話題の「信用スコア」とは?あなたも自分のAIスコアを診断してみよう

今巷で話題の「信用スコア」とは何か知っていますか?「信用スコア」とはいくつかの質問に答えることにより、AIによって自分の可能性が「スコア」として診断される仕組みです。「信用スコア」の診断は無料で、個人が特定される情報は不要なので気軽に診断してみましょう。

目次

  1. 1「信用スコア」とは?
  2. 2日本でいち早く信用スコアを始めた企業「J.Score」
  3. 3AIスコアの診断方法
  4. 4信用スコアを活用したサービス
  5. アプリ限定の「ハビットチェンジ」
  6. AIスコア・リワード
  7. 合わせて読みたい!Webに関する記事一覧

「信用スコア」とは?

最近テレビやニュースサイトでよく話題となっている「信用スコア」を知っていますか?「信用スコア」とは個人に紐つくデータを元にその人の信用度を分析し数値化する仕組みを言います。

「信用スコア」とはアメリカや中国などFintech先進国では、すでに日常生活においても広く普及しつつあります。特にクレジットカード社会のアメリカでは、個人の資金状況を中心にスコアで表す仕組みが整っています。

借入金の返済履歴や債務残高、信用履歴の長さなどから診断され、金融関連の取引だけでなく、ライフラインの契約や就職などの信用度チェックにも活用されています。

さらに人口約14億人の中国でも民間の大手IT企業が信用スコアを運営していて、信用スコアが浸透していると言えます。

2020年までには政府主導で年齢、職業、学歴、公共料金の支払い記録、決済状況、契約履行履歴、公共交通機関での振る舞いなど、あらゆるデータから信用スコアを算出する「社会信用システム」の全国導入を進めています。

そしてようやく日本でも大手通信会社やIT企業が信用スコアサービスに参入するという報道が続々とされ話題となりました。いずれは先行する国々と同じく、日常生活をより快適に過ごすためのサービスのひとつになっていくことでしょう。

これまで個人の社会信用といえば、学歴や職歴、年収、家族構成、融資履歴などの情報から診断するものが多く、例えばフリーランスというだけでローン契約を断られてしまうケースも少なくない状態でした。

信用スコアを活用することでその人の信用を多面的に診断でき、例えばデポジットを不要にしたり高価な商品の後払いを実現したりと、日本においても柔軟な社会が実現できるでしょう。

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日本でいち早く信用スコアを始めた企業「J.Score」

2018年後半から日本の大手通信事業者やIT系企業が、金融機関の融資審査やパートナー企業との連携を見据えた信用スコアサービスの提供を発表し話題となりました。

これらは先進的な取り組みに思えるかもしれませんが、実は2017年から日本でサービスを提供しているFinTech企業のJ.Score(ジェイスコア)という企業があります。

J.Scoreとは2017年9月にみずほ銀行とソフトバンクが立ち上げたFintechベンチャー企業です。J.ScoreはAI(人工知能)やビッグデータを活用して自身の信用力や可能性をスコア化するサービス「AIスコア」を提供しています。

「AIスコア」はカテゴリーで分けられたいくつかの質問に答えていくだけで、ユーザーの入力したさまざまなデータを分析した上で信用スコアを提示してくれます。AIスコアの診断は無料で、スマホで気軽に試すことができます。

J.Scoreの提供するAIスコアの特徴の一つとして、氏名や住所など個人を特定するような情報を入力する必要がなく、ニックネームで始められるという仕組みが大きな魅力と話題になっています。

J.Scoreが日本で目指しているのは、他国で普及している取り組みで先行しがちな「信用スコア=監視社会」というイメージではなく、可能性や信頼性を公正にスコア化することで自分の未来を切り開くことを後押しできるような世界を実現することだと言います。

J.Score(ジェイスコア) - 日本初、AIスコア・レンディング、始まる

AIスコアの診断方法

J.Scorが提供する「AIスコア」は、Web版やアプリ(iOS、Android)で始めることができます。まずはメールアドレスとパスワードでアカウントを設定するか、Yahoo! JAPAN IDでログインしましょう。

チャット形式でニックネームや生まれた年と月、年齢、最終学歴など18問程度の質問がされます。これらの基本情報を簡単に入力することで、現在のスコアが診断され表示されるという仕組みです。

AIスコアは1000点を上限として、年収や職業などの基本情報から、性格や趣味まで幅広い項目を分析して診断する仕組みとなっています。スコア診断は、スマホ上で簡単に迅速に行うことができる上個人信用情報機関に記録が残ることもありません。

この時点でJ.Scoreのマイページに表示される情報の入力状況は5%程度で、ここから先がAIスコアの注目すべきポイントと言える点です。

さらにページ内にある「スコアアップ」を選択すると「生活」「性格」「ファイナンス」「ウォレット」「プロフィール」「情報連携」といった項目から、さまざまな質問が表示されます。追加情報を入力することで、「AIスコア」を変化させていくことができます。

追加で入力する内容は、収入や毎月の支出、資産などから、今後やってみたい趣味や習い事、洋服やアクセサリーを買うときに重視するポイントといった、生活習慣、趣味嗜好、語学力など、非常に幅広いものとなっています。

その数は全部で150項目もあり、入力したくない情報はスキップできますが、項目の多さに驚きます。これがJ.Scoreの「AIスコア」ならではの特徴的な診断方法です。

他にも「情報連携」の項目から、ソフトバンクの携帯電話ユーザーやみずほ銀行に口座を持っている人、もしくはヤフーとの取引があれば、情報連携に同意することでスコアアップの可能性があります。

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信用スコアを活用したサービス

J.Scoreには他国の「信用スコア」との違いを裏付ける要素として、J.Scoreならではの機能やサービスがあります。その一部を紹介します。

アプリ限定の「ハビットチェンジ」

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