2020年04月30日更新
Google Arts & Cultureを紹介!世界中の美術館の有名アートを鑑賞できる?
Google Arts & Cultureは世界中のアートを気軽に楽しむことができるアプリです。Google Arts & Cultureでスマホから有名絵画を鑑賞したり、自分に似たアート作品の登場人物を探してみると、アートを身近に感じられますよ!
目次
Google Arts & Cultureとは
グーグルが提供する「Google Arts & Culture」は、家にいながら世界の美術館や博物館を巡り、アート作品を鑑賞することができるサービスだ。インスピレーション探しに美術館のバーチャルツアーもありだが、ファッションに特化して学びたいなら「We Wear Culture」がおすすめhttps://t.co/t2vDRmcp9o
— WWD JAPAN (@wwd_jp) April 28, 2020
Googleが提供しているGoogle Arts & Cultureは、世界中のアートを鑑賞できます。アートに詳しい人はもちろん、アート初心者にもおすすめのアプリです。
世界各国にあるアート作品を無料で検索して楽しめるのが特徴です。アート作品だけではなく、アートとファッション、アートと伝統文化など、アートと他のコンテンツを組み合わせた記事も楽しめます。
世界中にある美術館/博物館作品を鑑賞できるアプリ
アートを紹介するサイトやサービスは他にもありますが、Google Arts & Cultureは、世界各国にある有名美術館や有名作品などをいつでも鑑賞できます。スマホからでもパソコンからでも、作品を楽しめます。
スマホの場合はGoogle Arts & Cultureアプリで、パソコンの場合は拡張機能として利用できます。スマホでもパソコンでも、Google Arts & Culture公式サイトからアートを楽しむこともできますよ。
Googleストリートビューを使って、美術館や博物館巡りもできます。Googleストリートビューならではの没入感で芸術を楽しめます。
現在地周辺の美術館/博物館を調べられる
GPSの位置情報機能をオンにしておけば、Googleマップで今いる周辺の美術館や博物館を表示することができます。旅行先などですぐに美術館や博物館に行けて便利です。
また旅行先でせっかく美術館に行ったのに、人ごみがすごくてアート作品がよく見られなかったという場合でも、Google Arts & CultureからGoogleストリートビューを使ってゆっくりと改めて閲覧できます。
世界中の美術館や博物館に行ってみたいけれど、なかなかチャンスがないという人にもおすすめのアプリです。
Google Arts & Cultureで世界中の美術館の有名アートを鑑賞できる?
Google Arts & Cultureでは、世界中の美術館や博物館に飾られている作品を楽しむことができます。有名なアートをじっくり観てみたいけど、実現できないという人にぴったりです。
鑑賞できる特徴
Google Arts & Cultureアプリ版でも拡張機能版でも、公式サイトでも閲覧できるアート作品は同じです。鑑賞できるアート作品は紀元前のものから現在のものまで幅広くあります。
美術館や博物館に飾られている作品を、わざわざ現地に足を運ばなくても鑑賞できるので、多くのアート好きが楽しんでいます。旅行に行けない時に、旅行に行った気分を味わうのにもちょうどいいですね。
有名アート/ストリートアートに対応
Google Arts & Cultureで閲覧できるアート作品は、ゴッホやモネ、クリムトなどの中世ヨーロッパのアーティストから、バンクシーのような現代ストリートアーティストの作品も楽しめます。
Google Arts & Cultureで検索できる作品は水彩画、油絵、スプレーアートなどさまざまで、年代によって絵のタッチが変わっていることや、ジャンルによって流行が違うことなどを発見できます。
世界80国2000以上の美術館/博物館に対応
美術館や博物館を検索する機能もありますが、世界80か国2000以上の美術館や博物館に対応しています。世界中の美術館や博物館の中を楽しむこともできます。
Google Arts & Cultureで検索できるアート作品はその作品の描いた作者の背景、その時代の習慣、作品のポイントなどを細かくストーリーで解説する機能もあります。
作品が書かれたときの裏話から、作品に隠されたテクニックまでストーリー仕立てで分かるので、アーティストに詳しくなくても十分楽しめます。
現地鑑賞した感覚を得られる
Google Arts & Cultureってこんな風に世界中のミュージアムとかヒストリカルスポット(世界遺産も!)をおさんぽできてそれだけでインフィニットにタイムイートしてしまってロコ的にちょっとデンジャーなんですよね。でも現地でリアルな作品も見たいなーって思う事もあったんですけど
— ロコ (@rocorythem) March 6, 2020
Googoe Arts & Cultureの特徴はただ世界中のアート作品を楽しめるだけではなく、現地で作品を鑑賞したような気分になれます。
美術館や博物館の中をGoogleストリートビューで巡回できるので、現地に足を運んだ感じを楽しめます。実際に有名美術館や博物館で、有名な作品を観る時は人が多く、美術館や博物館の建物を楽しむ余裕がないことも多いです。
Google Arts & Cultureなら、無人状態の有名美術館や博物館の中を自由に移動できます。
Google Arts & Cultureの機能
Google Arts & Cultureの機能はアートにあまり知識がない人が初歩的な知識を得つつ、作品を楽しむ場合にも、知識がある人がさらに勉強する場合にも便利です。ここからはGoogle Arts & Cultureの機能を開設していきます。
超高解像度画像で鮮やかに鑑賞できる
Google Arts & Cultureはズーム機能が便利です。絵具や素材の凸凹まで、はっきりと分かるくらいズームにできます。
