【LINE Pay】銀行振込をする方法!受け取り方/手数料も解説!
LINEが提供するスマホ決済のサービスで便利な【LINE Pay】には、LINEの残高で銀行振込ができるサービスも存在しています。そこで【LINE Pay】での銀行振込の詳しい使い方や受け取り方、手数料や上限金額などの注意点を紹介していきます。
目次
LINE Payとは
この記事ではLINE Payの銀行振込に関する情報を紹介していきます。銀行振込の機能や受け取り方、手数料などの詳しいサービス内容を解説していくので参考にしてみてください。まずはLINE Payとは何かを簡単に解説していきます。
LINEが提供するスマホ決済サービスのこと
LINE PayとはメッセージアプリのLINEが提供しているスマホ決済のサービスです。事前にお金をチャージしておくことでLINE Pay加盟店での買い物をスムーズに済ませることが出来ます。
さらにはLINEを利用している友人との食事での割り勘や送金ができます。本人確認が不要のLINE Cashというアカウントを使用するので、気軽で便利に使うことができるサービスです。
バーコード決済に対応
LINE Payの支払いはバーコード決済に対応しています。他のスマホ決済であるPayPayやauPAYなども提供しているサービスで、簡単に決済ができるだけではなくポイント還元率が高いのも魅力となっています。
銀行振込サービスが登場
LINE Payは銀行口座やコンビニ、LINE Payカードからスマホにチャージしてスマホ決済を行うことができるサービスでしたが、2019年12月9日からは新たに銀行振込のサービスが追加されました。
LINE Payの残高を銀行に入金することができるサービスで、こちらは本人確認が必要なLINE Moneyというアカウントが必要となりますが、家族や友人への送金、公共料金の支払いなどにも役立てることができます。
24時間対応
LINE Payでの銀行口座への振込サービスは24時間365日いつでも行うことができます。ただし、着金に関しては振込先銀行の営業時間内であれば当日中ですが、営業時間外であれば翌日になることもあるので注意も必要です。
【LINE Pay】銀行振込をする方法
LINE Payとはどのようなサービスであるかを紹介しましたが、次は新たに使えるようになった銀行振込のサービスについて、その振込方法を解説していきます。
銀行振込を行う場合には、上記で紹介したようにLINE Moneyというアカウントが必要となるので、LINEの設定画面でアカウントタイプをLINE Moneyに設定しておく必要があります。
残高の確認
LINE Payでの銀行振込を行う前にまずはLINEの残高を確認する必要があります。送金したい金額以上の残高があれば銀行振込が可能となります。LINEポイントは現金に還元することが出来ないので送金することは出来ません。
LINEを起動
LINE Payを使用するには特に新しいアプリをインストールする必要はないので、まずはメッセージアプリであるLINEを起動します。
ウォレットタブをタップ
LINE画面の下部に「ホーム」や「トーク」「タイムライン」などのタブが表示されるので、右端にある「ウォレット」をタップします。
画面上部のLINE Pay残高を確認
「ウォレット」を開くとLINE Payの画面が開きます。上部にLINE残高が表示されるので確認することが可能です。
口座情報がわかる場合
LINE残高を確認出来たら、いよいよ銀行振込の手続きに入ります。LINE Payでは口座番号がわかるかわからないかによって振込方法が異なるので、それぞれの方法を紹介していきます。まずは口座番号がわかる場合の振込方法について解説していきます。
「送金」をタップ
LINE Payで銀行口座に振込をする場合には、まず「ウォレット」画面のLINE残高の下に表示された「送金」アイコンをタップします。
口座に振込の「送金」をタップ
次に青色の銀行マークがある「口座に振込」という項目の「送金」をタップします。
口座情報を入力
銀行口座に振込を行う場合には振込先の口座情報を入力する必要があります。振込先の名義、金融機関名、預金種目、口座番号と、振込人の名前を入力し「次へ」をタップします。
