Google Chromeに関するプログラム「Software Reporter Tool」とは何かご存知ですか? 「Software Reporter Tool」とはなにか、このプログラムを停止したり無効化する場合どういった方法を取るのかを解説していきます。
Google Chrome利用時、妙にCPU使用率が高い/PCの動作が重いと思ってタスクマネージャーを見ると、Software Reporter Toolというものが複数起動しているということがあります。
Software Reporter Toolとは一体どういうものなのか分からず不安や疑問を抱えている人もいるかと思います。
Software Reporter Toolとは、Google Chromeに組み込まれている管理ツールです。Google Chrome利用時に、Chromeの不具合やエラー情報、有害なプログラムや拡張機能を発見した際に、その情報をGoogleに向けて送信する役割を持っているものになります。
Googleが開発したアプリケーションですので、ウイルス/マルウェアである心配は必要ありません。
しかし、このSoftware Reporter Tool、CPU使用率が高く、場合によってはPCの動作が重い状態になることも少なくありません。その際、CPU使用率が高いため停止/無効化していいのかと思う人もいるでしょう。
このSoftware Reporter Tool、Chrome自体の動作に影響するものではないため、停止/無効化しても問題ありません。ただし、Google Chromeのクリーンアップなどの一部が利用できなくなる可能性はあります。
Software Reporter Tool自体は1週間に一度起動する程度ですので、よほどSoftware Reporter ToolのせいでPCの動作が重いのが改善されないという場合に停止や無効化することをおすすめします。
なお、仮に停止してもGoogle Chromeの再インストールで元に戻すことが可能ですので、停止や削除をおこなうことにひどく神経質になる必要はありません。
ではSoftware Reporter Toolが原因でPCの動作が思いなどの弊害が出ているため停止/無効化/削除する場合の手順の説明に移ります。それぞれ説明していきます。
まずはSoftware Reporter Toolを停止する手順の説明からしていきます。停止はタスクマネージャーからSoftware Reporter Toolを選択して、タスクの終了をしてください。
Software Reporter Toolを無効化する場合、やり方は2つあります。まずはGoogle Chromeの設定から無効化する方法です。Chromeの設定を開きましょう。
「同期とGoogleサービス」をクリックします。
「Chromeの機能と動作の改善に協力する」をオフにすればOKです。
SwReporterのプロパティを変更して無効化する方法もあります。エクスプローラーで下記の場所を開いてください。UserName部分は自身のユーザー名に置き換えましょう。
C:\Users\UserName\AppData\Local\Google\Chrome\User Data |
「SwReporter」のフォルダで右クリックして「プロパティ」を開きます。
「セキュリティ」タブを開いて、「詳細設定」をクリックします。
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