生配信で棒読みちゃんでのコメント読み上げ機能を利用しているなら、参加者が読み上げをゆっくりにしたり、音程を変えたりできるコマンド機能を使ってみよう。この記事では、棒読みちゃんでのコマンドの使い方と、利用できるコマンドの一覧を紹介します。
棒読みちゃんでは、コマンドというものを使うことができます。コマンドを使うことで、どのようなことができるのか、棒読みちゃんではどのようなコマンドを利用できるのか、この記事では、棒読みちゃんのコマンドについて詳しく解説します。
棒読みちゃんのコマンドとはどのようなものなのでしょうか。
読み上げスピードや読み上げる音声の音程は基本的に棒読みちゃんで事前に棒読みちゃんで設定したスピードや音程になります。しかし、コマンドの利用を有効にしておくと、読み上げるテキスト中にコマンドを入力することで、読み上げスピードをゆっくりにしたり、音声の音程を簡単に変えることができます。
生配信のときでも、配信者が事前に参加者のタグや教育機能の利用を許可しておくと、参加者がコメント欄にコマンドを入力するだけで簡単にゆっくりや音程を高くしたり低くしたりできます。
棒読みちゃんでのコマンドの仕組みとは、「辞書登録」の機能を使ってコマンドを置換する機能を利用しています。デフォルトで設定されているコマンドもありますが、自分で辞書登録することで、新しいコマンドを作ることもできます。
棒読みちゃんのコマンドには「教育」というコマンドがあります。棒読みちゃんの教育コマンドとは、言葉の読み方を生配信に参加している視聴者がコマンド入力で登録できる機能のことです。棒読みちゃんの読み間違えがひどい言葉や、特に読ませたい読み方がある場合に、視聴者でも教育コマンドを使って配信者の棒読みちゃんに読み方を登録できます。
もしも「棒読みちゃん」を「ぼうぼう」と読ませたいのなら次のようにコマンドを入力します。
教育(棒読み=ぼうぼう)
もしくは次のように入力します。
(Study 棒読み=ぼうぼう)
すると「棒読みちゃん」という言葉が入力されると、「ぼうぼう」と発音されるように教育できます。教育を消去したい場合には忘却コマンドを次のように使います。
忘却(棒読みちゃん)
忘却(単語)でその単語に教育した読み方を簡単に消去できます。
コマンドはタグ辞書に登録することで、自分で使いやすいものを登録できます。しかし、棒読みちゃんで視聴者が教育やコマンド入力したりタグ辞書に新しいコマンドを入力するためには、配信者側の事前の設定が必要です。
配信者は配信を始める前に、棒読みちゃんの「音声合成」タブを開き、テレビマークのボタンの「配信者向けの機能」を有効にします。テレビマークがカラーになっていれば有効です。グレーアウトしていれば無効になっています。配信向けの機能を有効にすれば、視聴者からのコマンド入力や教育機能が利用できます。
配信向けの機能を有効してから「辞書登録」から「タグ」を開きます。画面上部の入力欄の「検索文字列」に入力するコマンドを、「置換後」にそのコマンドで実行したい事を入力します。
例えば、読み上げスピードを速くするためのコマンドを「は)」と検索文字列に設定します。「置換後」に「(Speed 150)」と入力して「新規追加」をクリックします。すると、そのコマンドが新しく追加されます。
棒読みちゃんでは自分でタグを設定しなくてもデフォルトでタグがコマンドが設定されています。どのようなコマンドが使えるのか、主なコマンドを一覧で紹介します。
コマンド | 実行されること |
y) | 読み上げ速度ゆっくり |
b) | 女性2の声で読み上げ |
h) | 男性1の声で読み上げ |
d) | 男性2の声で読み上げ |
a) | 中性の声で読み上げ |
r) | ロボットの声で読み上げ |
t) | 機械1の声で読み上げ |
g) | 機械2の声で読み上げ |
やまびこ) | やまびこのように反響する |
エコー) | 声にエコーがかかる |
速度(数字) | (数字)の速度で再生 |
音程(数字) | (数字)の音程で再生 |
音量(数字) | (数字)の音量で再生 |