インターネットを楽しんでいたら突然「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」と表示されるとビックリしますよね。この記事では「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」と表示される原因と対処法をご紹介しています。
よく耳にする、サーバーのIPアドレスとはどういう意味なのでしょうか。
IPアドレスとは、ネット回線上の機器を識別するためのものです。ネット回線につながっている機器にはすべて、IPアドレスが与えられます。
IPアドレスは、現在はIPv4が主流となっていますが、最新バージョンはIPv6となります。
IPアドレスとは、住所のような役割があります。ですので、重複がないように割り当てられます。ネット回線上に同じ住所があったら、混乱してしまいますよね。
IPv6とIPv4の違いについてご説明いたします。
IPv6とは、「Internet Protocol Version 6(インターネット プロトコル バージョン6)」の略です。
といっても、ピンときませんよね。Internet Protocol(インターネット プロトコル)とは、インターネット上でコンピュータ同士がやり取りをするときの取り決めのようなものです。
IPv6とIPv4の違いは、その取り決めのバージョンが、6(IPv6)か4(IPv4)かということです。
現在、主流となっているのは4です。しかしインターネットに接続しているパソコンが増えすぎて、バージョン4でのIPアドレスが枯渇の危機に陥りました。
そこで、バージョン6(IPv6)という最新バージョンが登場しました。
さて、「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」と表示されてしまう原因はいったいどういうものがあるのでしょうか。
DNSアドレスとは、Domain Name System(ドメイン・ネーム・システム)の略です。DNSアドレスは、ドメインとIPアドレスを管理しています。
たとえばブラウザに「https://www.yahoo.co.jp」と打ち込むと、ヤフーのトップページに行けますよね。何気なくやっていることですが、これはDNSアドレスが「https://www.yahoo.co.jp」を、IPアドレスに翻訳してくれているのです。
そのDNSアドレスに、該当するドメイン名が登録されていないとエラーとなり、「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」と表示されてしまいます。
相手方のサーバーがダウンしてしまっていると、当然アクセスすることができません。これも原因の一つとして考えられます。
相手方ではなく、自分のネット回線に原因がある可能性もあります。
モデムやルーターの電源が入っていなかったり、ケーブルが正しく接続されていないと、アクセスすることができなくなってしまいます。
昨日までアクセスできていても、少しの接続の加減で、モデムやルーターの電源が落ちてしまっている可能性は十分にあります。
ブラウザとは、インターネットエクスプローラーや、Microsoft Edge,Googlechrome、safari等の、インターネットを見るためのアプリのことです。このブラウザに問題があると、エラーになってしまいます。
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