今更聞けない「SNS映え」「インスタ映え」について解説!
TVや雑誌などで毎日のように目にする「SNS映え」という言葉の意味をご存知ですか?毎日目にしているからこそ、今更聞けない!という人も多いと思います。「SNS映え」「インスタ映え」はビジネスでも重要な指標です。SNS映えとはどんな意味なのか、詳しく解説します!
目次
今さら聞けない「SNS映え」「インスタ映え」とは
SNS映えやインスタ映えという言葉を聞いたことはありますか?ニュースでも取り上げられるほど、今では当たり前のように浸透している言葉です。
しかし、SNS映えやインスタ映えという言葉を聞いたことがあっても、実は意味や特徴を知らない、という人も多いのではないでしょうか?
SNSとは
まずは今更聞けないSNSについて改めて解説していきます。SNSはSocial Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略で、インターネット上でコミュニティを構築するサービスのことです。
SNSの代表的サービスとしては、Facebook、Twitter、Instagramの3つが挙げられます。
Facebook(フェイスブック)
今更聞けないSNSサービス一つ目は、Facebookです。Facebookは基本的に実名で登録し、家族や友人、知人とつながりを増やしていくSNSです。
ブルーのデザインが特徴的なFacebookは、自分についての詳細なプロフィールを設定できることから、企業のパフォーマンスとしてもよく活用されています。
Twitter(ツイッター)
今更聞けないSNS二つ目はTwitterです。Twitterは140文字と限られた長さの文章を投稿できるSNSで、ユーザーの多くは匿名で登録し、些細な事を独り言のように投稿することができます。
投稿された文章はリアルタイムで検索できるため、最近では災害などの有事の際に災害情報や救助要請などにも使われるようになりました。特徴としてはメインは短い文章の投稿で、思いついたときに投稿しやすいSNSです。
Instagram(インスタグラム)
今更聞けないSNS三つ目はInstagram(インスタグラム)です。
Instagramの特徴は写真投稿をメインとするSNSという点です。自分が撮影した写真をInstagram上に投稿し、思い出を共有します。今回ご紹介する「SNS映え」や「インスタ映え」は、このInstagramに深く関係しています。
共通点
SNS映えもインスタ映えもどちらも「映え」という共通の言葉が付いています。では、映えとはいったいどういう理由で、どんな特徴があるのでしょうか?
SNSで目を引く写真
「映え」とは人の目を引くことを指します。きれい、可愛い、おしゃれ、おもしろい、どんな方向でも良いので、SNSユーザーの目に留まってインパクトを与えることを「映え」と呼んでいるんです。
「SNS映え」の特徴
「SNS映え」の場合、特定のSNSではなく、あらゆるSNS上で「映え」るようなインパクトのある写真を指します。
SNSで目を引くために撮った写真
旅先でとったきれいな景色やおいしそうな食べ物はもちろん、偶然取れたおもしろ写真など、人にインパクトを与えるような写真が「SNS映え」する写真と呼ばれます。
皆で「きれい」「おもしろい」と共有できる写真なら良いのですが、中には「映え」の意味を取り違えてトラブルになるケースもあるので、撮影の際にはモラルを守ることが大切です。
「インスタ映え」の特徴
一方の「インスタ映え」ですが、意味はほとんど変わりません。「インスタ」はInstagramのことで、インスタグラムに投稿して「映え」る写真のことを「インスタ映え」と呼びます。
投稿した際に見栄えが良い
違いをあげるとすれば、「インスタ映え」の方がおしゃれ度が高いです。TwitterやFacebookでは話題になりそうなうけを狙った「映え」写真も好まれますが、インスタグラムの場合女性が好きそうなおしゃれで可愛い、見栄えの良い写真が好まれます。
美味しそうな食べ物一つとっても、ジューシーなステーキの写真よりおしゃれなアイスクリームの方が「インスタ映え」します。
「SNS映え」「インスタ映え」が話題の理由
あらゆる場所で話題となっている「SNS映え」「インスタ映え」ですが、なぜこんなにも話題になっているのでしょうか?その理由をご紹介します。
現代は「体験重視」傾向
レビューやインスタグラムへの投稿は、基本的に自分のことを公開し、そのことについて反応してもらったり、共感してもらったりすることを理由としています。そのため、投稿される内容は「体験」したことに関するものが多いんです。
自分がした体験がどれだけよかったかを簡単に表せるのが「映え」写真です。映える写真=自分の体験がいかに良かったかをアピールすることになるため、「映える」要素が話題になるというわけです。
写真を撮るためにどこかへ行く
映えを求めるユーザーたちは写真を撮るために外出することも多いです。実際にTVや雑誌で紹介される話題のお出かけスポットをチェックすると、SNS映えするようなアイテムがある場所が紹介されています。
「SNS映え」「インスタ映え」が与える影響
「SNS映え」「インスタ映え」ブームは個人だけでなく、企業にも影響を大きく与えています。ではどんな理由から企業が映えを意識しているのでしょうか。
企業や飲食店のアピール
企業や飲食店では、SNS映えやインスタ映えによる集客効果を見込んでマーケティングを行います。
自社商品を「映える」セッティングや使い方でSNSに投稿し、バズらせて注目を集める手法は今では多くの企業が商品を売り込む方法として取り入れています。
また飲食店でもインパクトのある商品を開発し、SNSで投稿、宣伝するという手法が今では当たり前のように行われているんです。
観光客の呼び込み
企業だけでなく、地方自治体がSNSやインスタ映えによる集客を狙うケースもあります。観光客を呼び込むため、インスタグラムを中心としたSNSを使った連動キャンペーンを行ったり、「映え」るスポットを作り宣伝します。
商品の映え写真投稿でファンを増やす
写真投稿を元にファンを増やそうという動きも多くみられます。SNSは不特定多数が閲覧するため、多くの人に商品を知ってもらえるメリットがあります。
店舗にあえてフォトスポットを作り、店舗の名前をタグ付けして投稿することを促すことで、誰かのSNSの投稿自体を広告にしてしまうんです。
「SNS映え」「インスタ映え」人気スポット5選
ここからは今更聞けない「SNS映え」「インスタ映え」人気スポットを5つご紹介します。休日に足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
フォトジェニックな壁
一つ目のおすすめスポットは、フォトジェニックな壁が話題の「ミスター・フレンドリー カフェ」です。ミスターフレンドリーは昔から有名なキャラクターですが、モチーフにしたカフェが代官山にあります。
ミスター・フレンドリー カフェの外壁には、ミスターフレンドリーが大きく描かれたスポットがあります。ベンチが設置されていて、座ることでミスター・フレンドリーと話しているような写真を撮ることができます。
店舗名 | ミスター・フレンドリー カフェ |
住所 | 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-18-6 SPビル1F |
アクセス | 東急東横線 代官山駅 徒歩3分 |
タワー積み
続いてご紹介したいおすすめスポットのキーワードは「タワー積み」です。タワー積みという言葉、聞いたことがありますか?
