最近、Twitter等で見かける「エゴサ」や「エゴサーチ」という言葉、この言葉の正しい意味を知っていますか?この記事では、エゴサとは?この言葉の本来の意味とは?という疑問に答え、エゴサーチという言葉の使い方や誤用、そのやり方や危険性について紹介します。
最近、インターネット上やTwitter等のSNSで目にするようになったエゴサ、エゴサーチという言葉、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?あなたはこの言葉の正しい意味を知っていますか?そもそも、エゴサとは何?と思ったことはありませんか?
このページではあなたにエゴサ/エゴサーチの正しい意味やエゴサのやり方、間違いや誤用の例、さらにメリットとデメリット、その危険性と注意点についてお伝えします。
まずは、エゴサ/エゴサーチの本来の意味と誤用について解説していきます。はじめに正しい本来の意味、次に、よくある間違い・誤用とその間違った意味、誤用の具体例の解説を行います。
エゴサ/エゴサーチとは、どういう意味なのでしょうか?正しい、本来の意味とはどのようなものなのでしょうか?最近、インターネットで出てきた言葉なので辞書で意味が解説されているような言葉ではありません。wikipediaによると
エゴサーチ(英語: egosearching)とは、検索エンジンなどを使って自分の本名やハンドルネーム、運営しているサイト名やブログ名を検索し、インターネット上における自分自身の評価を確認する行為のことである。略してエゴサともいう。
という解説がしてあります。つまり、エゴサーチの意味とは「私ってネット上でどういう風に思われているんだろう?」と考えたときに、Googleなどの検索エンジン、TwitterなどのSNSの検索機能を使って自分の本名やハンドルネームを検索して、インターネット上における自分自身の評価を確認する行為という意味です。
また、自分の運営しているサイト名/ブログ名の検索もエゴサーチの意味と合致するので、ネット上において自分自身に、強く関連する語句、キーワードを検索し、その評価を確認する行為という意味でも使えます。
例えば、自分自身が開発したソフトウェアの評判を、「ソフトウェアの名称 評判」というように検索した場合も、エゴサーチの意味に含まれます。また個人でなくても、企業が自社の製品名を検索することもエゴサーチに該当します。
そして、wikipediaの解説に書いてある通りエゴサとは、エゴサーチの略語であり、同じ意味です。
言葉の由来としては、ラテン語で私、自己、自分を意味する「エゴ(ego)」に、英語で「検索する」という意味を持つ単語「サーチ(search)」をつなげたものです。「ガードマン」や「コンセント」といった日本で生まれた和製英語というわけではないのですが、英語では egosearching や egosurfing ということがあります。
まとめると、エゴサの意味とは
①ネット上の検索機能を使って、自分の本名やハンドルネーム、もしくは自分に強い関連のあるキーワードを検索する
②その結果から、ネット上における、他者から見た自分の評判や評価を確認する
この2つの行動をすることがエゴサーチの本来の正しい意味になります。
本来の意味が分かったかとは思います、次によくある誤用、間違いについてお伝えします。その誤用とは、エゴサの意味を「検索することそのもの」や「多くのことを調べること」という意味として使ってしまうことです。
もうお分かりとは思いますが、この誤用には「自分自身について検索すること」と「そこから自分自身の評価を確認すること」という正しい意味が抜けています。単なる検索や多くのことを調べるという意味ではありません。
逆に言えば、誤用かどうかを判断するには、その意味に「自分自身についての検索か?」「その検索する目的が自分自身の評価の確認するためか?」という意味があるかどうかを確認すればいいのです。
誤用を理解するために、エゴサーチが本来の意味で使われていない具体的な例を3つご紹介します。
これは、単なる「検索」という意味で使われており、「自分自身について」という意味がないので間違いです。エゴサーチに該当しません。
ただし、もしあなたがそのカフェを経営しているのでしたら、そのカフェの名前を検索して評判を確かめるのはエゴサーチとして正しい意味になります。
これも間違いです、単に「より多くのことを調べた」という意味でエゴサを使っています。エゴサの本来の意味とは大きく違います。
これは、一見エゴサーチの正しい意味で使っているように考えられますが、間違いです。自分自身の評価の確認をする目的で検索していません。正しい意味ではありません。
誤用を判断するポイントは、本来の意味にある、「自分自身について検索すること」と「評価を確認すること」という2つの行動がセットになっているかどうかということです。
そして、この本来の意味から考えると「~でエゴサした」や、単に「エゴサした」という文章なら誤用されていない可能性が高いですが、「~についてエゴサした」や「~をエゴサした」という文章なら誤用です。
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