2019年10月7日にMac向けOSとして、macOS Catalinaが配信リリースされました。様々な機能が搭載・改善されたり、廃止されたりしています。本記事では、macOS Catalinaに含まれる注目したい機能をご紹介します。
Macに搭載されているmacOSは2011年から毎年最新のOSが配信され、常に最新のセキュリティーと最新の機能、他のデバイスとのリンク性が向上するなど、日々進化しています。
本記事では、macOS Catalina/macOS 10.15の注目したい機能についてご紹介します。Macを普段から使用している方には馴染みがありますが、改めてmacOS Catalina/macOS 10.15とは何かをご紹介します。
macOS 10.15 Catalinaは、Mojaveの後継として2019年10月にリリースされた、Macに搭載されるOSです。OSとはコンピュータを操作する上での基本ソフトで、macOS Catalinaを含むmacOSの他に、WindowsやLinuxが該当します。
ここからは、2019年10月に正式配信リリースされた、macOS 10.15 Catalinaのこれまでにあったアプリや機能の変更点と、主な特徴をご紹介します。
macOS 10.15 Catalinaの最大の変更点は、iPhoneやiPodの同期ソフトとして長年搭載されてきた、iTunesが廃止され、端末との同期したいときはFinder、音楽を同期したい場合はミュージックアプリで行うようになりました。
また、これまでの映画などの販売やPodcastはそれぞれ、Apple TVとPodcastに分割されました。この変更はmacOSのみで、Windows版のiTunesはこれまで通り提供が継続されます。音楽、Podcastなどの同期方法もこれまで通りで行うことができます。
新たにアプリケーション追加されるなどの変更もありましたが、今までにあったアプリも強化されました。
サムネイルから選択できるようになった「メモ」は、記録内容の編集権限の設定が可能になり、他のユーザーやデバイスとの共有機能が強化され、ビジネスでも個人でもより便利に使えるアプリに改善されました。
ブラウジング標準アプリ「Safari」は、よく見るサイトをすぐにアクセスできるようになり、ブックマークやメッセージ内のリンクもSiriから開くことできるようになりました。この他にも、小さな変更点が加わるなど、使える機能やできることが増えました。
macOS 10.15 Catalinaには、iPhoneやiPadなど、他のApple製デバイスとのシームレスな連携や利便性の向上のため、様々な部分が改善されています。ここからは、macOS 10.15 Catalinaに搭載された新機能をご紹介します。
macOS 10.15 Catalinaに搭載された主な新機能は以下の5点です。
上記でも述べたように、これまでのiTunesがミュージック、Apple TV、Podcastに分離し、ファイル同期などはFinderで管理できるようになりました。
新機能として取り上げましたが、できることはこれまでと変わらず、以前に購入したコンテンツはそれぞれのアプリケーションで見れるので安心です。
新機能の2つ目として、iPadOS 13に対応したiPadで、同一のApple IDでサインインされているiPadで、BluetoothとWi-Fiを使用してiPadをセカンドディスプレイとして使用できるSidecarが搭載されるようになりました。
外出先などでの作業や商談などのディスプレイが2台あると便利な際に、iPadがディスプレイ代わりに使えるので、画面に手書きを入れたい場合などにiPadから簡単に書き込め、非常に便利になりました。
これまでは有線接続が必須と言えるほど、無線でのデュアルディスプレイは遅延が発生していましたが、ワイヤレスかつシンプルな設定で低遅延で接続できるので、試してみる価値ありです。
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