商品をたくさん積み上げた写真
タワー積みとはその名の通り、商品をタワーのように積み上げます。高さのインパクトもあって、インスタ映え間違いなしです。
そんなタワー積みでおすすめしたいのがパンケーキカフェの「ベル・ヴィル」です。ベル・ヴィルは関西に3店舗、海外に3店舗展開するカフェで、自慢のパンケーキを8枚重ねたパンケーキタワーがSNS映えすると大人気のお店です。
店舗名 | ベル・ヴィル 阪急岡本駅店 |
住所 | 〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区岡本5丁目1−1 |
アクセス | 阪急電鉄 岡本駅 徒歩10秒 |
グルメ
三つ目のおすすめスポットは、表参道にあるHarold&Co(ハロルド・アンド・コー)です。このお店ではなんと、フォトジェニックなスイーツを楽しむことができるんです。
テーブル全体をお皿として使い、目の前で素敵なスイーツを作り上げてくれます。芸術的な仕上がりでまるで一枚の絵画のようなスイーツは、お祝いごとにぴったりで今大人気のお見せです。
店舗名 | 表参道Harold&Co ~ハロルドアンドコー~ |
住所 | 〒107-0061 東京都港区北青山3-6-23 B1 |
アクセス | 東京メトロ銀座線 表参道駅 徒歩1分 |
ハロウィン
続いてご紹介するのは、もうすぐやってくるハロウィンにおすすめのスポットです。場所は観光スポットとして大人気の「東京スカイツリー」と併設のショッピングモール「ソラマチ」です。
東京スカイツリー・ソラマチでは毎年、ハロウィンイベントを開催しています。カボチャがモチーフのフォトスポットはもちろん、パレードやショーなど楽しめるイベントが多数行われているんです。
2019年はファミリーで楽しめるハロウィンをコンセプトに、親子で楽しめるイベントが開催予定です。是非家族で足を運んでみてください!
店舗名 | 東京スカイツリー |
住所 | 〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目1−2 |
アクセス | 東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅 直結 |
文字アート
五つ目のおすすめスポットは、文字アートです。文字アートは最近、SNSやインスタ映えするとして人気のアートなのですが、どんなものかご存知でしょうか?
ライトアップされた文字等
文字アートはその名の通り、文字を使ったアートのことです。中でもライトアップされるなど、特にインスタ映えする文字アートが人気になっています。
おすすめなのが福島県鏡石町で行われている「きらきらアート」です。広い田んぼを使ってLEDライトを配置し作り出される文字アートは、幻想的かつ迫力満点です。毎年11月から1月にかけて行われています。
イベント名 | きらきらアート |
住所 | 〒969-0404 福島県岩瀬郡鏡石町旭町440-6 鏡石町図書館 4階展望室 |
アクセス | JR東北本線 鏡石駅 徒歩10分 |
「SNS映え」「インスタ映え」撮影の注意点
多くの人が楽しんで利用している「SNS映え」「インスタ映え」ですが、撮影には注意も必要です。映え写真撮影のために注意すべき点を二つご紹介します。
危険な場所への撮影は控える
一つ目の注意点は、危険な場所への立ち入りです。危険であるという理由はもちろん、SNS映えするからと立ち入ることで、トラブルが発生してしまうケースが後を絶ちません。
インパクトのある写真が撮れる場所には、進入禁止に設定されている場所や道幅が狭い道路、災害地帯など、立ち入るべきではない場所も多く存在します。撮影マナーやルールとして、そのような場所に立ち入ることがないようにしてください。
迷惑行為をしない
二つ目の注意点は、迷惑行為です。迷惑行為を行う理由として挙げられるのが、SNSやインスタ映えとしてのインパクトを狙うあまり、周囲のことを考えないという点です。
代表的な例が「バイトテロ」です。バイト従業員が内輪受けをねらってNG行為を撮影・投稿し、SNS上で拡散されることを指します。最近ではくら寿司やセブンイレブンなど、大手企業もバイトテロの被害にあいました。
バイトテロは企業にダメージを与える行為です。企業から訴訟を起こされるケースも増えてきています。映え写真を求めるあまり、度が過ぎる行動を起こさないよう注意してください。
SNSは不特定多数がチェックすることができるツールです。そのことを常に忘れず、不快な投稿を行わないよう留意して「SNS映え」「インスタ映え」を楽しむようにしてください!