2022年10月22日更新
ノートパソコンにキーボードカバーは必要?おすすめや選び方を解説
デスクトップPCのキーボードにカバーを付けている人もいるでしょうが、ノートパソコンのキーボード用のカバーの場合必要性を考える人もいるでしょう。ノートパソコンにキーボードカバーは必要なのか、利用する場合のおすすめや選び方も解説していきます。
目次
ノートパソコンにキーボードカバーは必要?
キーボードカバーは、表に出ていることが多いデスクトップPC用のキーボードなどにつけている人はいます。
画面を伏せてキーボードと一体化した状態で片付けることができるノートパソコンの場合、キーボードにキーボードカバーを取り付ける必要があるのか、という点は悩んでいる人もいるかと思います。
ノートパソコンにキーボードカバーを付けるメリット
ノートパソコンのキーボードにキーボードカバーを付ける必要性を判断するためにも、キーボードカバーを取り付けた場合どういったメリットが有るのかという部分をチェックしてみましょう。
汚れ/ほこりや経年劣化を防ぐことができる
デスクトップPCのキーボードカバーを取り付ける目的として多いのが、汚れやホコリが付くことを防ぐという理由です。
ノートパソコンの場合、画面を閉じて置けると言っても絶対に汚れやほこりがつかないというわけではなく、デスクトップPCの場合のキーボード同様に汚れやほこりがつくことは変わりません。カバーをつけることでそういった汚れやほこりが付着することを防ぐことができます。
また、汚れやほこりの付着を含めキーボードが経年劣化するダメージの軽減にもなりますので、長く使いたいと思うのであればキーボードにキーボードカバーをつけるほうがメリットとしては高いのです。
水濡れ防止
また、ノートパソコンは精密機械ですので水分は故障の原因になります。ノートパソコンを利用している際にジュースなどをこぼす、というのも水濡れです。
キーボードにキーボードカバーをつけることで、万が一キーボード上にそういった水分のあるものがかかってしまった場合も、カバーを交換するだけで済み、ノートパソコンの故障を防ぐことができます。
逆にデメリットは?
ノートパソコンのキーボードにキーボードカバーをかけるメリットは大きいのですが、当然ながらデメリットもあります。
キーボードカバーをつけたままタイピングした経験がある人はご存知でしょうが、キーボードカバーをつけたままのタイピングはカバーの種類にもよりますが打ちづらいです。カバーがつけたままになっているぶん押し込む際に通常より少しですが力がいります。
またノートパソコンは画面部分とキーボード部分を合わせる形でコンパクトにすることができるのが特徴ですが、その分キーボードカバーとディスプレイがくっつき、汚れやほこりなどがディスプレイにつくようになってしまいます。
キーボードカバー自体が汚れやすく、カバーに汚れやほこりが吸着したままになるため、見た目は場合によってはキーボードカバーをしていない状態より汚いように見えることもある、というようなことにもなってしまうのです。
ノートパソコンにおすすめのキーボードカバー
ノートパソコンのキーボードカバーの利用のメリット・デメリットについては前述したとおりですが、そういった部分を理解した上でノートパソコンのキーボードにキーボードカバーをつけたい、という人は多いでしょう。
ここからは、ノートパソコンのキーボードにつけるキーボードカバーとしてはどういったものがおすすめなのか、どういった部分に注目する必要があるのか、おすすめのキーボードカバーは具体的にどういったものかなどの紹介に移ります。
ノートパソコン用キーボードカバーの選び方
ノートパソコン用のキーボードカバーを選ぶ場合、どういった部分に注目スル必要があるのか、という点から紹介していきます。
キーボードの形状/配置に合わせる
まず、自身が利用しているキーボードの形状や配置に合わせたキーボードカバーを利用しましょう。
hpやDELLなどのメーカーごとにキーボードの形状や配置は異なりますが、同じhp同士、DELL同士などメーカーが同じ場合でも機種によって形状や配置が異なります。
そのため、利用しているノートパソコンのキーボードの形状や配置と一致するキーボードカバーを利用するようにしてください。
装着方法
装着方法もチェックしておく必要があります。ノートパソコンの場合、装着方法は大きく分けて2つに分かれます。キーボードのキー部分の溝などに沿った形状になっているものを乗せるカバーと、キーボードそのものにすっぽり被せるカバーです。
キー部分にだけ乗せる場合は対応機種が限定されていますので、該当するものがあればそちらの利用をおすすめします。もし対応機種に自身が利用しているキーボードカバーがないのであればキーボード自体に被せる形のものを選択する必要があります。
