便利なCortana(コルタナ)ですがマイクがない環境では、Cortana(コルタナ)を無効化にして停止したいと考える人もいるのではないでしょうか。この記事では、そんなCortana(コルタナ)を無効化して停止する方法を紹介します。
Windows10の目玉機能として搭乗した新機能Cortana(コルタナ)は、音声アシスタントの1つで、Cortana(コルタナ)が有効なパソコンやアプリに対してマイクを通じて命令することで、様々なことを行うことができます。
似たような機能としてApple社のOSやアプリに搭載されているSiriやGoogle社のGoogle Assistantなどがございます。
音声アシスタントを使用すると例えば「今日の天気は?」としゃべりかけるだけで天気を画面上に表示することができるため、うまく使えば音声だけでパソコンでマウスやキーボードを使うよりも簡単に操作を行うことができます。
以下の記事でも紹介していますのでよろしければ参考ください。
大変便利なCortana(コルタナ)ですがマイクが付いていないパソコンでは使用することができません。
その場合、逆にCortana(コルタナ)が急に起動して、非便に感じることがあります。本記事では、そんなCortana(コルタナ)を無効化して停止する方法を紹介します。
この記事は。「Windows10 Home」もしくは、「Windows10 Pro」を対象にしています。
Windows10に搭載されているCortana(コルタナ)ですが通常の設定では、非表示にすることはできますが無効にして停止されることはできません。
そのため、Cortana(コルタナ)を無効にして停止させるには特殊な方法が必要となります。
Cortana(コルタナ)を無効化して停止するにはグループポリシーエディタを使用して停止させる方法とレジストリを編集して停止させる方法の2つあります。
順に紹介していきます。
1つ目の方法として「グループポリシーエディタ」というツールを使用してグループポリシーとしてCortana(コルタナ)の利用を制限する方法になります。グループポリシーとは一言でいえばWindows10のアカウントに対して特定のルールを設定する機能になります。
一般的には会社内で業務に関係のないアプリケーションの利用を制限したり、ネットワークの設定が自由に変更できないようするために利用されています。「グループポリシーエディタ」とは、そんなグループポリシーを設定するためのツールです。
この方法の最大のデメリットがグループポリシー自体が一般向けの機能ではないため、「Windows10 Home」を利用しているパソコンでは「グループポリシーエディタ」が使えず、この方法を使用することができません。
2つ目の方法として「レジストリ エディター」というツールを使う方法になります。
Windowsでは様々な設定値をレジストリという場所に保存していますが、この方法ではCortana(コルタナ)の有効/無効が記載された設定値をCortana(コルタナ)が無効となる設定に編集することで停止させます。
この方法は、Windows10のHome/Proに関わらず無効化を行うことができます。
ただし、レジストリにはWindows10が正常に動作するための設定値が多く記載されているため、誤って操作するとWindows10が起動しないといったトラブルの原因にもなるため、設定を変更する際は細心の注意を払ってください。
最後に紹介するのはマイクロソフト非公認の設定変更ツールを利用する方法です。
この方法の最大のメリットは、パソコンの知識がなくてもボタン一つで
上記で紹介したレジストリを編集して無効かする手順を自動的に行ってくれることです。
そのため、簡単に無効化することができますがあくまで非公式のツールとなるため、ソフトの利用により不利益が発生してもサポートを受けることができません。自己責任での利用をお願いします。
グループポリシーを利用してCortana(コルタナ)を無効化して停止する方法を紹介します。
グループポリシーを設定するには「グループポリシーエディタ」というツールを使用します。
「グループポリシーエディタ」を起動するにはキーボードにある「Windows」キーと「R」キーを同時に押すと表示される「ファイル名を指定して実行」を表示し、「gpedit.msc」と入力して「OK」ボタンを選択、もしくはエンター押下します。
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