Windows10のパソコンが重い、頻繁にフリーズして固まるという場合にはどのような原因が考えられるのだろうか。この記事では、パソコンの動作が重い、フリーズして固まるときの原因と、PCのメモリを軽くするなどの対処法について詳しく解説する。
Windows10のパソコンの動作が遅くなる、重くなりフリーズするときには、どのような原因が考えられるのでしょうか。この記事は、パソコンが遅くなる原因と、軽くするための対処法について詳しく解説します。
まずは、パソコンが本当にフリーズしているのかどうかを判断する時の確認ポイントについて解説します。
マウスやキーボードを操作してもパソコンが全く反応しないときには、原因がパソコンではなくマウスやキーボードの接続の可能性があります。
マウスやキーボードを有線接続している場合には、USBケーブルがしっかりと接続されているか、無線接続の場合にはBluetooth接続がしっかりできているか、確認してみましょう。
パソコンにはHDDやSSDを認識しているかどうかを確認できるアクセスランプが付いています。DVDドライブのアクセスランプなども搭載されているPCもあります。
パソコンが正常に動作しているかどうかはアクセスランプを見ればわかります。HDDやSSDへアクセスしてデータの読み書きをしていれば、アクセスランプが点滅します。
動作が遅くても点滅していればパソコンが何らかの処理をしている事がわかります。
キーボード操作などをしてもアクセスランプが点滅せずに点きっぱなし、もしくは電源が入っているのに点いていない、という場合には、パソコンに何らかの不具合が発生している可能性があります。
Windows10でパソコンが重い、フリーズして固まってしまったときの原因とはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
パソコンが重いときには、パソコンで行いたい処理に対して、メモリ容量が不足していることが考えられます。動画処理を行ったり高性能グラフィックスが必要なゲームで遊んだりするときには、ある程度のメモリ容量が必要です。パソコンに搭載しているメモリを確認して、容量が足りているか確認してみましょう。
パソコンは使っていると熱を発します。長時間使い続けていると高温になりますが、通常は冷却ファンによって冷却されて使い続けることができます。
しかし、パソコン内部や通気孔にゴミやホコリが溜まったり、冷却ファンの排熱性能を超える負荷をかけた使い方をしたりすると、排熱がうまくいかなくなり熱暴走が起こり、パソコンの動作に不具合が生じます。
パソコンのシステムやアプリケーションのプログラムに何らかの不具合が生じたことで、パソコンやアプリの動作が遅くなったり、フリーズしたりすることがあります。この場合位は、システムやアプリの修復や再インストールが必要になります。
PCがウイルスに感染すると、パソコンを動かす上で重要なシステムファイルを破壊されたり、バックグラウンドでアプリが勝手に動作したりするようになってしまいます。その結果として、パソコンがフリーズしたり、動作が重くなることがあります。
Windows7やWindows8からWindows10にアップグレードしたことで、パソコンの動作が遅くなったりフリーズしたりすることがあります。この場合には、原因はドライバーがウインドウズ10に対応していないことが多いようです。ドライバーの更新で対応できます。
PC内部のメモリやハードディスクなどの部品の物理的な故障が原因で、パソコンがフリーズしたり起動しなくなったりすることがあります。この場合には、パソコンを専門業者に修理に出すしかないでしょう。
無線接続のマウスやキーボードを使っている場合には、マウスやキーボードの電池切れ、充電切れが原因の可能性もあります。
有線マウスであればパソコン本体から給電されますが、無線接続のものは電池や充電が必要です。電池の交換や充電をしてみましょう。
Windows10のパソコンが重い、頻繁にフリーズして固まるという場合に、原因にかかわらず動作を軽くするために試してみたほうがいい対処法は次の2つです。
Windowsのパソコンがフリーズして固まるというわけではないけれども、極端に動作が重い、アプリの動きが遅いと言うときには、アプリケーションで負荷の高い処理を行っている可能性があります。
動画の処理やファイル形式の変換、データ処理などのアプリでは、スペックの低いパソコンには大きな負荷がかかり、パソコン全体の動作が遅くなります。
パソコンが重くなる原因のアプリケーションに心当たりがある場合の対処法は、そのアプリでの処理が終了するまで少し時間をかけて待ってみましょう。
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