関西の「鉄道アプリ」にて阪神・南海・山陽・近鉄の関西鉄道4社が運行情報アプリでの連携を開始することが発表されました。今後は関西の「鉄道アプリ」にて初めて阪神・南海・山陽・近鉄の関西鉄道4社の連携が実現することとなります。
関西の「鉄道アプリ」にて、3月24日より、阪神・南海・山陽・近鉄の関西鉄道4社が運行情報アプリでの連携を開始することが発表されました。
今回の発表により、関西の「鉄道アプリ」としては阪神・南海・山陽・近鉄の関西鉄道4社が、初めて運行情報アプリでの連携を開始を行うこととなります。
3月24日より運行情報アプリでの連携を開始するそれぞれの「鉄道アプリ」については、無料にて利用することができます。
なお、これにあわせて山陽電鉄では、3月24日から「山陽アプリ」の配信を新たに開始することを発表しています。
大阪市福島区に本社を置く阪神電気鉄道株式会社では、2018年3月に列車運行情報を提供する「阪神アプリ」の配信を開始し、現在では、ダウンロード数は7万件を超えています。
ユーザーの利便性向上を図る目的で、 相互直通運転を行っている山陽電気鉄道の山陽アプリや、 大阪難波駅等で乗り換えられる南海電気鉄道の南海アプリとの連携機能等を新たに追加し、関西鉄道4社が運行情報アプリでの連携を開始することとなりました。
なお、「阪神アプリ」は、すでに「 近鉄アプリ」と連携機能を搭載しているため、今回の機能追加により、 関西の鉄道アプリとして、初めて鉄道運行情報アプリでの4社連携が実現した形となります。
関西の鉄道アプリに対応可能なデバイスについては、対応OSがiPhoneやiPadなどのすべてiOSおよびAndroidのスマホ端末にて利用可能となります。
関西鉄道4社の運行情報アプリでの連携機能を利用するには、各社のアプリをダウンロードしている必要があり、また機能開始後にアップデートが必要となっています。
なお、アップデートの方法については、3月24日(火)より、App StoreやGoogle Playよりアップデートすることで利用することができます。
また、それぞれの関西の鉄道アプリについては、利用料金無料にて利用可能となっています。
今後は、関西の鉄道アプリにて各社アプリの列車走行位置画面が連携を実施することとなりますので、ユーザーは、より便利に利用することが可能となります。
アプリを利用する際には、「阪神アプリ」の列車走行位置画面にて、画面上の南海や山陽のリンクボタンをタップすることで、「南海アプリ」や「山陽アプリ」のアプリ画面へ移動することができます。
「南海アプリ」では、3月24日より「トイレ空き状況確認」機能を追加しており、4月下旬には「席ゆずりあいアシスト」機能を追加するとしています。
「南海アプリ」が、3月24日より追加した新機能「トイレ空き状況確認」機能はバカンが開発した機能となっており、難波駅となんばCITYの一部の個室トイレの空き状況が確認できるようになるとのことです。
「トイレ空き状況確認」機能対象のトイレは、難波駅構内4カ所すべてと、なんばCITYの本館1階2カ所、本館地下1階2カ所、本館地下2階2カ所となっています。
また、空き状況の確認ができるだけでなく、「MAP」から各トイレの位置を確認することが可能となります。
「南海アプリ」では、4月に「席ゆずりあいアシスト」機能の追加を実施することを発表しています。
「席ゆずりあいアシスト」機能とは、電車での移動中に、電車内で座席を必要としている乗客と、席をゆずっても良いと考えている乗客のコミュニケーションがスムーズにできるよう手助けするための機能となっています。
グリーンシステムが開発した「席ゆずりあいアシスト」機能を利用する方法は、まず、座席を必要としている乗客が優先座席の対象となる5つの属性より自分が当てはまるものを選択します。
次に、「ゆずってください」ボタンをタップすると、周囲の乗客に通知が届くようになっています。通知が届いた乗客が、回答画面で「ゆずります!」を選択します。
「ゆずります!」を選択すると、「席ゆずりあいアシスト」機能より、双方にゆずりあい画面が表示されるので、表示された画面を目印にお互いを探します。
なお、「席ゆずりあいアシスト」機能を利用するには、事前に位置情報とBluetooth機能をオンにしておく必要があり、アプリの位置情報の利用と通知を許可することが必要となります。
新たに、3月24日よりサービスを開始する「山陽アプリ」では、利用料金無料にて、 原則4時から翌日1時までの列車走中の時間を対象に次の機能が利用できます。
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