【無料】「Pixlr Editor(ピクセラエディタ)」の機能/使い方を解説!
無料の画像処理ツール「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」とは?「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の代表的な機能から、画像の編集・加工・文字図形の作成方法といった使い方を解説します。注意点もご紹介します。
目次
- 1Pixlr Editor(ピクセラエディター)とは
- ・無料の画像処理ツール
- 2Pixlr Editor(ピクセラエディター)の代表的な機能
- ・画像の編集
- ・画像の加工
- ・文字/図形の作成
- ・画像の合成
- ・データの保存
- 3Pixlr Editor(ピクセラエディター)の使い方~画像の編集~
- ・言語を選択する
- ・画像の読み込み
- ・サイズの変更
- ・画像の変形
- ・画像の切り取り
- 4Pixlr Editor(ピクセラエディター)の使い方~画像の加工~
- ・レイヤーの作成
- ・画像の合成
- ・フィルターをかける
- 5Pixlr Editor(ピクセラエディター)の使い方~文字/図形の作成~
- ・文字の作成
- ・図形の作成
- 6Pixlr Editor(ピクセラエディター)の注意点
- ・読み込み可能なファイル形式とは
- ・ブラウザソフトであること
- ・画像編集に特化していること
- ・Flash Player導入時の注意点
- ・合わせて読みたい画像加工編集アプリの記事
Pixlr Editor(ピクセラエディター)とは
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」とはWEB(ブラウザ)上で使える無料の画像処理ツールです。WEB上で使う事が出来るので、ソフトをダウンロードする必要がありません。サイトにアクセスするだけの使い方なので簡単です。
画像処理と言えばAdobe社のPhotoshopが有名ですが、Photoshopは決して安くはなくPCへのダウンロードが必要です。
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」はWEB版の他にアプリ版も存在します。より高度な使い方が出来る有料版もありますが、今回はWEBの無料版「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」についてご紹介します。
無料の画像処理ツール
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の大きな特徴は無料であるという事です。更に、WEB上で画像処理(編集や加工)が可能なので気軽に使う事が出来ます。ソフトのダウンロードはウイルスなどが心配という方にも安心ですね。
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」は無料ならば、そんなに大した機能はないの?と思われがちですが、「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」は十分な機能を備えています。「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の機能についても詳しく解説していきます。
Pixlr Editor(ピクセラエディター)の代表的な機能
無料で使える「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」は一体何が出来るの?気になる「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の代表的な機能をご紹介します。
画像の編集
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」は基本的な画像の編集が出来ます。画像のカット、コピーペーストや変形などを行う事が出来ます。編集作業のやり直しが出来る点もポイントが高いです
画像の加工
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」ではフィルターなどを使って、画像の加工が気軽に出来ます。ワンクリックで画像が別物になるフィルターがたくさん用意されています。
文字/図形の作成
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」ではツールを使って文字や図形の作成が出来ます。文字はフォントや色・サイズを選択出来ます。図形は長方形・楕円・ラインなどを作成可能です。
画像の合成
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」は2枚以上の画像を合成する事が出来ます。機能を上手く使うと、2枚の画像を違和感なく合成する事も可能です。
データの保存
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」でのデータの保存方法とは?「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」ではデータをローカル(自分のPC)とクラウドに保存可能です。クラウドでデータ保存する場合はログインが必要です。
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」でデータをPCに保存する場合は、「ファイル」→「保存」でデータをPCの任意の場所に保存します。
Pixlr Editor(ピクセラエディター)の使い方~画像の編集~
早速「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の使い方を見ていきましょう。画像処理をするというと難しそうに感じますが「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の第一歩は「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」にアクセスする事です。
下のリンクから「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」にアクセス出来ます。英語表記なので、回れ右したくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、使い方を詳しく解説しますのでご安心ください。
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」で画像の編集をする使い方を解説します。
言語を選択する
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」を初めて開くと、英語表記になっていると思います。英語より日本語表記が良い場合は、変更する事が出来ます。
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」のメニューの「Language」をクリックします。言語が表示されるので「日本語」をクリックして選択します。これで、「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」が日本語で表示されるようになります。
画像の読み込み
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」を新規で画像処理を始めるには、3種類の方法があります。「新しい画像を作成」「コンピューターから画像を開く」「URLから画像を開く」があります。
真っ白な状態でイチからイラストを描きたい場合などは「新しい画像を作成」を選択します。WEB上から画像を引っ張ってくる場合は「URLから画像を開く」を選択しましょう。
自身のPCに保存している画像を加工・編集したい場合は「コンピュータ-から画像を開く」を使います。ここではこの開き方を使います。クリックして、画像のある任意のファイルをクリックしましょう。
PC内に保存していた画像が「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」上に読み込みされました。
サイズの変更
画像を扱っていると、画像を特定のサイズに変更したい!という事がありますよね。「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」での画像サイズの変更方法とは?
