2020年04月29日更新
ファミペイで公共料金/税金の支払いはできる?FamiPayボーナスは?
ファミリーマートなどで展開している決済サービス「ファミペイ」は公共料金や一部税金などの支払いができる非常に便利なサービスです。本記事ではファミペイで支払いできる公共料金や税金などの収納代行とできないもの、支払いで付与されるファミペイボーナスについて解説します。
目次
ファミペイで公共料金/税金の支払いはできる?
ファミペイ(FamiPay)は2019年に始まった決済サービスです。コンビニエンスストアのファミリーマートや一部提携ショップやオンラインストアで使うことができます。
ファミリーマートでは公共料金や一部税金の収納代行を行っていますが、ファミペイで公共料金や税金の支払いができるか検証します。
できる
ファミペイで公共料金の支払いはできます。ただし料金の払込表や納付書の表面にバーコードの印字とファミリマートで決済できる収納代行の表記がある公共料金のに限ります。ファミペイで払えるもの払えないものは以下となります。
税金の収納代行(自動車税・固定資産税など) | できる |
公共料金の収納代行(電気代・ガス代・水道料金) | できる |
POSAカード(AmazonやiTunesカードなど) | できる |
チケット代金 | できる |
タバコ | できる |
年賀状・ハガキ・切手・印紙 | できる |
宅急便料金など | できる |
BIGtoto | できる |
電子マネーのチャージ | できない |
インターネットショッピング | できない |
航空券 | できない |
旅行代金 | できない |
オークションサイトの支払い | できない |
国際送金 | できない |
電話料金 | できない |
ファミペイ電気代やガス代などの公共料金や各種税金などの収納代行の支払いが可能
ファミペイで支払いできる公共料金は電気料金、ガス料金、電話料金、水道料金、NHKの受信料などです。前述のとおり、ファミペイで決済できる公共料金はファミリーマートが収納代行を行っている一部の電力会社やガス会社などに限ります。
固定資産税や住民税に関しては管轄の市区町村で変わる
ファミペイで一部税金の払込みは2019年11月より利用不可になりました。納付できる税金は申告所得税、復興特別所得税、消費税、地方消費税、法人税、地方法人税などです。
なお住民税・固定資産税などの地方税に関しては管轄の市区町村で変わるのでご注意ください。
FamiPayボーナスはつく?
ファミペイは住民税・固定資産税などの地方税や一部税金、公共料金の支払いに使うことができることを紹介しました。では住民税・固定資産税などの地方税や公共料金をファミペイで支払った際にFamiPayボーナスはつくのか。
ここからは住民税・固定資産税などの地方税・公共料金を支払った際のFamiPayボーナスについて解説します。
全額をファミペイで支払う場合のみファミペイボーナスが付与
ファミペイで住民税などを支払った場合に付与されるFamiPayボーナスは全額をファミペイで支払う場合のみ適用されるのでご注意ください。
公共料金の支払いは1件につき一律で付与
公共料金のFamiPayボーナスの付与は1件につき一律で付与されます。公共料金の支払いは1件当たり一律10円分のポイントが付与されます。支払い金額の大小は関係なく付与ポイントは一律10円となっているのでご注意ください。
税金の支払いにはつかない
FamiPayボーナスは税金の支払いにはつきません。住民税・固定資産税などの地方税や税金自体に値引きやポイント還元はありませんが、ファミペイへのチャージのキャンペーンなどでFamiPayボーナス還元されるお得な場合もあるので、チェックしてみてください。
ファミペイで支払いできる公共料金/税金の調べ方
コンビニに払込用紙を持参してもファミペイで支払うことができないという無駄は避けたいものです。ここからはファミペイで支払いできる公共料金・住民税・固定資産税などの地方税・税金の調べ方について解説します。
支払いができるか確認する方法
ファミペイで支払いできる公共料金・税金の調べ方はファミペイのアプリとブラウザ版で確認する2つの方法があります。
アプリでの確認手順
ファミペイのアプリ版で支払いできる公共料金と税金の調べ方は以下となります。
1.FamiPayアプリを開きトップ画面の「NEW」をタップします |
2.「公共料金・各種料金お支払い」をタップします |
3.払込票のバーコードに記載された6桁の数字を入力します |
4.支払いできるのかチェックすることが可能ですな |
ファミペイで公共料金/税金を支払う方法
