2018年12月14日更新
Googleマップで面積・距離を測定する方法を解説【PC/iPhone/Android】
実はGoogleマップには面積や距離を測定する機能があります。この機能を使いこなせれば、気になっている場所や建物の面積を計算できる・ランニングルートなどを自由に測れるようになります。今回はGoogleマップで面積や距離を測定する方法をご紹介します。
目次
Googleマップで区域の面積を測定する方法
Googleマップの「距離を測定」という機能を使うことで測りたい区域の面積を測定することができます。では早速、区域の面積を測定する方法を見ていきます。面積を測る始点にカーソルを合わせて右クリックしてください。その中にある「距離を測定」をクリックしてください。
これでGoogleマップで区域の面積を測定できる状態になりました。ここからは地道な作業となるのですが、面積を測りたい区域を囲むようにGoogleマップ上にピンを立てていきます。測りたい区域に沿ってクリックしていくとピンが立ちます。
Googleマップ上にピンを立てて始点と終点がある程度まで接近すると、線で囲まれた区域の面積が算出されます。測定を終了する場合は地図上に出ている「距離を測定」の四角形の右上にある、「×」を押してください。
Googleマップ上のピンは①ドラッグすることで自由に動す ②クリックすることで削除することが可能です。間違った場所にピンを立ててしまった・微調整をして区域の面積を正確に測りたい、そういった場面でも簡単に対処できますね。
Googleマップでルートの距離を測定する方法
この章ではGoogleマップでルートの距離を測定する方法をご紹介します。PC編、スマホ編に分けてご紹介しますので、それぞれの端末でのGoogleマップの使用方法をマスターしていただければと思います。
地点間の距離を測定する方法〜PC編〜
まずは、PC上でGoogleマップを使ってルートの距離を測定する方法をご紹介します。Googleマップで面積を測る際に使った「距離を測定」の機能をここでも使っていきます。測る始点にカーソルを合わせて右クリックしてその中にある「距離を測定」をクリックしてください。
次にルートの距離の終点にしたい部分をクリックしましょう。こうすることでルートの距離が「距離を測定」の四角形の中に表示されました。Googleマップの測定機能を終了する場合は地図上に出ている「距離を測定」の四角形の右上にある、「×」を押してください。
また、地図上をクリックするとポイントが追加されます。これまで測った線が固定され、新たに打ち込んだポイントから線が伸びるので、道に沿ってルートの距離を測ることが可能になります。
先程もご紹介したようにGoogleマップ上のピンは①ドラッグすることで自由に動す ②クリックすることで削除することが可能です。
地点間の距離を測定する方法〜スマホ編〜
次にスマホ上でGoogleマップを使って距離を測定する方法をご紹介します。まずはスマホのGoogleマップアプリを開き、測りたい場所をGoogleマップ上に表示しましょう。良い具合に表示されたら、測定していきます。測りたいルートの始点を長押ししてください。(単にタップしただけだと「距離を測定」の機能が出てこないことがあります。)
このように赤いピンとタップした場所の詳細情報が記された白いエリアがGoogleマップ上に表示されます。次に白いエリアの部分をタップもしくは上にスワイプして詳細情報を表示させましょう。
詳細情報の中にある「距離を測定」をタップしましょう。
青い点線と黒丸がGoogleマップ上に表示され距離の測定ができるようになります。
地図を動かすとそれに合わせて青い点線と黒い丸が動き、画面左下に始点からの距離が表示されます。距離の終点に黒い丸が来るように地図を動かしましょう。黒い丸が終点に合わさったら左下の距離表示を読みましょう。
PC版のGoogleマップのように道に沿ったルートの距離を測ることも可能です。
画面の右下にある「地点を追加」を押してください。
伸ばした青い点線が固定され、新たに追加地点から青い点線と黒い丸が伸びるようになります(ただしPC版のGoogleマップのように区間の途中やそれぞれの地点をドラッグできないのでご注意を)。
Googleマップ上に追加したポイントを1つだけ削除する場合は画面の上の方にある矢印をタップ、追加したポイントを全て削除する場合は画面の上の方にある白い3つをタップしてクリアを押してください。
Googleマップのスマホアプリで場所の面積を測る機能はある?
