皆さんWinSCPというソフトを知っていますか?知っていても使い方をご存知ですか?本記事は、サーバーを持っている人に必須の機能を備えている便利なソフトウェアのWinSCPの使い方等を初心者向けにご紹介した記事となっています。
皆さんWinSCPというソフトウェアを知っているでしょうか。WinSCPとは何のことか分からない・知っていても使い方が分からない人も多いかと思います。
このWinSCPは現在のインターネット環境で問題になりつつあるデータの安全性についての問題を解決すべくあるソフトウェアのことです。
具体的にどのようなことができるのか、WinSCPとはどのようなソフトなソフトなのか、WinSCPとはどのような使い方をするソフトなのかをご紹介していこうと思います。
このWinSCPの主な使い方はファイル等のデータを転送することです。しかしファイル等のデータを転送するといっても、メールやクラウドでファイルのデータを転送すればいいじゃないかという人もいるかと思います。
このWinSCPはそんなメールなどで送れるクライアントを対象にした使い方を想定しておらず、サーバーに接続してデータをファイル等を転送することを想定しています。
このデータ転送を安全に送り、かつ簡単に送れるようにしようというのが、このWindows専用でWinSCPというツールとなっています。
なぜWindowsのPCでこのWinSCPの使い方が簡単なのか。それはWinSCPは主にGUIを使って操作できるためです。GUIとはGraphical User Interfaceの略で、使い方としてファイルをクリックすると開く事ができるといったGUIとなっています。
そのため、使い方として難しかったWindowsのサーバーへのファイル転送をグラフィカルにすることで、簡単にデータ転送を行える使い方にしています。
先ほどまでの章で、WinSCPはどのようなものかご紹介してきました。サーバーに接続してデータを転送という使い方をするソフトだとご理解いただけたらいいと思います。
しかし、簡単になるだけで、使い方を理解している人には全く何のメリットもないのではないかと思う人もいると思います。しかし、WinSCPは使いやすいというメリットの他に、何個かのメリットもあります。
本章ではそんなWinSCPを使用する上でのメリットについてご紹介していこうと思います。
このWinSCPはSCP、STFP、FTPSに対応しています。安全にデータを送受信できるプロトコルが多く対応しているため、用途に応じて設定を変更し、プロトコルを変更するという使い方ができます。
これらのプロトコルは説明するととても長いので、割愛させて頂きます。
SCP、SFTP、FTPSに対応しているということで、暗号化・認証にSSLまたはSSL/TLSが使われています。
そのため、セキュアな通信を行うための要素として、暗号化と認証をどちらもしっかりされているので、データの送受信が安全に、つまり安全な情報のやり取りが出来るようになっています。
これまでの章でWinSCPとは何か、どのような使い方をするのか、そしてどのようなことがメリットとなっているのかをご紹介してきました。これでWinSCPの使い方はサーバーに安全にファイルを転送できるということだと理解いただけたかと思います。
便利なWinSCPの使い方をご紹介したので、次は具体的にWinSCPはどのような使い方をするのかご紹介していこうと思います。このWinSCPはWindowsでしか動かないので、ご注意ください。
まずWinSCPの使い方とは等ご説明していく前に、WinSCPをインストールしなければ使えません。なので、まずはWinSCPをインストールするために公式サイトにアクセスしてください。
WinSCPの公式サイトには、上図のようなダウンロードページへのリンクが貼っていますので、これをクリックしてWinSCPのダウンロード画面にいってください。
WinSCPのダウンロード画面に上図のようなダウンロードボタンがあります。使い方として基本的に最新版をダウンロードして頂ければ問題ありませんが、もし古いバージョンを使用したい場合は上図の赤枠右のボタンを選択してください。
バージョンによって、若干の使い方の変化やバグの多さは異なります。自分の好みの使い方ができるバージョンを選択してもいいと思いますが、公式なサポートは受けにくいです。
先ほどの動作でWinSCPのダウンロードは完了しました。次にWinSCPをWindowsにインストールしていきます。
使い方として、まず先ほどダウンロードしたソフト(.exe)をダブルクリックして起動してください。起動すると上図のようにまず使用許諾の画面が出てくるので、データの使い方等を読んで問題なければ許諾を押してください。
1 / 3
続きを読む