サイズを変更したい画像を開いておきます。「画像」→「画像サイズ」をクリックします。
変更したい画像サイズを直接入力します。「縦横比を固定」にチェックを入れておけば、「幅」「高さ」どちらかを入力して「OK」をクリックでサイズが変更されます。
注意点として、「縦横比を固定」のチェックを外すと、画像のアスペクト比が崩れる事があります。
画像の変形
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」で画像の変形をする使い方を解説します。「編集」→「自由変形」をクリックします。
画像の四隅と中央に青丸が表示されます。この青丸を動かすことで縦横に変形させたり、回転させることが出来ます。上記の画像は縦横の比率を崩すように変形させていますが、縦横の比率を保ちたい場合は「Shift」キーを押しながら変形させます。
「画像」にも回転と反転を行うメニューがあります。同じく「レイヤー」にも回転と反転メニューがあります。「レイヤー」では現在編集中のレイヤーのみに回転などが作用します。
画像の切り取り
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」で画像の一部を切り取り(トリミング)をする使い方を解説します。画面左側の「切り抜きツール」をクリックします。
切り抜いて残したい部分をクリックとドラッグで選択します。一角をクリックし、そのままマウスでドラッグします。ここでは景色の中の建物を選択しました。
「切り抜きツール」で選択した部分をダブルクリックすると、画像が切り取り(切り抜き)されます。
Pixlr Editor(ピクセラエディター)の使い方~画像の加工~
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の使い方、画像の加工方法とは?「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の画像加工の使い方を解説します。
レイヤーの作成
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」でレイヤーを作成するにはレイヤーウインドウの左下が折れている紙のマークをタップします。もしくは、メニューの「レイヤー」→「新しいレイヤー」でも作成可能です。
レイヤーとは?
画像処理(加工・編集)作業において、必ずと言っていいほど「レイヤー」という単語が聞かれますよね。レイヤーとは一体何でしょうか?
