2019年09月30日更新
【加盟店】「d払い」の導入方法!店舗メリット/手数料は?
決済サービスd払いではネットショッピングや加盟店舗での支払いをケータイ料金と合わせて支払うことができます。d払いのメリットはスマホで支払いができるという点にあります。今回はそんなメリットのあるd払いに対応している加盟店舗について解説していきます。
目次
【加盟店】「d払い」とは
d払いとは、いったいどのようなサービスなのか?まずはd払いのサービス概要について触れていきます。
サービス概要
d払いは決済サービスの一つです。ここではd払いが決済サービスとしてどのような特徴を持っているのか確認していきます。
ドコモのスマホ決済サービス
d払いはドコモのスマホ決済サービスです。ネットショッピングでの決済や加盟店舗での決済も可能となっています。
支払いを携帯電話料金と合算して支払う
d払いの支払いはケータイ料金と合わせて行うことが可能となっています。スマホ(AndroidやiPhone)で支払いができるというのはd払いのメリットの一つです。
そんなメリットを持つd払いですが、d払いを店舗で利用するにはd払いの加盟店舗である必要があります。そこで今回は、d払いの加盟店舗になるためのd払い導入方法やd払いの加盟店舗側のメリット、d払いの加盟店舗側の手数料などについて解説します。
【加盟店】「d払い」の店舗への導入方法
ではさっそく「d払い」の加盟店舗になるための導入方法についての解説です。まずは加盟店舗になるためのシステム導入の流れについて確認していきます。
システム導入の流れ
システム導入の流れとしては、以下流れでシステム導入していくことになります。
- ドコモではなくパートナー企業との契約
- パートナー企業の選定
- パートナー企業での審査
- 導入手続き
ドコモではなくパートナー企業との契約
d払いの加盟店舗になるためのシステムを導入するための流れとしては、まず最初にNTTドコモではなくパートナー企業との契約を行います。
パートナー企業の選定
なぜパートナー企業と契約するかというと、理由は決済方法が異なっているからです。d払いでオンライン決済のシステムを導入する場合はNTTドコモと直接加盟店舗おの契約を行う仕組みです。
しかし、実際の店舗でd払いのシステムを導入したい場合、ドコモのパートナー企業との契約が必要になります。そのためパートナー企業の選定を行うのがシステム導入時の最初の流れとなります。
パートナー企業は以下リンク先から確認が可能です。NETSTARSやNEC、NTTDATAなど希望の企業を選択してみてください。
パートナー企業での審査
「d払い」の加盟店舗になるための導入方法(流れ)としては、次にパートナー企業での審査が行われます。
導入手続き
パートナー企業での審査が終えた後、問題が無ければ「d払い」の加盟店舗になるための導入手続きを行います。以上が「d払い」の加盟店舗になるためのシステム導入の流れです。
【加盟店】「d払い」の店舗側のメリット
続いての解説は「d払い」を導入した場合の加盟店舗側のメリットについてです。「d払い」を導入した場合、加盟店舗側には様々なメリットが生まれます。そのメリットとはなんなのか、確認していきます。
導入するメリット
「d払い」を導入した場合の加盟店舗側のメリットには次のようなものが挙がります。
- 決済の効率化
- 顧客の利便性
- 知名度による集客
- 導入の簡便性
- 安定した入金サイクル
決済の効率化
一つ目の「d払い」を導入した場合の加盟店舗側のメリットとは、決済の効率化です。d払いを導入することで、店舗側は決済に対する手間を大幅に省くことができます。業務効率が上がるというのは仕事のうえでは非常に重要なメリットです。
顧客の利便性
二つ目の「d払い」を導入した場合の加盟店舗側のメリットとは、顧客の利便性です。顧客がd払いできるようになるので、顧客はd払いを利用した時点でdポイントが貯まるようになります。
dポイントが利用できるのでdポイントを利用した買い物へのサイクルが生まれるというわけです。
知名度による集客
三つ目の「d払い」を導入した場合の加盟店舗側のメリットとは、知名度による集客です。NTTドコモの運営しているシステムなので、信頼度も高いのがメリットとなっています。