ただこのようなズーム機能は画質が心配ですよね?Google Arts & Cultureは、100%ズームにして絵画を鑑賞しても画像の粗さが目立ちません。
普通に干渉する場合もとても鮮やかできめ細かい画質でアート作品を楽しめるので、美しいアート作品の魅力を損なわずに鑑賞できます。Google Arts & Cultureでは、綺麗な画質で絵画を楽しむことができます。
世界中の絵画を楽しむ時に画質は大切ですが、Google Arts & Cultureではどの作品も高画質で閲覧できます。
ズーム機能で目前鑑賞
美術館や博物館に行ってアート作品を鑑賞する場合は、ある程度の距離が必要です。しかしGoogle Arts & Cultureは、作品のディテールが分かるくらい近くまでズームできます。
100倍ズームだと油絵の具の凸凹もはっきりと分かります。普通に見ただけでは分からない人物の表情なども分かります。
Googleストリートビューで360度体験が可能
美術館に行く楽しみはアート作品を鑑賞することだけではなく、美術館そのものの空気に触れることです。
Google Arts & CultureではGoogleストリートビューで、美術館や周辺に設置されている作品など3,544件も没入感たっぷりに鑑賞や体験できるのが特徴です。
自撮り作品と似た作品を探せる
Google Arts & Cultureはアート作品を鑑賞するだけではなく、楽しい機能も充実しています。例えばあなたが自撮りした画像と作品に描かれている人物を比較して、あなたと似た作品の登場人物を探す機能があります。
あなたの自撮りとマッチした作品が並んで表示されますし、マッチ率も分かります。
Google Arts & Culture のアプリで自撮り写真を撮ると、それを分析して、世界中の美術館や博物館のコレクションから自分に似た作品を表示してくれる⭐️
— marica (@marica_1007) July 30, 2018
いつの間にか日本でも使えるようになったのでやってみた…けど微妙🤔https://t.co/fEeJ7Y7LlU pic.twitter.com/qN37d9INxU
SNSでは、この機能を使った結果を投稿するのが話題になっています。Google Arts & Cultureがマッチすると判断した絵画と自撮りを見比べて、友だちと楽しむこともできます。
この機能を使うためには、Google Arts & Cultureにカメラ機能を許可する必要があります。しかし改めてGoogle Arts & Culture以外のアプリをインストールする必要はないので、すぐにはじめることができます。
髪型や服装を変えてもマッチする絵画の人物が変わらなかったり、性別が違う絵画の人物とマッチングしたりと面白い結果になります。
ガイド付き作品もある
美術館や博物館にいくと、イヤフォンでガイドを聞けるサービスがありますが、Google Arts & Cultureには、専門家が企画したツアーガイドで鑑賞できる機能があります。
アートは好きだけど、知識がないからもっと作品への理解を深めたい場合におすすめです。ツアーガイドは旅行先に行った時に、美術館や博物館をより一層楽しめるための準備としても活用できます。
美術館や博物館などの現地に行けない人だけではなく現地に行く前に基礎知識を身につけたり、芸術に関する勉強をしている人が情報収集に使ったりできます。
Google Arts & Cultureを楽しむ検索方法
Google Arts & Cultureでアート作品を楽しむためには、自分にあった検索方法を知っておくといいでしょう。さまざまな検索方法があるので、どんな風にアート作品を楽しみたいかを決めておきましょう。
共通点があるアート作品を探したり、同じ年代に描かれたアート作品を比較したり、アートに関わっているコンテンツを知ったりと楽しみ方は人それぞれです。
作者名や作品名で検索
Google Arts & Cultureは、作者名で検索するのがスタンダ―ドな方法です。作者のプロフィールや作品ヒストリーも作品と一緒に表示されます。
その作品が書かれた時代背景情報も分かるので、歴史の勉強にもなります。作者名はカタカナで検索しても結果が表示されます。
また作者名が分からなくても、作品のタイトルが分かれば検索できます。有名な絵画でも作者を知らない場合もありますが、きちんと検索できます。
色/素材/技法で検索
Google Arts & Cultureすげえ パブリックドメインで公開されてる古今東西の美術品の画像が見放題だし、色、年代、地域とかいろんな方法で検索できて永遠に見てられる pic.twitter.com/bSZ0GXZVJZ
— まち (@machi_wk) March 2, 2020
アート作品はインクや金属、光沢のある布、油絵などさまざまな素材で作成されます。素材や技法別でも作品を検索できるので、新しい発見があるかもしれません。
また色でも検索できるので、黄色い絵画、赤い絵画など色ごとにアート作品を比べて楽しめます。普通の美術館や画集などではこうした楽しみ方はできないので、Google Arts & Cultureならではの楽しみ方といえます。
時代/文化を検索
検索したり、鑑賞したりできるアートは紀元前8000年から現在までと膨大な量です。絵画の年代ごとに検索したり、時代別に検索したりできます。当時流行のファッション文化も知ることができます。
他には日本工芸も楽しめます。例えば寿司の歴史、うま味について、職人の包丁さばきなども閲覧できます。Google Arts & Cultureの名前の通り、アートだけではなく、それにちなんだ文化も楽しめるのです。
単純にアート作品を紹介するためのサービスではなく、時代背景、文化の変化過程なども分かります。アートを通じてさまざまな発見があるサービスです。
最後に
いかがでしたか?これまでのオンラインのアート紹介サービスとは全く違う、Google Arts & Cultureは、Googleストリートビューなどの機能でアートと身近に楽しめますよ。