iPhoneの便利な検索機能、「Spotlight検索」をご存知ですか?iPhone内のデータやアプリ、Wikipedia等のWeb検索も簡単な操作であっという間に出来る優秀な機能です。今回は、Spotlight検索の使い方と設定方法をご紹介いたします。
「Spotlight検索」は、iPhone、iPad、iPod touchで使用できるiPhone標準の検索機能です。アプリをインストールしなくても、iPhoneを初めて起動した時から使える標準機能なのです。
今回は、この「Spotlight検索」をiPhoneで活用する方法と、設定方法をご紹介させていただきます。
Spotlight検索は、iPhone内にある広範囲のデータを一括検索出来る機能です。例えばiPhone標準のメール・メッセージの内容や、カレンダーに登録している予定等。
更には、アプリの名前やミュージックに入れているアーティストや曲、連絡先に登録している名前やアドレス、ファイルアプリ内のデータ名、設定アプリ内のメニュー、iPhone内蔵辞書等、広範囲のコンテンツを検索出来ます。
Spotlight検索では、検索バーに文字を入力するだけでWeb検索も簡単に出来てしまいます。検索結果の中には、利用者数が多く検索優先順位も高いWikipediaの該当ページも表示されます。
iPhoneでSafariを起動する必要が無い上に、検索結果からWikipediaを探すという手間も省けるのでとても便利です。Wikipedia専用アプリを起動する手間すらないとは、驚いてしまいますね。
前項ではSpotlight検索はiPhone内のデータを広範囲に一括検索する事が出来る、と機能を列挙しましたが、一体これらの機能はどのように便利なのでしょうか。
次はiPhoneをお使いの方にとって非常に便利なSpotlight検索の使い方をご紹介したいと思います。
iPhoneでSpotlight検索を使うと最も便利なところ、それは少ない動作で様々な機能を使用出来る事です。Spotlight検索を使い始めると、今から挙げるものは今後「Spotlight検索以外でやらない」様になるかもしれません。
Spotlight検索のWeb検索では、Googleを使った検索が出来ます。iPhoneでSafariを開く事無くGoogle検索が出来るので、出先で急いで調べ事をしたい時にとても便利です。
iPhoneの設定アプリの中の項目も、Spotlight検索で探す事が出来ます。iPhoneの設定を変えたいけれど、設定アプリのどこにあるのか見つけられない…という経験のある方は多いでしょう。
そんな時、Spotlight検索でキーワードを入力すれば簡単に該当ページを見つける事が出来ます。
ホーム画面から目的のアプリを中々見つけられなかった事がありませんか?それはアプリの並べ替えやフォルダ分けをしてiPhoneを整理していても、起きてしまいます。
しかしSpotlight検索を使うと、アプリの名前の一部を入力するだけで該当のアプリを探してくれます。
Spotlight検索に意味を知りたい言葉を入力すれば、すぐにiPhoneプリセット辞書の検索結果を教えてくれます。
iPhoneには日本語(スーパー大辞林)、英語(ウィズダム英和/和英辞典)、Apple用語辞典が日本語に対応している他、英英辞典や仏英辞典等、全36種類の辞典がプリセットされています。
これらは設定アプリ>一般>辞書の一覧から、チェックを入れている辞書だけが検索対象になります。
Spotlight検索に数式を入力するだけで、計算結果が表示されます。その上Spotlight検索では、iPhone標準の電卓アプリでは出来ないような括弧を使った式や、三角関数や対数等を使った複雑な計算も出来ます。
三角関数まで使う様な計算をする機会はあまり多くはありませんが、いざという時に関数電卓を持っていなくても、iPhoneがあれば計算が出来るのです。
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