iPhoneを機種変更する際に新しいiPhoneでも同じデータを使用する場合はデータの復元が必要です。古いiPhoneを手放す場合は、初期化も必要です。この記事では、機種変更時などのiPhoneの初期化の方法と、データ復元の手順の解説をします。
まずはiPhoneの初期化が必要な場面の紹介をしていきます。iPhoneの初期化は通常時は必要ありません。いくつかの状況下になった場合は初期化が必要になります。
まず最初のiPhoneの初期化が必要に場面ですが、iPhoneを機種変更時に下取りに出すときです。下取りの場合は必ず初期化が必要なわけではありませんが、個人情報保護のためにも初期化をしておくことをおすすめします。
2つ目の初期化が必要な場面ですが、他人にiPhoneを譲渡するときです。譲渡するときも下取り時と同様で、個人情報保護のために初期化をすることをおすすめします。個人でネットに売買をするときにも初期化をするようにしましょう。
3つ目の初期化が必要な場面ですが、iPhoneが不調なときです。iPhoneの動作が不調なときに、トラブルシューティングとして初期化をすることがあります。
iPhoneを初期化することで問題を切り分け、iPhoneのどこで問題が起きているのかを確認することができます。
初期化が必要な場面の4つ目ですが、iPhone本体のパスワード忘れでiPhoneのパスコードロックが解除できない場合です。
パスワード忘れでロック解除できない場合もそうですが、パスワード忘れですでになんどもパスコード入力を済ませた場合にも必要になります。
パスワード忘れでなんども入力をするとパスコードの入力自体不可能になります。ディスプレイ操作が不調になり、勝手にパスコードを入力することも可能性としては低いですがありえるので気をつけましょう。
機種変更等でiCloudにバックアップを作成し、データを復元する場合は初期化が必要です。iCloudからデータを復元するには、初期設定からの復元が必須なので必ず初期化をしましょう。
機種変更時に注意したい点として、iCloudバックアップ復元をする前に新しいiPhoneにデータを保存やメール設定等の設定をしないことです。
例えばデータを復元する前に写真を撮影してしまうと、以前のiPhoneのデータを復元するには初期化をするので、せっかく撮影した写真を残しておくことが難しくなります。
両方のデータを残すことはできないので、機種変更時は特にデータの復元を行ってから使用するようにしましょう。
では、iPhoneの初期化を行う前にやっておくことの解説をしていきます。必ずしなければいけないことと、そうでないこともあるので合わせて解説をしていきます。
iPhoneの初期化の前にしておくこととして、まずはiPhoneのバックアップです。初期化をする場合でも、状況によってはiPhoneをバックアップすることはできないこともあります。
ただ、バックアップはiPhoneを使用していく上で基本中の基本なので覚えておきましょう。iPhoneをバックアップする方法は2通りあり、iTunesバックアップとiCloudバックアップと言います。
Appleの機能以外を使えば他の方法でもバックアップをすることはできますが、基本はiTunesバックアップかiCloudバックアップをしていれば問題ありません。
では、ここからはiTunesバックアップの方法と手順の解説をしてきます。iTunesバックアップとはPCに取り込んだiTunesのソフトを使用しPCのストレージにバックアップをする方法です。
Macの場合は元からiTunesがインストールされていますが、WindowsPCの場合はインストールが必要です。下にiTunesのダウンロードリンクがあるので、そこからダウンロードしインストールしましょう。
iTunesのインストールが完了したら、iTunesを起動させ、LightningケーブルでPCとiPhoneを接続します。PCがiPhoneを認識すると、iTunesの画面の中にiPhoneのアイコンが表示されます。
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