iPhoneをパソコンに接続しても認識しないときの対処法!原因は?
iPhoneをパソコンに接続するとバックアップができたり、デザリングができたりと便利ですが、接続しても認識しないことがあります。ここでは、iPhoneをパソコンに接続しても認識しない場合の原因と対処法について説明していきます。
目次
iPhoneのドライバーとは?
iPhoneをパソコンに接続しても、パソコンが認識しないことがあります。この原因はドライバーというパソコンのソフトです。
iPhoneをパソコンに接続すると、パソコンのドライバーが起動して、iPhoneをパソコンに認識させるのですが、これが正常に働かない状態になっているのです。
iPhoneをパソコンに認識させるためのソフトウェア
この投稿はパソコンで打っています。
— 丸山碧斗【bot】 (@Aotogekkougabot) April 20, 2019
今は一身上の都合でiPhoneが使えない状態で、パソコンにつないでみましたが、問題が発生して接続できませんと出ます。しばらくの投稿はパソコンでやるので、LINEなどは見れません。
iPhoneやiPadなどのiOSをパソコンに接続すると、パソコンにない機能や動作が追加されるのですが、その追加された機能をパソコンの機能に繋げて、使えるようにするのがドライバーの役割です。
ドライバーがないとiPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続しても、パソコンとiPhoneの機能が繋がらないのでiPhoneに関する操作がパソコンでできないのです。
iPhoneとパソコンを接続するために必要なドライバーは、Apple Mobile Device Support(略してAMDS)です。AMDSは自動的にインストールされるドライバーです。もしAMDSが正常に機能しない場合は削除してから、再インストールしましょう。
初めてiPhoneをパソコンに認識させる方法は?
パソコンとiPhoneをはじめて接続するときは、認識させるための準備が必要です。ここからは、パソコンにはじめてiPhoneを接続するときの認識させる準備手順を紹介していきます。
手順
パソコンとiTunesを接続する前に、iTunesをパソコンにインストールする必要があります。最新版のMacならもともとiTunesがインストールされているので、スタートメニューから探しましょう。
iTunesのインストール
Appleの公式サイト内にあるiTunesのページから、iTunesを安全にインストールすることができます。画面右上の青い「ダウンロード」ボタンをクリックします。
次の画面であなたが使っているパソコンのOS版のiTunesを、インストールするボタンをクリックします。あとは流れに沿ってインストールを進めていけば、無料で完了します。
iTunesをインストールするときに、自動でAMDSもインストールされます。これらのインストールには、パソコンの再起動もiPhoneの再起動も必要ありません。
iTunesをすでにパソコンにインストールしてある場合は、インストール画面に「このアプリを所有しています」という文章が表示されるので、インストールする必要はありません。
また今後iPhoneを認識しないなどのトラブル以外でiTunesを再インストールする場合も、同じ手順なので覚えておきましょう。
iPhone上で許可をする
iPhoneをUSBケーブルで接続すると画面に「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示されるので、「信頼」をタップします。
次の画面でパソコンを信頼して接続するためにはiPhoneのパスワードを入力すると、パソコンとiPhoneの接続することができます。
iPhoneをパソコンが認識しない原因
パソコンとiphoneがBuletoothで接続が出来ないのですが、どうしたらいいでしょうか
— しゅーme🌷 (@Shume33305773) April 14, 2019
通常ならiTunesをパソコンにインストールしてあってiPhoneをUSBケーブルで接続すると、バックアップやデザリングができるのですが、できない場合は以下のような原因が考えられます。
USBポート/ケーブルの問題
パソコンとiPhoneを接続するUSBケーブルやUSBポートが壊れていると、iTunesが正常にインストールされていても、iPhoneと正常に接続できなくなります。
ソフトウェア/設定の問題
