iTunesを利用していて、最新版以外を使いたい状況になった場合、ダウングレードしたバージョンのiTunesを利用することも可能です。この記事ではiTunes12.7からiTunes12.6にダウングレードする方法を解説します。
基本的に、Apple社もiTunesは最新版を利用することを推奨しています。
ただし、iTunes12.7からはApp Store画面がなくなってしまったので、パソコンでのアプリのダウンロードや、iPhoneへの同期を行いたい場合にはiTunes12.6にダウングレードしなければなりません。
この記事ではiTunesライブラリのバックアップ、復元方法、およびiTunes12.7からiTunes12.6にダウングレードする方法を解説します。
WindowsでのiTunesのダウングレードは、iTunesライブラリのバックアップをとってから、既存のiTunesをアンインストールし、iTunes12.6を再インストールする形になります。
Windowsでのダウングレード方法を解説します。
まず、iTunesライブラリのバックアップをしましょう。
iTunesのダウングレードをすると、作成したプレイリスト等のデータが正常に動作しなくなってしまう場合があります。その為、バックアップファイルは別フォルダにコピーするか、移動しておくと安心です。
iTunesライブラリファイルは、特に変更をしていなければ次の場所に保存されています。
C(ローカルディスク):\Users(またはユーザー)\ユーザー名\Music(またはマイミュージック)\iTunes
iTunesのダウングレードが完了した後にiTunesを起動してみて、プレイリストや曲が消えてしまっていたなら、まずはiTunes Library.itlをコピーしてみると、一旦表示されていなかったプレイリストや曲が復活する場合があります。
コントロールパネルを開き、プログラムの中の「プログラムのアンインストール」をクリック。
現在インストールされているソフトウェアが一覧で表示されます。
iTunesのダウングレードの為には、6つのプログラムをアンインストールする必要があります。
アンインストールするプログラム(今回はiTunes)をクリックしたら、整理タブの横にある「アンインストール」をクリックします。
アンインストールするかどうかの確認メッセージが表示されるので、「はい」をクリックします。
これでiTunesのアンインストールは完了です。
iTunesフォルダに移動して、最新のitlファイルを、iTunes Library.itlにコピーして復元します。
iTunesフォルダはiTunesの環境設定画面の詳細タブの「iTunes Mediaフォルダの場所」で確認が可能です。
変更していなければ「C:\Users\ユーザー名\ミュージック\iTunes」にあります。
Apple公式サイトからWindows版のiTunesのバージョン12.6.2をダウンロードしてインストールします。
Windows版iTunes12.6.2のダウンロードはこちら
インストールして起動できる事を確認すれば完了です。
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