金額を入力
口座情報の入力を終えると次は振込金額の入力となります。金額を入力して「送金」をタップします。振込手数料がかかるので、振込をしたい金額が足りない場合にはLINE Payのチャージが必要となります。
暗証番号を入力
送金をタップすると暗証番号の入力画面に変わります。暗証番号とはLINE Payで登録した6桁のパスワード、もしくは生体認証です。LINEアプリのアカウントパスワードではなく、LINE Moneyのアカウントで登録したパスワードとなります。
受付が完了
暗証番号の入力が確認出来たら送金・送付の受付が完了です。自動で相手口座への振込が完了するので、受け取り側での操作は必要ありません。銀行のネットバンクのように簡単に使えるサービスとなっています。
注意点としては、振込先も振り込まれた側にもLINE Payからの通知はないので、振り込まれた側が気が付かないこともあります。そのため振込側が送金したことを伝えておく必要があります。
口座情報がわからない場合
LINE Payでの銀行口座がわかる場合の振込方法については上記で紹介しましたが、次は振込口座がわからない場合の送金について解説していきます。
口座番号がわからない場合でも、銀行振込の「送金」をタップするところまでは、上記のわかる場合と同じ操作になります。
「SMS・Eメール」をタップ
口座番号がわからない場合には口座振込の画面で、上部にある「SMS・Eメール」を選択してタップします。
電話番号かメールアドレスを入力
次に振込先の相手の電話番号かメールアドレスを入力します。相手のSMSかEメールに振込通知を送るためのものです。
名義を入力
振込先の口座名義名を入力します。本人名義であることが大事なので、LINEのあだ名などではなく相手の名義をきちんと入力します。入力が終われば「次へ」をタップします。
金額を入力
振込金額を入力します。こちらは上記の口座がわかる場合と同じ操作で大丈夫です。入力後は下部の「送金」をタップします。
暗証番号を入力
暗証番号入力場面に変わるので、LINE Payのパスワード入力か生体認証を行います。入力が終われば「確認」をタップします。
受付が完了
以上で振込が完了です。この方法では相手の口座に直接送金を行うのではなく、SMSやEメールのを介して相手に送金します。そのため相手が着金させるための受け取りの手続きがあります。受け取り方法は後述します。
振込内容に誤りがあった場合
電話番号かメールアドレスの場合、LINE Payでの銀行振込の送金が完了した後に振込内容に誤りがあった場合には送金を取り消すことが可能です。
キャンセルが可能
振込相手がSMSかEメールで届いたメッセージから、着金の受け取り(口座番号を入力)をする前であれば、送金・送金依頼履歴から「キャンセル」を行うことが可能です。
相手がすでにLINE Payでの口座番号入力を完了していると「キャンセル」ボタンが表示されませんが、表示があれば取り消すことが可能です。キャンセルした場合には振込手数料も含めた金額が振込先のLINE Pay残高に戻ります。
【LINE Pay】銀行振込されたお金の受け取り方
LINE Payで銀行振込を行った場合、口座番号がわかる場合には受け取り側への通知はありませんが、電話番号やメールアドレスで送金した場合には受け取り側に通知が届き、受け取りの手続きが必要となります。そこで次は受け取り方法について紹介していきます。
受け取り方
受け取り側はLINE Payから届いたメールアドレスから着金の手続きを行います。
通知されたリンクを開く
まずはSMSやEメールなど、LINE Payの振込通知が届いたものを開き、通知されたリンクを開きます。リンクには有効期限があり、通知を受け取った当日を含む7日以内に操作を行う必要があります。
「口座情報を入力」をタップ
リンクを開くとLINE Payからの振込通知の詳細が表示されるので、「口座情報を入力」をタップします。Eメールの通知では、メッセージ画面に詳細と「口座情報の入力」のタブが表示されます。
認証番号を入力
リンクから「口座情報の入力」をタップすると、同じSMSかメールアドレスに本人確認用の認証番号が届きます。
