iCloud写真には、iPhone端末内の写真データがバックアップ/同期されていますが、そのiCloud写真がなぜか見れないことがあります。iCloudでバックアップ/同期した写真の確認方法とともに、見れない場合の対処方法を解説していきます。
iPhoneの写真は、iCloud写真をオンにしておくことでバックアップ/同期してiCloud上で管理することが可能です。iCloud写真にバックアップ/同期されているデータはiCloudや同期している端末から確認することができます。
iCloud写真でバックアップ/同期した写真を見る方法の説明からしていきます。
まずはiPhoneからiCloudの写真を見る方法から説明します。前提として、iPhoneからバックアップされる写真データとしては「iCloud写真(iCloudフォトライブラリ)」と「マイフォトストリーム」があります。
iCloud写真(iCloudフォトライブラリ)とは、iCloudの容量上限まで保管可能なバックアップ/同期方法です。iCloud写真はiOS12.0以降の名称で、それ以前の名称がiCloudフォトライブラリです。
保存期間の制限はないものの、iCloudの容量上限までですので、かなりの枚数の写真のバックアップ/同期をする場合は無料の5GBでは足りないこともあり課金が必要となる可能性が高いです。
マイフォトストリームとはiCloud容量としてはカウントされないものの、最大で1000枚までしかアップロード/同期できないうえ、過去30日分の保管しかしてくれません。
保管期間の制限があるため、ずっと保管しておくバックアップ/同期先としては適していませんが、同期先の端末に保存したら削除するというような一時的な同期先としての利用にはうってつけと言えるでしょう。
ただし、マイフォトストリームは最近Apple IDを作成した人には利用できないという可能性が高いです。iPhoneの設定アプリ内に「マイフォトストリーム」があるかどうかで利用可能かどうかの判断が可能です。
iCloud写真(iCloudフォトライブラリ)やマイフォトストリームでバックアップ/同期した内容を確認するためにはiPhoneの「写真」アプリを利用します。
iCloud写真(iCloudフォトライブラリ)は、そのバックアップ設定がオンになっていれば「写真(ライブラリ)」タブ内の写真データはすべてバックアップされています。
マイフォトストリームは、「写真」アプリの「アルバム」内にある「マイフォトストリーム」からバックアップ/同期された写真を確認することが可能です。
iCloud写真(iCloudフォトライブラリ)やマイフォトストリームがオンになっているかどうかは、設定アプリを開いた一番上に表示されるユーザー名部分をタップします。
「iCloud」をタップしてください。
「写真」をタップします。
iCloud写真(iCloudフォトライブラリ)がオンになっていればバックアップ/同期されている状態になります。マイフォトストリームについても同様です。
ただし、iCloud写真は常時同期状態となるため、写真アプリでの削除=iCloudからの削除となるためその点注意が必要です。
ここまではiPhoneを利用する方法でしたが、パソコンからもiCloud写真を見ることができます。まずはWebから確認する方法です。下記リンク先へアクセスしましょう(スマホの場合はパソコン用のページとして表示してください)。
Apple IDでのログインをおこないます。
「写真」を選択してください。
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