TweetDeckは人気のTwitter用アプリケーションです。TweetDeckは、基本的に英語版となっていますが、日本語版や、日本語表示にする方法はあるのでしょうか。ここではその説明を含めて、詳しくご説明していきます。
TweetDeckとは、Twitter社が公式で出しているTwitterをより使いやすくするための無料アプリケーションで、いわゆるクライアントアプリケーションと呼ばれるものです。
元はTweetDeck社が制作したものでしたが2011年にTwitter社が買収し、2018年現在ではTwitter公式のアプリケーションとなっています。
現在、Twitter社が直接買収して公式となっているTwitter関連ソフトは非常に少ないです。つまりTweetDeckは数あるTwitter管理ソフトの中でもある種のお墨付きを受けているソフトになります。
TweetDeckの便利さ以外にも、このTwitter社が運営しているというオフィシャル感も使用する上で安心できるところだと思います。
TweetDeckはTwitterを管理しやすくするための便利ツールです。現在はブラウザで使えるWeb版とMacのアプリ版があります。
使用方法は非常に簡単で、Webブラウザでhttps://tweetdeck.twitter.com/にアクセスし、Twitterアカウントでログインするだけで、とりあえずの設定は終了になります。
もちろん、Twitterアカウントは必要です。ただし、初回アクセス時にアカウントのIDとパスワードを聞かれるだけで、それ以降はTweetDeckのサイトにアクセスするだけで自動で自分のTwitterを表示してくれるようになります。
こういったツールではIDとパスワードを入力する必要があるので流出も怖いですが、上で書きましたように、Twitter公式アプリなのでその点は安心しやすいポイントです。
皆さんの中に、今まで使っていたTwitter管理ツールが使えなくなった、という方もいるのではないでしょうか。Twitterはそのユーザーの多さからか頻繁に仕様を変更しています。
また乗っ取りなどの問題への対策のためか、外部からのアクセスを、ブラウザ版、アプリ版含めて制限する傾向が年々強まっており、その傾向は2018年になっても続いています。
TweetDeckは日本語版こそありませんが、2018年現在でも使える数少ない外部ツールであり、ネットブラウザからのアクセスも容易で操作方法も簡単です。
Twitter社本社が運営していることもあり、今後も制限されることが少ないと考えられます。長く使える可能性が高いという点でもおすすめできます。ブラウザからアクセスできるので、ダウンロードやインストールの必要がなく、ネットカフェ等でも使えます。
TweetDeckは様々なカスタマイズによって自分なりの使いやすいTwitter表示画面が作れますが、一点注意するところとして、基本的に設定等が英語で表記されます。
ただ、基本的には「list」や「Message」、「account」等、Twitterを使っていれば耳馴染みのある言葉が多く、アイコンでも示されているため、よほどのことがなければ直感的にある程度は使用できる形には出来ています。
もちろん、英語で表示されるのはそういった「設定」の部分のみで、自分のつぶやきが英語で表示される、友達の日本語のつぶやきが表示されない等はまったくなく、日本語で使用する分には全く支障がありません。
使える機能もそのままに近く、例えば英語のツイートをブラウザで見ると「ツイートを翻訳」というメッセージと共に機械翻訳してくれる機能がありますが、もちろんTweetDeckでも使うことができます。
普通のTwitter管理ページで満足されている方も多いと思いますが、TweetDeckにはいくつか便利な機能があります。まず第一に日時を指定してのツイート予約、「予約投稿」ができます。
例えば明日の0時ちょうどにフォロワーに「誕生日おめでとう」と送りたいけどそのときに席を外している、なんてときもTweetDeckなら、予約しておけば自動でその時間になると投稿、表示されます。工夫次第でいろいろな用途に使える機能です。
また、2018年現在、いいねを押すとフォロワーに通知されるようになって昔からのユーザーの方のなかには困っている方もいると思います。
TweetDeckには「コレクション」と呼ばれるカラムを作ることが出来、そこに自分の好きなツイートをまとめて置いておくことが可能です。もちろんフォロワーに通知もいかないので、通知されたくない方にはおすすめの機能になっています。
また、主にビジネスでの用途に使うことが多いですが、一つのアカウントを複数人で管理することも簡単にできます。仕事で会社のTwitterを運用しているけど何人かで行っている場合など、職場でTweetDeckを導入すれば、簡単にアカウント共有もできます。
ビジネス面でのTwitter運用で怖いのは、アカウントパスの流出と、アカウントを間違えてのツイート、いわゆる「誤爆」になりますが、上で紹介した予約投稿と組み合わせることで事前チェックの流れも簡単に作れます。
Aさんが予約投稿し、その時間までに上役が確認する、というフローを組めば、ある程度企業にとって怖い誤爆も防がれるようになります。そしてその導入がブラウザ版にアクセスするだけで出来ます。
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