Googleの検索履歴を消す方法や残さない方法、検索履歴を非表示にする方法などを紹介します。Google Chromeの検索履歴は、設定次第ですぐに非表示にでき、残さないよう消すことも可能です。またシークレットモードを活用すれば、消す手間を省くことも可能です。
家族でPCを共有していると
まずGoogle Chromeを開きます。ウィンドウ右上の「…」マークから「履歴」をクリックします。
その後、履歴ページに切り替わるため、ウィンドウ左側にある「閲覧履歴データを消去する」をクリックします。
「どれくらい過去にさかのぼって閲覧データを削除するか?」を聞かれます。あなたの希望にあった項目を選んでください。
さらに「なにを削除するか」を詳しく選ぶことができます。
基本の選択項目は、
ここからは、検索履歴を削除するときに表示される選択項目を解説していきます。
閲覧履歴にチェックを入れると、検索バーへの入力履歴とオートコンプリートデータが削除されます。オートコンプリートデータとは、WebブラウザでURLやユーザー名などを1文字入力すると、その後入力するであろうデータを予測して自動入力してくれる機能と保存されたデータのことです。
ダウンロード履歴にチェックを入れると、お使いのPCでこれまでダウンロードした履歴が削除されます。
「cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れると、ご使用のPCに保存されているcookie(クッキー)と他のサイトデータが削除されます。
cookieとは、閲覧したサイトの会員証のようなもの。訪れた日時や訪問回数、ログイン時に必要なIDやパスワードなどさまざまな情報があなたのPCに保存されています。
1度cookieを削除すると、これまでPCに保存されていたIDやパスワードもすべて削除されるため、ログインが必要なWEBサイトには再度IDやパスワードを入力する必要が生じます。
「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れると、お使いのPCに保存されているキャッシュされた画像やファイルが削除されます。
キャッシュとは、WEBページを開くときにパソコンやスマホにデータを保存して、次に同じページを閲覧するときより速く表示させる仕組みのことです。キャッシュが溜まりすぎると、パソコンの動作が遅くなることがあるため、定期的に溜まったキャッシュをクリアする必要があります。
さらに「詳細設定」を選ぶことで、より詳細に削除項目を指定することも可能です。
「パスワードとその他のログインデータ」にチェックを入れると、cookieの中でもIDやパスワードが削除されます。よくWEBサイトにログインした後、「このログイン情報を保存しますか?」こんな表示されます。
この表示に「はい」と答えたとき、お使いのPCにあなたのログイン情報が保存されます。この保存された情報が削除されるのです。
「自動入力フォームのデータ」にチェックを入れると、あなたがこれまでさまざまなフォームに記入した際にPCに保存されていた住所や名前などのデータが削除されます。
これはオートコンプリートデータの一部です。これまでWEBサイトでユーザー名や住所などを入力していたなら、それがパソコンに保存されているのです。
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