パソコンにインストールされているiPhoneの接続に必要なドライバーに不具合があるか、設定が適切ではない状態の可能性があります。設定のし直しをしたり、再インストールしたりしてみてください。
またLockdownなどのiPhone操作に関するソフトに不具合が生じている場合もありますが、こうした場合の対処法はパソコンの再起動なしでできます。
iPhoneの故障/互換性の問題
USBケーブルにトラブルやドライバーのトラブルがない場合は、パソコンに接続するiPhoneに原因がある可能性があります。iPhoneが故障していたり、パソコンとiPhoneの相互性が悪かったりする可能性があります。
iPhoneをパソコンが認識しない時の対処法~パソコン側~
iPhoneを接続するパソコンに原因がある場合があります。この場合はパソコンの設定を確認したり、AMDSやLockdownなどのソフトを再起動したりしましょう。
USBポート/ケーブルの問題の対処法
iPhoneとパソコンを接続するUSBケーブルが故障していたり、USBポートが故障していたりすると、正常に接続できない原因になります。
USBポートを変更
iPhone以外のiPadやUSBメモリなどをパソコンに接続しても正常に起動しない場合は、USBポートが故障している可能性があります。この場合の対処法は、USBポートを交換することです。
USBポートは通販や家電量販店などでも購入できますが、パソコンによっては解体しないと交換できないものもあるので自分で無理に交換するのはやめてください。
USBポートの交換はネットからパソコンの修理業者に依頼できます。またUSBポートだけではなく、パソコンそのものを10年以上使っている場合は、買い替えを検討してみましょう。
ケーブルを変更
パソコンとの接続だけではなく、iPhoneの充電などにも支障が出ている場合は、iPhone用のUSBケーブルが故障している可能性があります。USBケーブルは通販や家電量販店で購入できます。
値段も1,000円以下なのですぐに買い替えて、iPhoneとパソコンを接続できる状態にしましょう。
ソフトウェア/設定の問題の対処法
iPhoneだけではなく、他のデバイスとの接続にも支障が出ている場合は、パソコン側に原因があります。さまざまな機能の状態を確認し、原因を見つけたら対処をします。ここからはパソコン側に原因がある場合の対処法を紹介していきます。
パソコンの再起動
パソコンにiPhoneを接続してもバックアップやデザリングができない場合は、パソコンを再起動してみましょう。パソコンのスタートメニューをクリックして、「再起動」してください。
iTunesのバージョンを更新
iTunesのバージョンが最新版ではない場合、正常にiPhoneのバックアップなどを行うことができません。パソコンがWindowsなら、まずiTunesのヘルプメニューから「iTunesについて」をクリックしましょう。
iTunesのバージョンが最新ではない場合は、次の画面でアップデートを進められます。最新バージョンの場合は、バージョンの情報が表示されるだけです。
AMDSを削除後に再インストール
パソコンとiPhoneを接続するときに必要になるドライバーはAMDSです。AMDSに不具合があると、iPhoneを認識しない状態になります。
AMDSに原因がある場合はAMDSを削除してから再インストールすることで、iPhoneのバックアップやデザリングができるようになります。パソコンのスタートメニューボタン横にある検索バーで、「デバイスマネージャー」と入力しましょう。
デバイスマネージャーという項目が表示されるので、クリックしてください。
「ユニバーサル シリアル パス コントローラー」という項目をクリックしましょう。
開いた項目にAMDSの項目が表示されるので、右クリックして表示されるメニューの中から「削除」を選択しましょう。「このデバイスのドライバソフトウエアを削除する」にチェックをして削除します。
「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を右クリックして、「ハードウエア変更のスキャン」をクリックします。画面が切り替わって元に戻ったら、AMDSの項目を右クリックして、「ドライバー ソフトウエアの更新」をクリックします。
「コンピューターを参照してドライバーソフトウエアを検索します」をチェックして「次へ」をクリック後、「コンピューター上のデバイスドライバー一覧から選択する」をクリックしましょう。
