iOS15へのアップデートができるようになりましたが、今回はiOS15へアップデートせずiOS14.8としてアップデートするという選択肢もあります。iOS15とiOS14.8のいずれを選択すればいいのか、それぞれの違いや注意点について解説します。
iPhoneの最新iOSとしてiOS15が発表されましたが、このiOS15へのバージョンアップには過去になかった「アップデートをしない」という選択肢としてiOS14.8へのアップデートもできるようになっています。
iOS14.8とiOS15のどちらを選べばいいか分からないという人も多いのではないでしょうか。
変更が大きいのはiOS15の方ですので、もしiOS15へのアップデートを検討している場合はiOS15へのアップデート前に次のことを確認しておきましょう。
まず、iOS15への対応機種についてです。iOS15への対応機種は次のとおりとなります。
そんなiOS15へソフトウェアアップデートをすることで利用できる新機能もあります。iOS15の主な新機能は次のとおりです。
iOS15へのアップデートによる不具合ですが、プライバシー保護機能であるプライベートリレーを原因とした不具合がキャリアからいくつか報告されています。
docomoの場合はdアカウントメニューでの2段階認証やパスワード確認ができない、auの場合は世界データ定額が利用できない、Softbankの場合は動画SNS放題でデータ量を消費するというようなものです。
オフにすれば影響はなくなるため、それで回避しましょう。他にも「SNSの通知機能がおかしい」「バッテリーの消耗が妙に早い」というような不具合もiOS15で多発しているようです。
iOS15とiOS14.8の違いについてですが、iOS14.8はiOS14の機能の修正や追加をしているアップデートです。そのため、現状のiOS14の場合と大幅な変更点はありません。
iOS15の場合は前述したような新機能があるため、そういったiOS15特有の新機能はiOSでは使用できないため、その点は理解しておきましょう。
なお、iOS15へのソフトウェアアップデートを自動的におこなわないようにするためには設定が必要となります。
基本的にiPhoneでは自動的に最新バージョンへのソフトウェアアップデートがされるよう設定されています。
自動アップデート防止は「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で「iOSアップデートをインストール」をオフで可能です。
今回のアップデートではiOS15へせずにiOS14.8にするという選択肢もあるため、iOS15の不具合が解消されたバージョンが出るまではiOS14.8で利用すると言うのも一つの方法です。
なお、iOS15へアップグレードする場合は次の注意点を踏まえた上でおこなってください。
まず、iOS15は最新OSとなるため、利用できないアプリがある可能性があります。インストールしているアプリがiOS15に対応しているかどうか事前に確認しておきましょう。
また、iOS15は前述したとおり不具合も報告されていますので、iOS15へのアップデートはその点も加味しておこなってください。
また、iOS15に限った話ではありませんが、アップデートの影響でデータが消える可能性があることも鑑みて、iOS15やiOS14.8へのアップデートの前には必ずバックアップを取っておいてください。
iOS15は新機能も増えますが、不具合なども報告されています。iOS14.8とiOS15のいずれかを選択することも可能なため、この記事を参考にしてアップデートをしてみてください。
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