Windows10を利用している際、パソコンの動きが著しく遅くなる、メモリ不足のエラーが表示されるなどメモリ不足によってイライラすることも多くあります。Windows10のメモリ不足の原因やなったときの対策/対処法はどのようにおこなうのか解説していきます。
Windows10パソコンを利用している際、色々なアプリを開いたり、ブラウザでたくさんのタブを開いたりと言うことをしている人も多いでしょうが、その時パソコンの動きが妙に遅いな、と感じる人もいるかと思います。
その際、誰かに相談すると「メモリ不足なのでは?」と言われたことのある人も多いでしょうし、「メモリが不足しています」というエラー表示が出てびっくりしたという人もいるでしょう。
そういったエラーでも表示される「メモリ不足」とはどのようなものなのか、専門用語故によく分からないという人もいるかと思います。
メモリと言うのはパソコンの中にある作業机のようなものです。メモリの数は作業机の広さを示しており、メモリが大きければ大きいほど作業机の上でできることが増えます。作業机の上でおこなう内容がアプリケーションの実行だと言うと分かりやすいでしょうか。
メモリ不足というのは、その作業机の上がいっぱいいっぱいでこれ以上できること(アプリケーション)がない、という状態ですので、作業効率が落ちるようにパソコンの動作が遅くなるのです。
Windows10の動きが遅いけれどこれがメモリ不足に当たるのかどうか分からない、一体どういうふうに確認すれば良いのか分からないという人もいると思いますが、メモリの使用状況は簡単に確認可能です。
メモリの使用状況はタスクマネージャーと呼ばれるもので確認します。タスクマネージャーは「Ctl」キーと「Shif」キーと「Esc」キーを同時に押すことで起動できます。
最初に上記のように表示された場合、「詳細」ボタンをクリックしましょう。
「パフォーマンス」タブを選択すれば、現在のメモリの使用状況を確認することができます。
ちなみに、「プロセス」タブでも大まかに確認は可能です。アプリごとに確認する場合はプロセスタブのほうが確認しやすいです。
Windows10で現在メモリ不足かどうかを確認する場合の判断基準の話に移ります。「パフォーマンス」タブで「メモリ」を選択しましょう。
基本的に、メモリは50%~60%くらいが消費されています。この状態の場合はメモリ不足ではありません。
なお、上記上側のプロセスを起動している状態(Chromeではタブ9個、Firefoxではタブ1個)だと下側のようなパフォーマンスになります。その他バックグラウンドで動いているものもありますがそちらは割愛します。
この状態でもさほど重くはないため、メモリ不足ではないかと思いますが、開きたいアプリによっては不足する可能性ももちろんあります。メモリのグラフが上ぎりぎりくらいまでになっているとメモリ不足と判断しましょう。
さて、ここからはWindows10でメモリ不足になってしまった場合、どのような対策/対処法を実行すれば良いのかの解説に移ります。
メモリ不足の対策/対処法としては、メモリを圧迫している原因を取り除くなどして余裕をもたせることになります。基本的には開いているアプリを閉じればかなり軽くなることもありますが、これ以上同しようもないのにメモリ不足という場合に試してみましょう。
まずは、使わないアプリやソフトの停止/削除を行いましょう。パソコンの中にはたくさんのアプリやソフトが元々入っており、その中には入っていても全く使わないアプリやソフトもたくさんあるはずです。
中には使うこともないのにバックグラウンドで動いているアプリやソフトもあります。それらを停止することも対策/対処法として有効です。
Windows10の場合、アプリの削除はコントロールパネルから行います。
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