その後、「デスク使用」をクリックし、「参照」でAMDSの表示がある項目を選択します。次に「asbaapl」をダブルクリックして、「デスク使用」の「開く」をクリックした後に、「次へ」を選択して、最後に「完了」を押します。
再インストールする際はWiFi環境で、電源を確保してから行いましょう。再インストールの最中に通信が途切れてしまったり、電源がなくなってしまったりすると、正常に再インストールできません。
再インストール中に不具合が起こらないように環境を整えてから、手順を始めてください。
Lockdownフォルダのリセット
パソコンのLockdownが接続できない原因になっていることがるので、デスクトップのエクスプローラーからLockdownを削除していきます。
Lockdownを削除するためにエクスプローラーを起動したら、Windows(C)というメニューをクリックします。
「ProgramDate」という項目にLockdownが入っているので、ここをクリックしてください。
LockdownはApple関連のファイルなので、上の方にある「Apple」をクリックします。
「Lockdown」というファイルが表示されるので、右クリックします。
表示されるメニューの下の方に削除があるので、クリックしてLockdownを削除してください。Lockdownを削除したら、iTunesを起動してパソコンとiPhoneを接続してみましょう。
iPhoneの故障/互換性の問題
iPhoneをパソコンに接続しても認識しない場合は、iPhone側に原因がある場合もあります。ここからはiPhone側に原因がある場合の対処法について説明していきます。
iOSの更新
iPhone側にパソコンが認識しない原因がある場合の対処法は、iPhoneのバージョンを更新します。
iPhoneのバージョンを更新するためには、「一般」というメニューをタップします。
「ソフトウエア/アップデート」という項目をタップし、バージョンを更新する画面にすすみましょう。
iPhoneのバージョンが最新の場合は「お使いのソフトウエアは最新です」と表示されますが、最新のバージョンではない場合はバージョンの更新メニューが表示されます。バージョンを更新する場合は、iPhoneを再起動します。
iPhoneの許可設定の確認
iPhoneのバージョンが最新でiTunesのバージョンも最新の場合は、iPhoneのパソコンへの接続許可を出していない可能性があります。
パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続した時に表示されるメッセージで「信頼しない」をタップしてしまうと、パソコンを認識しない状態になります。
USBポートからケーブルを一度抜いて、もう一度iPhoneにメッセージが表示されたら「信頼」をタップしましょう。
iPhoneをパソコンが認識しない時の対処法~iPhone側~
iPhoneとPCのBluetooth接続ができない😡😡くそうぜぇ😡
— 赤虫🐯😈 (@aquanep2) April 14, 2019
iPhoneとパソコンを接続したのに認識しない場合は、iPhone側でできる対処法を試してみてください。
手順
iPhoneとパソコンを接続しても認識しない状況で、パソコンを再起動したり、ドライバーを再インストールしたりしてもダメな場合は、iPhone側でできる対処法を試してみてください。
ケーブルの再接続
iPhoneとパソコンを接続しても認識しない場合は、USBケーブルを一度抜いてもう一度差しこんでみましょう。これでもダメな場合はUSBケーブルが壊れていないか、充電してみてください。
これでも認識しない場合はiPhoneを再起動してみてください。再起動することで不具合が解消されるので、パソコンで認識するようになります。
iPhoneのロック解除
パソコンとiPhoneを接続したのに認識しない場合は、iPhoneのロックがかかったままになっている可能性があります。iPhoneの電源を入れて、ロックを解除してください。
パスコードをオフにする
「Touch IDとパスコード」の項目をタップしてください。
iPhoneに設定しているパスコードを入力しましょう。
「パスコードをオフにする」という項目をタップしましょう。
「パスコードをオフにしますか?」というメッセージが表示されるので、「オフにする」をタップしてください。
最後に
いかがでしたか?iPhoneとパソコンを接続して認識しないときは、パソコン側とiPhone側の両方で再インストールや再起動などの対処法を試してみましょう!