2023年03月21日更新
非通知電話に出たら中国語のアナウンスが!出てしまった時の対処法を解説!
非通知の電話でも出ちゃった、という人はいるでしょうが、そのアナウンスが中国語だと余計にびっくりしてしまいます。非通知電話に出ちゃったら中国語のアナウンスが流れた、という場合、どうすればいいのか、対処法を解説していきます。
非通知電話に出たら中国語のアナウンスが!
固定電話やスマホにかかってくる電話の中には非通知設定のものがかかってくることもあります。不審だからと出ない人も多いものですが、一応出ているという人、間違って出ちゃった、留守電が入っていたという人もいるでしょう。
どんな状況?
そんな非通知設定の電話は怪しいものも多いですが、その中には日本語のものではなく外国からかかってきた外国語のものも少なくありません。
非通知電話にでたら中国語のアナウンスが聞こえた
非通知電話に出てしまった際、自動アナウンス/自動音声が流れるものも珍しくないですが、中国語のアナウンスが流れることがあります。
留守電に中国語のメッセージが入っている場合がある
非通知設定だから出ないで放っておいた、知らないうちにかかってきていたという場合にも、留守電に中国語の自動アナウンスのメッセージが入っていることもあります。
電話の内容
そんな非通知電話に出ちゃった/出てしまった場合に中国語のアナウンスが流れた場合、中国語がわからないという人には何のことかわからないという人が大半なのではないかと思います。
『中国大使館で重要な手紙を預かっている』など
この非通知電話に入ってくる中国語アナウンスの内容は、「中国大使館で重要な手紙を預かっている」や「あなたに荷物が届いている」というようなものです。
中国大使館の名前を出されると、やはり「大使館」というだけあって不安に思う人も少なくないでしょう。
その後怪しいSMSが届いたりするように
そんな「中国大使館で重要な手紙を預かっている」など不安を煽る内容の中国語アナウンスが流れる非通知電話が来るようになったあとは、怪しいSMSが届いたり、たびたび非通知の電話がかかって来たりするようになることもあります。
中国語の非通知電話は詐欺の可能性あり
この中国語の非通知電話は、大使館の名前を出したり荷物があると伝えたりするなど、内容が中国語とは言え不安を抱える人もいるでしょう。
架空請求や迷惑電話などの可能性も
しかし、この中国語の非通知電話は詐欺の可能性が高い電話です。詐欺、と言うとなかなか想定はし辛いかもしれませんが、架空請求が一番分かりやすい一例かと思います。
また、そういった詐欺電話というのは迷惑電話にも該当し、相手にしたところで自身に不利になるもので、実際には大使館などに重要な手紙が来ているわけではないですし、荷物を預かっている場所があるというわけではありません。
在日中国人を狙った詐欺
しかしなぜ日本人に非通知で中国語のアナウンスが流れる詐欺電話/迷惑電話がかかってきたり留守電に入っていたりするのか、と言うのは疑問かもしれません。
これは日本人そのものをターゲットにした詐欺/迷惑電話というわけではなく、在日中国人を狙った詐欺だからです。
日本人であれば中国語の内容で非通知が来た時点で、言葉もわからないため無視する人の方が多いでしょうが、在日中国人は中国語がわかるという人が大半ですので、この非通知の迷惑電話の中国語のアナウンスに引っかかる可能性があるというわけです。
料金はどうなる?
