「MacBook Pro(Touch Bar搭載モデル)」の初期設定方法を解説！

この記事では、「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルの初期設定方法を解説します。「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルは今までのモデルと異なり、大きな変化があったため、初期設定をするだけでも困難に感じるかもしれません。

この記事は、そんな「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルの初期設定方法を知りたいという人や、そもそも「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルとは何か、今までの「MacBook Pro」と何が異なるのかについて知りたい人も参考になるはずです。

「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルの初期設定方法を解説する前に、まずは、「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルとは何かについて解説していきます。ぜひ、初めから読み進めてみてください。

「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルとは、Touch IDの組み込まれたAppleのノートパソコンのことです。Touch IDとは、指紋をデバイスに登録することで、ロック解除やパスワードの登録ができる機能のことです。

Touch IDの組み込まれたApple製品は、iPhoneまたはiPadにしかなく、これまでのMacシリーズには搭載されていない機能でした。つまり、「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルは、Touch IDが初めて組み込まれた初期モデルということになります。

Touch IDを使えば、ロック解除やパスワード設定、決算等も素早くできるため、キーボードで文字を入力する必要がなくなります。このように、「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルは、以前のモデルと比べて格段に使いやすさの幅が広がったと言えます。

早速、「MacBook Pro」Touch Bar搭載モデルの初期設定方法を解説していきます。これまでのモデルと比べて、大きく変化した部分であるため、この記事を読んで初期設定をしてみてください。

「MacBook Pro」Touch Bar搭載モデルの初期設定手順です。

1. 電源を入れる
2. 言語と地域の設定
3. キーボードの入力設定
4. Wi-Fiの設定
5. データの転送設定
6. Apple IDでサインイン/新規作成
7. パスワードの設定
8. 利用規約の確認
9. コンピュータアカウントの作成
10. iCloudキーチェーンの設定
11. エクスプレス設定
12. iCloudにデータを同期する設定
13. File Vaultディスク暗号化の設定
14. Siriの設定
15. 位置情報サービスの設定

まず、初期設定をするために、「MacBook Pro」の電源を入れる必要があります。「MacBook Pro」を開くと自動的に電源が起動します。

次に、言語と地域の設定です。ここでは、言語を「日本語」を選択します。後から変更することも可能です。

キーボードの入力設定は、基本的にデフォルトの設定で構いません。画像の枠内のように、項目ごとに選択し、「続ける」をクリックします。

必要であれば、Wi-Fiの設定をします。接続したいWi-Fiを選択します。

Wi-Fiパスワードの入力をします。

「続ける」をクリックし、データ転送設定に移ります。「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」「Windows PCから」「今は情報を転送しない」のいずれかを選択します。ここでは、「今は情報を転送しない」を選択します。

Apple IDでサインインするかどうかの画面に切り替わります。Apple IDを新規作成する場合は、下の「Apple IDを新規作成」をクリックします。Apple IDでサインインすると、アプリやその他サービスを受け取ることができます。

次に「MacBook Pro」のパスワードの初期設定を行います。

利用規約の確認ができたら、「同意する」をクリックします。

コンピュータアカウントの作成に移ります。アカウント情報である「フルネーム」「アカウント名」「パスワード」「ヒント」「時間帯（チェック）」を入力し、コンピュータアカウントの初期作成を行ってください。

iCloudキーチェーンとは、パスワードとクレジットカード情報を「Macbook Pro」に同期することです。設定する場合は、「iCloudキーチェーンを使用」を選択します。後で設定することも可能です。

エクスプレス初期設定です。機能が自動的に設定されることですが、特に必要がなければ「続ける」をクリックし、次の初期設定に移ります。

初期設定で、iCloudにデータを同期する場合は、ファイルをiCloud Driveに保存する初期設定を行います。

File Vaultディスク暗号化の設定を行います。セキュリティ対策のための設定なので、チェックを入れて「続ける」をクリックします。

Siriの設定は「このMacでSiriを有効化する」にチェックを入れるとSiriの設定をすることができます。

最後に、位置情報サービスの設定を行えば「MacBook Pro」Touch Bar搭載モデルの初期設定が完了します。位置情報サービスは、位置情報（データ）を自動的に共有してしまう可能性もあるので、心配な場合は位置情報サービスはオフにしておくと良いです。

ここで、「MacBook Pro」Touch Bar搭載モデルの初期設定と使い方を解説します。

再度、「MacBook Pro」Touch Bar搭載モデルの初期設定手順をまとめておきます。

1. 電源を入れる
2. 言語と地域の設定
3. キーボードの入力設定
4. Wi-Fiの設定
5. データの転送設定
6. Apple IDでサインイン/新規作成
7. パスワードの設定
8. 利用規約の確認
9. コンピュータアカウントの作成
10. iCloudキーチェーンの設定
11. エクスプレス設定
12. iCloudにデータを同期する設定
13. File Vaultディスク暗号化の設定
14. Siriの設定
15. 位置情報サービスの設定

新しく搭載されたTouch Barの使い方を解説します。

Macのロックを解除する場合は、Touch IDに登録した指紋を合わせると解除することができます。Touch IDの場所はキーボードの右上にあります。パスワードも同様の方法で登録することができます。

Touch IDを使って買い物をする場合、同じくキーボードの右上のTouch IDの場所に指紋を合わせることでできます。

Apple PayにTouch IDを使う手順についてです。

まずは、Apple Payを設定します。「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルでは、初期設定時にApple Payを設定する画面が表示されるので、案内に従って設定をします。

SafariでApple Payを使う場合、指紋をTouch IDとして登録しておけば、簡単に支払いをすることができます。

最後に、「MacBook Pro」Touch Bar搭載モデルのおすすめ設定方法を紹介します。

「MacBook Pro」Touch Bar搭載モデルの設定手順は次の通りです。

トラックパッドとは、タッチパッドのことです。トラックパッドのを設定することにより、より「MacBook Pro」が使いやすくなります。「システム環境設定」から設定を行うことができます。

初期設定では、解像度が下がっているため、同じく「システム環境設定」から解像度の設定を行います。

輝度の自動調整はオフにしておくと良いです。自動で明るさが変わる上、バッテリーの消耗にも継がるため、できるだけオフにすることがお勧めです。

バッテリーの表示設定は、残りのバッテリーを数字で表示させる設定です。バッテリーアイコンをクリックすることで設定できます。

日付の表示設定は、「システム環境設定」から「日付と時刻」で設定できます。

デスクトップの整理を行う場合は、デスクトップ画面で右クリックし「表示順序」「グリッドに沿う」を選択します。

見た目やインターフェースの設定では、メニューバーとDockをダークテーマにするかどうかを設定することができます。「設定」から「一般」を選択します。「メニューバーとDockを暗くする」にチェックを入れることで設定完了です。

いかがでしたか。「MacBook Pro」のTouch Bar搭載モデルの初期設定は今までのモデルと異なり、新たな初期設定が加わっています。

また、Siri設定や言語設定Apple IDなどの基本的な初期設定方法も同時に確認しておくと良いです。言語設定やWi-Fi、位置情報サービスなどの基本的な設定は今までと同様ですが、この記事を参考に初期設定をしてみてください。