ここからはファミペイで公共料金・税金を支払う方法をFamiPayアプリを使って解説します。FamiPayアプリのダウンロード方法やチャージ方法などもご紹介します。
決済手順
スマートフォンでのFamiPayアプリへのチャージ方法や決済手順を解説します。最初にFamiPayアプリをダウンロードして用意します。
ファミペイアプリをダウンロード
まずお手持ちのスマートフォンにファミペイアプリをダウンロードします。ファミペイアプリはiOS版とAndroid版があります。AppStoreもしくはGoogle Playでダウンロードしてください。
チャージする
ファミペイアプリのチャージ方法はレジでチャージする方法やクレジットカードでチャージする方法などがあります。レジでファミペイアプリをチャージする方法は以下となります。
1.ファミペイアプリを起動する |
2.レジで「ファミペイのチャージ」を伝える |
3.ファミペイのバーコードを提示する |
4.チャージ金額をレジの画面で選び |
5.選んだ額を現金で支払うとチャージが完了します |
続いてチャージ用のクレジットカードでの登録方法です。ファミペイ用のクレジットカードはファミマTカード限定となります。現在は他のクレジットカードではチャージできないようです。
1.ファミペイアプリを起動する |
2.「チャージ」をタップする |
3.クレジットカードでチャージを選択する |
4.ファミペイの暗証番号を入力し「決定する」をタップ |
5.クレジットカードを登録するをタップ |
6.カード名義、カード番号などを入力し「次へ」をタップする |
7.「本人商品に進む」を選択する |
8.3Dセキュアの画面でパスワードを入力し「送信」をタップして完了 |
登録したクレジットカードでファミペイをチャージする方法は以下の手順となります。
1.ファミペイアプリを起動する |
2.残高の隣になる「チャージ」をタップする |
3.「クレジットカードでチャージ」を選択する |
4.ファミペイ暗証番号を入力して「決定する」とタップする |
5.入金額を選択して「チャージする」をタップする |
決済をするときにレジでバーコードを提示
ファミペイアプリの決済方法はレジで、チャージ済みのファミペイアプリのバーコードを提示するだけです。
1.ファミペイアプリを起動する |
2.レジで「ファミペイでの決済」を伝える |
3.ファミペイのバーコードを提示する |
4.チャージ金額を決済する |
5.バーコードを読み込むとチャージが完了します |
注意点
ここまでご紹介したとおりファミリーマートで収納代行している住民税・固定資産税などの地方税・税金・公共料金はファミペイでも支払うことができますが、一部公共料金や税金の支払いで注意点があります。
2019年11月1日より一部が支払い不可になった
2019年11月1日より、それまでファミペイでできた税金や家賃など一部支払いが利用不可になりました。支払い不可になったものは、払込票のバーコード番号の(91)に続く6桁が「908167」「548691」です。
このバーコードに該当するのは「販売代金」「税金」「保険料」「家賃」です。ファミペイの国民保険料や国民年金や税金の支払いは不可になりました。なお引き続き現金での支払いによる収納代行は行っています。
ファミペイで公共料金/税金を支払う際の注意点
最後にファミペイで公共料金・税金を支払う際の注意点を確認します。
支払う際の注意点
最後にファミペイで公共料金・税金を支払う際の注意点を確認します。ファミリーマートで収納代行している公共料金や地方税、税金ですが地域によってファミペイで支払いできないものも含まれている点です。
市町村によってできない場合がある
公共料金や地方税に関しては一律ではなくファミペイで支払いできない市町村もあります。
応対してくれるスタッフがわかっていない場合がある
前述のように支払い不可の自治体や、取扱いをやめた収納代行などもあり複雑化しているので、場合よってはファミペイの決済に関して対応してくれるスタッフがわからないケースもあります。
ファミペイの残高に注意
公共料金などを支払う際に気をつけたいのがファミペイの残高です。ファミペイボーナスの付与は1件につき一律10円付与されますが、残高が足りずに現金とファミペイでの支払いになると一律でもらえる10円のファミペイボーナスが貰えないのでご注意ください。
まとめ
ここまでファミペイで支払いできる公共料金や税金について解説してきました。公共料金や税金の支払いに割引き制度はないので、ファミペイボーナスの付与などでお得に支払いたいものです。ぜひファミペイでの支払い試してみてください。