Kingbox.(キングボックス)でYouTube動画をダウンロード保存する方法
Kingbox.(キングボックス)では、ストリー民再生されている動画の保存ができ、YouTubeの動画をダウンロード保存することも可能です。どうやってKingbox.(キングボックス)でYouTube動画をダウンロードするのか、その使い方/方法を説明します。
Kingbox.(キングボックス)でYouTube動画をダウンロード保存する方法
YouTubeなどストリーミング再生されている動画は、保存するためにはそれに対応した使い方/方法を利用する必要があります。Kingbox.(キングボックス)はそれが可能な無料のアプリケーションです。
Kingbox.(キングボックス)とは
まずは、Kingbox.(キングボックス)とはどういったものなのかについて簡単に説明します。
Clipbox/クリップボックスの後継とされる動画を保存できる無料アプリ
Kingbox.(キングボックス)とは、前述した通りKingbox.内でダウンロード保存した動画などのファイルの管理ができるiPhone用の無料アプリケーションです。
無料で利用可能なClipboxやClipbox+の後継としてリリースされた無料アプリで、動画の保存も簡単にすることができます。iPhone用の無料アプリケーションなのでAndroidでは利用できません。
2022年4月15日でサービス終了
Kingbox.は、ClipboxやClipbox+のサポートが終了してから利用していた人も少なくありません。
しかし、このKingbox.も2022年4月15日にサービスが終了し、現在はトルミルというアプリケーションの利用が推奨されています。トルミルもKingbox.同様、無料で利用可能な保存アプリです。
Kingbox.でYouTube動画をダウンロード保存する方法
Kingbox.(キングボックス)でYouTubeの動画をダウンロード保存するための使い方は、iPhone1つで可能なとても簡単なものです。
Kingbox.アプリの基本的な使い方
Kingbox.での動画ダウンロードをする基本的な使い方ですが、大まかに流れを説明すると、ダウンロードしたいYouTubeの動画URLを取得し、それをKingbox.のブラウザで起動して動画を保存する、という形になります。
まずはYouTubeの動画URLを取得しましょう。YouTubeアプリであれブラウザからであれ、YouTubeの動画URLは「共有」ボタンから取得できます。
「コピー」をタップしてYouTubeの動画URLを取得してください。
動画のダウンロードをするため、Kingbox.(キングボックス)のアプリを起動します。
Kingbox.の起動時に表示されるメニューのうち、「ブラウズ」をタップしてください。
「ブラウザ」をタップします。
Kingbox.のブラウザのホーム画面が開くため、検索窓をタップしてください。
コピーしたYouTubeの動画URLを貼り付けます。
キーボードの「search(検索)」をタップして、URL先を開きましょう。
動画が自動再生されるのであれば、そのまま進んでください。再生されなければYouTubeの動画の再生ボタンをタップして再生しましょう。
Kingbox.画面下部のメニューの「+」ボタンをタップしてください。
「Are you ok?」をタップします。
「OK」をタップしましょう。
保存するファイル名を設定します。
「選択」をタップすると保存先の指定ができます。フォルダの新規作成なども可能ですので、必要に応じて設定しておきましょう。
保存設定ができたら「OK」をタップします。
ダウンロードが実行されるため、終了するまで待ちます。
ブラウズ履歴のファイルダウンロードが上記のようになればYouTubeの動画をKingbox.でダウンロードが完了します。
ダウンロード保存した動画の再生方法
保存したYouTubeの動画はKingbox.から再生することが可能です。ダウンロード保存したYouTubeの動画はKingbox.内から再生します。「コレクション」をタップしましょう。
ダウンロードした、再生したいYouTubeの動画をタップして開いてください。
再生ボタンをタップすることでYouTubeの動画の視聴/再生ができます。再生などはよく見かける音楽再生画面と同じ使い方ですので、特に難しいことはありません。
iPhoneのカメラロールにダウンロード保存した動画を書き出す方法
なお、Kingbox.でダウンロードしたYouTubeの動画はKingbox.内でのみ管理する状態になっています。iPhoneの方から再生する使い方をしたい場合は、iPhoneのカメラロール内にKingbox.でダウンロードした動画を保存する必要があります。