ローソンなどのコンビニやその他大手企業での導入も始まっているので、d払いのサイクルは出来つつあるようです。
導入の簡便性
四つ目の「d払い」を導入した場合の加盟店舗側のメリットとは、導入の簡便性です。d払いの死すセムを導入する際の初期費用は発生せず、さらに毎月の月額料金も0円となっています。
必要なのはネット回線やPC(パソコン)、スマホ(AndroidやiPhone)、タブレットなどの機材だけです。余計なコストをかけないというのもd払いを店舗導入した際のメリットといえます。
安定した入金サイクル
五つ目の「d払い」を導入した場合の加盟店舗側のメリットとは、安定した入金サイクルです。d払いの入金サイクルは月二回と定められています。
毎月1日~15日までの決済は当日末日での入金、毎月16日から末日までの決済は翌月15日に入金される仕組みです。このサイクルで売り上げを管理できるので、決済方法としても便利なシステムであると云えます。
【加盟店】「d払い」の店舗側の手数料
続いての解説は「d払い」の加盟店舗側の手数料についてです。d払いの加盟店舗側では、ある手数料が発生します。
店舗が負担する手数料
d払いの加盟店舗側が負担する手数料とはどのことを指しているのか確認していきます。まずは初期費用についてです。
初期費用は無料
d払いの加盟店舗側が負担する手数料として最初に浮かんでくるのが初期費用についてです。d払いを導入する場合、店舗側でかかる費用はPC(パソコン)などの端末やネット回線のみとなります。
つまり、元々PC(パソコン)やネット回線があれば、d払いで加盟店側が負担する初期費用は無料ということになります。
月額料金/維持費も無料
d払いの加盟店舗側が負担する手数料としては、月額料金や維持費についても気になってきます。しかし、d払いを導入する際月額費用は無料です。また、維持費も無料となっています。
※ネット回線にかかる費用などはd払い専用の費用ではないのでここでは除外します。d払いは初期費用も月額費用も無料なのでコスト的にも非常にお得なのです。
決済額に3.24%の手数料
ただし、d払いを店舗で導入した場合、一つだけ無料ではないものがあります。それが決済額に対する手数料です。この決済額に対する手数料は、3.24%と定められています。
つまり、d払いを店舗で導入した場合にかかる手数料は決済額にかかる手数料のみというわけです。1000円の会計なら32円、10000円の会計なら324円の手数料が発生することになります。
この料金を良しとするかどうかは店舗が判断する必要があるというわけです。
【加盟店】「d払い」の導入方法!店舗メリット/手数料は?~まとめ~
今回はd払いを加盟店側の視点で解説してみました。d払いはケータイ料金と合わせて行うことが可能です。このスマホ(AndroidやiPhone)で支払いができるというのは利用者にとってメリットの一つになっています。
そんなメリットを持っているd払いですが、店舗側は当然d払いのシステムを導入する必要があります。システムを導入する方法は簡単で、パートナー企業との契約を行って導入手続きするだけです。
店舗側にはd払いを導入するメリットもたくさんあります。例えば、決済が効率化され作業がスムーズになるという点もメリットの一つです。他にも、顧客がd払いを利用できるので、dポイントのサイクルが生まれたり、知名度による集客も可能となります。
また、入金サイクルも毎月二回と安定した売り上げになってくるのが特徴です。さらに、d払いを店舗で導入する場合、初月費用は無料となっています。また、月額料金や維持費もかかりません。この点は店舗側にとっても魅力の一つといえます。
ただし、d払いを導入した場合、決済額に対して3.24%の手数料がかかるという点は確認しておく必要があります。例えば100000円の決済が発生した場合、3240円の手数料が発生するわけです。
手数料は決済額に応じて変動していく為、この手数料の想定を見誤るとかえってマイナスになりかねませんので、手数料の確認(想定)はしておく必要があります。もし導入を検討している場合は、メリットや手数料についてチェックしておくことをおすすめします。