非通知電話が中国語のアナウンスが流れるものだった、というのは出ちゃった/出てしまったことで判明するものの、出てしまったことで料金はかかるのか、という点は気になるところです。
この非通知の電話は海外からのものであることも多いですが、仮に海外からかかってきた迷惑電話でも日本国内で受信する分には料金はかかりません。
ただし、折り返しかけ直すと通話料金がかかりますのでその点は注意が必要です。特に国際電話は折り返しかけ直すだけで高額な料金がかかることになります。
料金のことを考えるのであればどこからのものか分からない非通知の電話へかけ直すのはおすすめできません。
中国語の非通知電話がかかってくる理由
非通知でかかってくる迷惑な中国語のアナウンスが流れる電話が来るとしても、自分には心当たりが無いという人が大半です。受話料金は問題ないとしてもどうしてかかってくるのか、その理由も不安という人は多いでしょう。
いずれにしても何らかの形で電話番号が第三者に渡っていることが理由になります。なぜ自身の電話番号が外部に漏れているのか、という理由は次の物が考えられます。
SNSからの流出
まず考えられるのはSNSからの流出です。実際に過去にInstagramやFacebook、Twitterなどで、SNSに登録しているた個人情報が不正アクセスで流出しています。最近もTwitterで不正アクセスしてアカウント情報が流出する事例がありました。
それ以外のSNSやWebサービスでもアカウント作成時に登録した電話番号が何らかの形で漏れてしまった、ということは、中国語でのものを含めた非通知電話がかかる/留守電が入る理由としてえ考えられやすいです。
怪しいアプリをインストールしてしまった
スマホの場合、怪しいアプリをインストールしたことで自身のスマホの電話帳などから情報が漏れた、ということも考えられます。
また、自身のスマホには怪しいアプリをインストールしてはいない、という人も、自分の電話番号を知っている人がそういった怪しいアプリをインストールして電話帳のデータが抜き取られた、という場合にも個人情報の流出は考えられます。
企業の個人情報流出
Webサービスなどへの登録をしてはいない、という人でも、個人情報の流出は皆無とはいえません。クレジットカード会社など企業に登録している電話番号もまた、個人情報が流出してしまったという事例は多いです。
ニュースなどで過去に自身が登録している・利用したことがある企業で個人情報の流出があったというような場合も含め、そこから電話番号などが漏れたという可能性も考えてみましょう。
非通知電話に出てしまった時の対処法
中国語のアナウンスが流れたかどうかはさておいて、非通知の電話に出てしまった場合は不安が募ります。少しでも解消するためどういった対処法を取ればいいのかの説明をしますので、適切な対応と取ってみてください。
かけ直すことは絶対にしない
まず、非通知電話に出てしまったかどうかに関わらず、リダイヤルからかけ直す事はできますが、その番号へのかけ直しは絶対にしないでください。
非通知電話に出てしまった場合はその電話番号は存在していると知らせることにもなりますが、かけ直す場合も相手に利用されている電話番号であると知らせることになります。そのせいでより怪しいSMSが届く、ということにも繋がりかねません。
また、非通知の電話へかけ直した場合の料金も国際電話だった場合はかなりの高額になりますので、番号が分からない分だれからのものか不明で不安はあると思いますが、重ねて言いますが絶対にしないようにしましょう。
無視
中国語のものかどうかは電話に出なければ分からないものの、非通知の電話/留守電は出ていない段階であれば無視してしまってください。うっかり出てしまった場合も何も話さず通話を終了しましょう。
何度もかかってきていると、もしかして知り合いから非通知でかかってきているのでは、と思ってその電話に出てしまう人もいますが、非通知でわざわざかけてくるという人はよほどいません。
気になってしまうかと思いますが、非通知の電話へはかけ直すことを含め無視してしまうのが安全です。
アプリなどを入れて対策
頻繁にかかってくる場合は無視しようと思ってもうっとうしいものです。それ以外にも迷惑電話がある場合はなおさらでしょう。
非通知電話がかかってきた場合に危険だという通知をしたり、非通知でない場合も迷惑電話の場合に迷惑な電話だという通知をしたりできるアプリを入れるのも1つの方法です。
Whocallというアプリは迷惑電話の通知をしてくれますし、プレミアム機能(有料)では自動で着信拒否をしてくれる機能の利用も可能です。
そもそも非通知を着信拒否する
留守電などに入るまでもなく非通知電話の着信拒否も設定できます。前述したWhocallでも可能ですが、利用しているキャリアの方でも着信拒否設定することができます。
端末の方からの拒否ができる他、「148」などへかけて非通知の着信拒否設定などもできますので、各キャリアのHPなどから設定方法を確認してみてください。
なお、SoftBankなど場合によっては非通知の着信拒否などには有料のオプションサービスの利用が必要となることがありますので、前述したアプリなども併用しながら利用してみてください。
最後に
非通知の電話に出たら中国語の自動アナウンスが流れることがありますが、これは詐欺電話です。中国語がわかる人がそのガイダンスどおりに進むと詐欺被害に遭うことにもなるため、基本的に無視が一番の対策と言えます。
頻繁にかかってくるようであれば非通知の着信拒否設定なども必要に合わせて活用してみてください。