レイヤーとは画像の編集を行うシートのようなものです。レイヤーを重ねる事が出来て、重ねる順番を変える事も出来ます。
写真の上に手書きの文字を直接書き込んでしまうと修正が出来ませんが、写真のレイヤーと手書き文字のレイヤーを分ければ、手書き文字を動かしたり簡単に編集が出来るのです。
画像の合成
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」は無料ですが、フォトショップような画像処理ソフトの様に、レイヤーを使って画像の合成をすることが出来ます。画像を合成するには様々な方法がありますが、ここでは一例をご紹介します。
合成したい画像を2つ用意して開いておきます。風景画像の河に、他の画像の船を合成してみます。
投げ縄ツールなどの選択ツールや消しゴムツール等を使い、対象物を選択して切り取りコピーします。細かい部分は画像を拡大するとやりやすいですよ。Ctrlと+キーを同時に押すと、画像が拡大されます。コピーはCtrlとCで出来ます。
船の画像を背景にコピーペースト(貼り付け)します。
画像が馴染むように合成を調整します。ここでは船を自由変形で縮小し、反転を行いました。また船の底は消しゴムツールで少し削っています。他にも画像を馴染ませるために、画像の明るさなどを変更する・影を付けるなど、細かく行う場合もあります。
フィルターをかける
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の使い勝手がいい機能に「フィルター」があります。加工された画像を作成するのに欠かせない機能でもあります。「フィルター」機能は上記の画像の種類があります。
ここでは選択した対象にモザイクをかけてみます。フィルターをそのまま使えば全体にかかりますが、部分的に選択した場合はその部分にだけフィルターがかかります。女性の顔を投げ縄ツールで選択しました。
フィルターの「ピクセレート」をクリックします。ピクセレートは俗にいうモザイク模様がかかるフィルターです。
ピクセレートのセルサイズをどれくらいにするかポップが出るので、バーを動かしてセルサイズを変更し「OK」をクリックします。これで部分的にフィルターをかける事が出来ました。
Pixlr Editor(ピクセラエディター)の使い方~文字/図形の作成~
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」は文字や図形を作成する事も出来ます。文字や図形の作成方法を解説します。
文字の作成
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」で文字を作成するには「タイプツール」を使います。「タイプツール」をクリックします。
タイプツールのガイドが出るので、文字を打ちたい部分でクリックします。文字は後から動かすことが出来るので、適当な場所でも構いません。
テキストスタイルを設定して「OK」をクリックします。テキストを打ち込み、フォント、サイズ・スタイル(太字・斜体)、色、整列を選択します。
図形の作成
「描画ツール」を使って図形を作成する方法を解説します。メニューの「描画ツール」をクリックします。
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の「描画ツール」は「長方形ツール」「角丸長方形ツール」「楕円形ツール」「ラインツール」の4種類があります。好きなツールをクリックします。
図形は不透明度、モード、ボーダーサイズ、図形を塗りつぶすorしない、色を設定する事が出来ます。ボーダーサイズを設定して、「シェイプを塗りつぶす」のチェックを外せば、枠線だけの図形を作成出来ます。
Pixlr Editor(ピクセラエディター)の注意点
無料で沢山の機能が使える「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の注意点を解説します。いくつかの注意点に気を付けないと、データが保存されなかったり「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」が使えない事があります。
読み込み可能なファイル形式とは
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」で読み込み可能なファイルとは?「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」で画像処理を行うにあたって、自身のPCの画像を使う場合が多いと思います。
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」で保存読み込みが出来るファイル形式は「JPEG・PNG・BMP・TIFF・PXD」です。注意点としてPXDは「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」独自のファイル形式という事です。
なぜ注意点となるかというと、PXDは「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」でしか使えないデータファイルだからです。レイヤーを保存出来るのですが、Photoshopなどの画像処理ソフトではPXDを開くことは出来ません。
ブラウザソフトであること
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」は無料で使える便利な画像処理ソフトですが、ブラウザソフトである事は一つの注意点です。ブラウザソフトのため、「Pixlr Editor」のページを閉じた場合、保存していないデータは消えてしまいます。
画像処理は時間がかかる場合もあるので、こまめなデータの保存をしておきましょう。画像処理の作業においてデータの保存は、大きい注意点ですが「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」でも同じです。
画像編集に特化していること
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」の注意点として、機能が画像編集に特化している点が挙げられます。illustratorのような使い方は難しいので、主に画像編集に使う事をおすすめします。
Flash Player導入時の注意点
「Pixlr Editor(ピクセラ エディタ)」を利用する注意点として、Flash Playerが必要になります。ブラウザの設定によってはFlash Playerが有効になっておらず、Flash Playerを有効にする事を促すページが表示される場合があります。
ブラウザによってFlash Playerを有効にする方法が異なりますので、各々設定を変更して下さい。