薄さ/つけたまま閉じれるか
重要なのはキーボードカバーの素材の薄さです。薄さによってはつけたままノートパソコンを閉じることができるかどうかが変わってきます。
また、タイピングの際の感覚をカバーなしの場合と大きく変えたくない、という場合はなるべく薄めのカバーを選ぶことをおすすめします。
薄さとしては1mm以下のものがおすすめです。素材が厚ければ厚いほどノートパソコンの画面を閉じる際に浮いてしまうというようなことにもなるため、薄さは重要視する人が多いです。
素材
素材に関してはキーボードでのタイピングの際の手触りなどに影響します。また、耐久性の面などにも影響するため、メリットやデメリットを把握した上でどういった素材のものを利用するかの判断が必要です。
ナイロン製のものがキーボードカバーとしては安価ですが、耐久性はさほど高くないです。ただ透明感は強いですし、サラサラとしたさわり心地であることが多いです。
もう1つシリコン製のものがありますが、こちらは耐久性が高く、透明度もそこそこあります。シリコン製の場合はタイピングの際の押し込む力もナイロン製のものより必要となります。
タイピングのしやすさ
前述の素材にも共通しますが、タイピングのしやすさはキーボードにカバーをする分、気にする必要がある部分です。タイピングしづらいとその分これまで通りの打ち方ができなくなり、手が疲れやすくもなるため、PCでのタイピングのしやすさにも注目しておきましょう。
おしゃれでかわいいデザイン
これはMac用に多いものですが、キーボードカバーの中にはおしゃれでかわいいデザインのものもあります。
もちろん、Windowsで利用できるようなものも少なからずありますが、見た目からしてかわいいというものはMac関係のものが多いのが現実です。
ピンク色やグラデーションなどのおしゃれでかわいいものやパンダ柄のかわいいものなど、それぞれの「かわいい」や「おしゃれ」なデザインのものがありますので、自身の好みにあるものを探してみるのも良いでしょう。
マルチカット/フリーカットならhp/DELLなどどんなメーカーでも対応可
hpやDELLなど、メーカーにこだわらずノートパソコンのキーボードにカバーを付けたいのであればマルチカット/フリーカットの物を選びましょう。
キーボードに吸着して弾力性のあるものが多く、表面上はフラットなもののタイピングに支障がないというものが多いです。
hpやDELLなどのメーカーごとにキーボードタイプが異なるようなものを利用している場合は自分でサイズ調整ができる物を選んでみてください。
ノートパソコンにおすすめのキーボードカバー
ノートパソコンにおすすめのキーボードカバーのうち、いくつかおすすめのものを紹介していきます。
エレコム キーボードカバー フリータイプ 大型ノートサイズ PKU-FREE4
どういった配列のキーボードでも利用できるフリータイプのキーボードカバーだとエレコムのPKU-FREE4がおすすめです。サラサラとした表面なので指は動かしやすいです。
こちらは大型のノートPC用のキーボードカバーですが、それ以外のサイズ用のものも販売されていますし、こちらを購入して切り取りサイズ調整しても大丈夫です。フリーカットタイプのものなので、PC以外にも活用できるのも便利な点です。
サンワサプライ キーボードマルチカバー FA-MULTI2N
こちらもどういったキーボードにも合う、カットして利用するタイプのキーボードカバーです。薄いカバーですが破れにくいポリウレタン素材ですし、肌触りも良く、つけたままで閉じても気にならない厚みであるのも嬉しい点です。
Windows用やMac用など
上記のようなフラットなものではなく、キーボードのキーに合わせた形状のものにしたい場合はhpやDELLなどのメーカー名と利用しているPCのシリーズ名とで検索をかけてみればピッタリのカバーを探すこともできます。
例えばhpのProBookシリーズ用のキーボードカバーであればサンワサプライのFA-NPB1がありますし、DELLのInspiron 15 3000 シリーズ用のキーボードカバーであればWASHODOの570-0035などがあります。
また、Macであれば下記リンク先のもののようなピンク色などのかわいいものなどがありますので色々探してみましょう。
最後に
ノートパソコンのキーボードカバーは、ほこりや汚れを防ぐことができるメリットがありますが、つけたままでも操作しやすいものかどうかなどデメリットをどれだけ少なくするかというのが重要となってきます。
ここで紹介したものを含め、利用しているノートパソコンのキーボードにつけるカバーを選択する際の参考となれば幸いです。