機種によって有無は変わってきますが、Androidスマホにはアンビエント表示というものがあります。「アンビエント表示」という聞き慣れない機能とは一体どういうものなのか、「アンビエント表示」の設定方法とともに解説していきます。
AndroidスマホはiPhoneとはまた違う機能を持っていることもあり、Androidスマホを利用している人も少なくないかと思います。
そんなAndroid8.1以降で動作するAndroidスマホの機能のうちの1つに「アンビエント表示」というものがあります。
アンビエント表示とは、Androidスマホのスリープ状態でも時計や天気、アプリからの通知などを表示させることができる機能です。
いわゆるデスクトップ画面におくウィジェットとと異なり、電源ボタンを押してロックを解除して、などと言う作業を行わなくても簡単に確認ができる便利な機能です。
このアンビエント機能、前述したとおりディスプレイの電源をオンにしなくても天気や時計などを確認できるため、いちいちボタンを押しての操作などをする必要がない点がメリットと言えます。
しかしアンビエント表示は、バッテリーの消費が激しいという部分がデメリットと言えます。ディスプレイがずっとついている状態になっているのと同じ状態になるため、それだけ消費電力が大きいのです。
なお、アンビエント表示の機能は、全てのAndroid端末に搭載されているわけではありません。自分のAndroid端末にアンビエント表示が無いという場合はその機能が搭載されて無いと判断してください。
今後はこの機能が搭載されているAndroid端末が増えていく可能性もあるため、最新型のAndroidスマホを購入した人はアンビエント表示機能の有無を確認してみると良いでしょう。
Android端末の中にアンビエント表示がある人は設定することが可能です。アンビエント表示の設定方法を説明していきますので、無い人でなければ目を通してみてください。
アンビエント表示のオン/オフの設定方法から説明をしていきます。Androidスマホの「ディスプレイ」をタップしてください。
「詳細設定」をタップして展開してください。その中にある「アンビエント表示」をタップし、アンビエント表示をオンにしてください。機種によっては「Always on display」という名前の場合もあります。
なお、ここに「アンビエント表示」がない場合はアンビエント表示機能がない端末ということになるため、その場合は設定を諦めてもらう他ありません。
なお、アンビエント表示で設定できる項目についても利用しているAndroid端末によって異なります。SONYのアンビエント表示の場合、アンビエント表示のタイミングとして「常に有効」「スマート表示」「機器を持ち上げた時に起動」「OFF」があります。
また、「ディスプレイダブルタップで通知チェック」「端末を持ち上げて通知チェック」などの設定項目もありますので、使いやすいように設定しておくと良いでしょう。
Googleアシスタントのアンビエント表示を使用したい場合、Googleアプリを起動して設定を行いましょう。
Googleアプリを開いたら画面下部にある「その他」タブを選択します。
「設定」をタップしてください。
「Googleアシスタント」で、「アンビエント表示」をタップしてオン/オフの切り替えを行ってみてください。
アプリの通知や時計、天気などをディスプレイの電源を入れなくてもスリープ画面上で確認できるアンビエント表示は、電池は消耗するものの通知などを簡単に確認することが可能な便利な機能でもあります。
電池の消耗と便利さのどちらを取るかによってオン/オフが変わってくるかと思いますので、アンビエント表示を利用できるAndroid端末を利用している人はご自身のライフスタイルなどに合わせて設定してみてください。
1 / 2
続きを読む