple Payの項目

またiPhoneのApple Payで買い物をしすぎてしまい、しばらく節約したい場合も設定アプリから「Apple Pay」をオフにしておいてください。

指紋認証での支払いに関する項目はロック解除とは違い、常にオンにしておく必要がありません。常にオンにしておかないことが無駄遣いを防ぐコツです。

パスコードの自動入力項目

また「パスワードの自動入力」もオフにできるので、iPhoneでアプリにログインする頻度が多く、月末前に通信量の制限に達してしまうことがある人は指紋認証(Touch ID)はオフに設定しておきましょう。

最後に

いかがでしたか?iPhoneの指紋認証(Touch ID)のメリットは簡単に登録出来て、便利に買い物ができることです。しかし無駄遣いの原因になるなどのデメリットもあるので、気を付けて使いましょう!

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