ナビタイムジャパンは、Android向けカーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」に「初心者モード」の提供を開始しました。「NAVITIMEドライブサポーター」の「初心者モード」では、初心者が安全に運転できるルートを選択してくれます。
ナビタイムジャパンは、12月10日からAndroid向けカーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」に「初心者モード」の提供を開始したことを発表しました。対応OSはAndroid 4.1以上となっています。
「NAVITIMEドライブサポーター」の「初心者モード」は、初心者ドライバーの運転に対する不安を取り除き安全運転を支援することを目的として開発され、運転に不安のあるペーパードライバーや高齢者ドライバーの安全運転支援にも役立つ機能と言えます。
さらに初心者ドライバーは自動車運転免許取得から最大1年間「NAVITIME ドライブサポーター」の全機能を無料で使えるようにするサポートサービスを提供しています。
サービスが無料になるのは第1種普通免許のみが対象となっています。利用方法としては、アプリで会員登録時に初心者と判定されると無料となる仕様となっています。
「NAVITIMEドライブサポーター」において「初心者モード」を選択する方法を紹介します。アプリのメニュー上にある「標準モード」の右側に「変更」ボタンがあります。ここをタップしましょう。この変更ボタンから「初心者モード」へ切替えることが可能です。
ナビタイムジャパンでは、これまでも安全で快適な運転を支援するために、注意喚起の音声案内や渋滞回避などの様々な機能の開発を行ったり実証実験などに取り組んだりしてきました。
今回の「初心者モード」ではより不安も大きく不慣れな運転初心者やペーパードライバーに特化した機能で手厚くサポートが可能となり、大きな助けとなるでしょう。
「初心者モード」では、初心者が苦手とする都市高速を回避するコースを選択したり、右左折(特に右折とUターン)や狭い道でのすれ違い、車線変更の機会をなるべく減らすコースを選択したりするなど、初心者にとって運転しやすい方法を提供します。
また、画面の小さいスマートフォンでの情報を見やすくするために、「NAVITIME ドライブサポーター」の「初心者モード」では建物や道路の色数を減らし、ルート上のアイコンのみを表示するシンプルで見やすいデザインになっています。
さらに「標準モード」で提供されている「速度超過」「事故多発地点」「一時停止」等を音声やアイコンで喚起する機能に加えて、音声による右左折時、合流時の注意喚起も行われるようになります。
その他に走行ログを元にドライバーの道路交通法違反がなかったかを分析し、地図上に注意喚起箇所を表示する「走行実績振り返り機能」を提供し、次の運転では気を付けるように促してくれます。
分析内容は「制限速度違反」「一時不停止」「踏切不停止」「進入禁止」「通行禁止道路侵入違反」の5点です。交通違反分析による、走行実績振り返り機能は、アプリ利用時の状況によって検知される項目が正確ではないことがありますので注意しましょう。