届いた認証番号をLINE Payの本人確認の画面で入力します。送金内容の確認と本人確認の手順が逆の場合もあります。
口座情報を入力
認証番号が確認できれば口座情報の入力画面へと切り替わります。上記の口座番号がわかる場合の操作と同じく、口座名義、金融機関名、預金種目、口座番号を入力します。
「完了」をタップ
全て入力できれば画面下の「完了」ボタンをタップし、LINE Payでの振込の着金手続きは終了です。
口座情報を間違えた場合
LINE Payからの着金の手続き中、万が一口座情報を誤って入力してしまった場合にはお金を受け取ることができなくなります。
自動的に返金
受け取ることが出来なかったお金は自動的に振込をした側に返金されます。受け取る側は完了ボタンをタップした後にエラー表示が出るわけではないので、確実に着金されたかどうかは口座で確認する必要があります。
振込をした側にはLINEウォレットのアカウントからの通知にて送金ができなかったことと、払い戻しがあることが通知されます。振込金額と手数料がLINE残高に返金されるので、戻ってきた場合には送金先に確認を行うのが賢明です。
【LINE Pay】銀行振込の注意点
LINE Payの銀行振込についてその情報と振込方法、受け取り方法について解説してきましたが、最後にLINE Payの銀行振込の注意点について紹介しておきます。
注意点
LINE Payの銀行振込の注意点は5点あります。手数料や上限、本人確認などお金や銀行に関わることなのでいずれもきちんと確認しておく必要があります。
手数料は176円
1つ目の注意点とは手数料です。LINE Payでは通常の銀行振込と同じく手数料がかかります。振込を行う際には手数料を含んだ分のLINE Pay残高がないと振り込むことが出来ないので事前にチャージをしておく必要があります。
手数料の金額は以前は220円でしたが、現在は176円となっておりLINE Payの銀行振込機能のリリース当初からは値下がりしています。
上限は1日10万
2点目の注意点とは振込金額の上限です。こちらも通常の銀行振込機能と同じく上限金額が決まっています。LINE Payでの上限は1日10万までとなっているので、複数の相手に送金を行いたい場合や上限の10万を超える高額な支払いには注意が必要です。
振込の完了通知はされない
3つ目の注意点とは振込の完了通知です。上記で紹介した通り、口座がわかる場合もわからない場合も振込の完了通知は行われません。LINE Payから通知が来るのは受け取り側が口座情報を間違えた場合にのみ、振込先に通知されます。
さらに手続きは主に振込先のみとなるので、振込手数料は振込をした側が負担になり、受け取り側に負担させることは出来ません。もちろんキャンセルがあった場合には手数料もLINE残高に返金されます。
本人確認が必要
4つ目の注意点とは本人確認が必要となることです。冒頭でも少し触れましたが、銀行振込を行うにはLINE ウォレットでの本人確認の登録が必要となります。登録していない場合には「送金」をタップした後に本人確認登録の画面が表示されます。
登録には「銀行口座を入力」して本人確認を行う方法か、「スマホでカンタン本人確認」という顔認証と本人確認書類(免許証やパスポート)をカメラで撮影する方法があります。
受け取りは翌日になる場合もある
5点目の注意点とは受け取りに関することです。LINE Payの銀行振込サービスは銀行のネットバンキングと似たサービスなので、送金は銀行の営業時間内になる可能性が高く深夜などの送金は翌日になる場合もあります。
まとめ
LINE Payの銀行振込サービスについて、その基本的な情報や送金の方法、受け取り方法や注意点を紹介してきました。
銀行のネットバンキングにわざわざ登録しなくとも、LINE Payから簡単に銀行振込ができるのでLINE Payでスマホ決済を日常化している方は特におすすめのサービスです。
手数料や上限、通知などの注意点はありますが、相手の口座番号がわからない場合でも送金することが出来るので、お祝い金などの利用にも向いています。本人登録は必要ですがとても便利なので是非使ってみてはいかがでしょうか。