iPhoneのカメラロールに、ダウンロードしたYouTubeの動画を保存するためには「コレクション」を開いてください。
「Action」をタップします。
カメラロールに保存したいファイルを1つ選択します。
下側にメニューが表示されます。ここを右から左へスワイプしましょう。
「カメラロール」をタップしてください。
「カメラロール」内を確認すると、保存できたかどうか確認できます。これでKingbox.でダウンロードしたYouTube動画を保存完了です。
なお、「カメラロール」への保存はファイル1つずつしかできません。複数のファイルをKingbox.からカメラロールへコピーしたい場合は、1つずつ「カメラロール」に追加する作業をおこなってください。
動画の拡張子を変更して音楽として再生する方法
動画を保存したけれど、ほしいのはその音源だけということもあります。その場合は、動画の拡張子を変換して音楽として再生するようにすることも可能です。音楽ファイルにすることで、動画の音声をバックグラウンド再生することもできます。
YouTube動画の拡張子の変更は、コレクションページでおこないます。「Action」をタップしましょう。
一覧から変換したいファイルを選択します。音楽ファイルに変更したいファイルが複数あるのであれば、チェックを入れても大丈夫です。
下側に表示されたメニューを右から左へスワイプして切り替えてください。
動画マーク(三角形が表示されているマーク)から音符がついているマークに矢印が向いているボタンをタップします。
「変更する」をタップしましょう。
音楽ファイルであるm4a形式に変換されます。
なお、音楽ファイルに変換したファイルは、動画ファイルに戻すことも可能です。その場合は音符がついたマークから動画マークに矢印が向いているマークをタップし、「変更する」を押せばOKです。
Clipboxからのデーターの移行方法
Clipboxを利用していた場合、Kingbox.でもう一度YouTubeの動画などを移動するのは手間です。嬉しいことにClipboxやClipbox+からKingbox.へ、ダウンロードしたYouTubeの動画などを含めたデータの移行ができますので、そのやり方も説明します。
なお、ここではPCを利用したClipboxからKingbox.への移行方法を説明しています。
iPhone内での以降も可能ではあるものの、ファイルを1つずつ移行していく必要があります。iPhone内でのClipboxからKingbox.への移動はファイルが両手で数えられる程度の人にだけおすすめの方法です。
PCでClipboxからKingbox.へデータ移行をする場合、iTunesもしくはFinderを利用します。ここではiTunesを利用した方法で説明します。まずはiTunesを起動して、PCにiPhoneを繋げてください。
PCでiPhoneの認識されるとiPhoneのマークが表示されるためそこをクリックします。
左側のメニューにある「ファイル共有」をクリックします。
現在iPhoneの中にあるアプリ一覧が表示されるため、データ移行元のClipbox(もしくはClipbox+)をクリックしましょう。
Clipbox内のファイル一覧で表示されるため、Kingbox.へデータ移行するファイルを選択します。[Ctrl]キーを押しながらクリックすることで複数選択することも可能です。
ファイルの選択ができたら「保存」をクリックしましょう。
保存したいフォルダを選択(必要があれば新規フォルダを作成)して、データ移行用のファイルをPC内に作成してください。
次に、「ファイル共有」のアプリ一覧から「Kingbox」をクリックして選択しましょう。
「ファイルを追加」をクリックします。
先ほど作成したClipboxのデータ移行ファイルがあるフォルダを開いて、データ移行するファイルを選択します。複数選択する場合は[Ctrl]キーを押しながら複数選択、もしくは[Ctrl]+[A]ですべて選択しましょう。
「開く」をクリックします。これでKingbox.へのデータ移行が完了します。
コレクション内でフォルダ分けされているような場合や、PC内の別のファイルもKingbox.に追加したい場合は、iTunesのファイル共有メニューで開いたKingbox.に向けてフォルダをドラッグ&ドロップする方法が便利です。
最後に
Kingbox.では、YouTubeの動画URLを取得すれば簡単にダウンロード保存することができます。
既にサービスが終了していることもあり、いずれ動画のダウンロードができなくなりますが、Kingbox.のアプリ自体が利用できなくなるまではここで説明した方法でダウンロード保存できるため、参考にしながら使ってみてください。