Googleマップのスマホアプリで面積の計算機能を使いたいとお思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、スマホのGoogleマップアプリでルートの距離測定はできるものの、面積の計算は不可能となっています。
ただ、Googleマップのスマホアプリではできない面積の計算に特化したスマホアプリがございます。それが「面積計算」のアプリです。
使い方はいたってシンプルです。アプリを起動したら、測定したい区域に沿ってピンを打ち込んでいきます。ピンを測定したい場所をタップすることでピンを打ち込むことができます。打ち込んだピンを消したいときは「ゴミ箱」のマークをタップしましょう。
ピンを打ち込んでいくと自動的にピンで囲まれた範囲の面積が計算され、表示されていきます。
また、「㎡」のマークをタップすると面積の単位を変えることができます。このようなラインナップになっております。用途に合わせて使う単位を選んでいきましょう。
今回は「坪」を選択しました。単位の表示、「㎡」のマークが「坪」に変わりましたね。
「面積計算」のアプリはiPhone版、android版両方リリースされていますので、「面積をスマホアプリで手軽に測定したい!」とお思いの方は、お持ちのスマホのストアからダウンロードしていただければと思います。
距離方向、面積などを測ることができるサイト
最後にGoogleマップ以外にも距離・方向・面積を測ることのできるサイトをご紹介いたします。
インターネット道具
初めにご紹介するのが「インターネット道具」というサイトになります。サイト内には諸々のリンクがあるのですが、Google Mapsを使った案内と検索のカテゴリーの中の「地図から距離方角、面積を得る」というツールを使って距離や面積の計算などができます。
デフォルトでは以下のような地図の画面になっています。
大まかな利用方法ですが、地図を拡大していただき、面積もしくは距離を測定する基点にしたい箇所をクリックしてください。
するとクリックした点の付近にジグザグ距離・方角距離・面積など測定項目が多数出てくるので、自分の目的にあった項目を選んで、測定を始めてください。
計算サイト
次にご紹介するのは「計算サイト」です。直線距離の計算、面積の計算はもちろん、他にも暦の計算など多数のコンテンツが用意されているサイトになります。
地図の計算内には直線距離の計算・面積の計算という2つの項目があるので、
使う方の項目を選んでください。
【直線距離の計算】
デフォルトだと日本全体の地図が表示されているので、コントロールキーを押しながら距離を測定したい場所が程良い大きさに表示されるまでスクロールしたり地図を動かしてください。
距離を測定したい場所が程良い大きさに表示されたら、距離を測るスタート地点にカーソルを合わせてクリックしましょう。出てきた「出発地点に登録」のボタンを押してください。
同じように距離を測るゴール地点にカーソルを合わせてクリックしてください。
今度は「到着地点に登録」のボタンをクリックしてください。
このように直線ルートの距離が自動的に計算されます。
【面積の計算】
デフォルトだと日本全体の地図が表示されているので、コントロールキーを押しながら面積を測定したい場所が程良い大きさに表示されるまでスクロールしたり地図を動かしてください。
面積を測定したい場所が程良い大きさに表示されたら、面積を測りたいポイントをクリックしていきましょう。クリックするたびに赤いマーカーが増えていきます。
このように赤いマーカーを打ち込んでいくと自動的に赤いピンに囲まれた場所の面積が計算されます。また、マーカーはドラッグして移動させることが可能です。
いかがでしたか。
Googleマップ、そしてその他の地図サイトなどをうまく活用することで、面積や距離を簡単に測れます。
Googleマップ、そしてその他の地図サイトの面積・距離測定機能を上手に使いこなしていただきランニングルートや不動産の購入場所の選定など幅広い場面で活かしていただければと存じます。